一般社団法人 地域創造

出演地域伝統芸能

なまはげ太鼓(だいこ[秋田県・男鹿市]

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なまはげ太鼓は、ユネスコ無形文化遺産にも登録された国指定重要無形民俗文化財「男鹿のナマハゲ」と日本古来の「和太鼓」を融合させた古くて新しい男鹿独自の郷土芸能です。男鹿温泉交流会館「五風」での定期ライブ公演を開催している他、各種イベントにも精力的に参加しています。勇壮なナマハゲが叩く迫力ある和太鼓の演奏は、唯一無比の感動と興奮を与えてくれます。

今寺(いまでら)面浮立(めんぶりゅう[佐賀県・嬉野市]

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面浮立は、佐賀県が誇る民俗芸能のひとつ。笛・鐘・太鼓の囃子に合せ鬼面をつけて舞います。もともとは約450年前の戦における戦勝祝いの舞だったと言われていますが、現在は五穀豊穣への感謝をする神事芸能として受け継がれています。嬉野市に伝わる今寺の面浮立は、男衆の躍動感のある動と静を組み合わせた舞と、女衆の優美な鐘叩きの舞が調和した独特の演舞となっています。

行山流舞川鹿子躍(ぎょうざんりゅうまいかわししおどり)[岩手県・一関市]

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行山流舞川鹿子躍は、約300年前に宮城県南三陸町から一関市舞川に伝わった郷土芸能です。腰に太鼓をさげ、鹿の頭をかぶり、自ら唄い、太鼓を打ち鳴らし、背負った「ササラ」を揺らしながら勇壮に踊られるもので、五穀豊穣、念仏供養といった祈りが込められています。保存会会員らによる伝承活動が意欲的に行われ、若い継承者も育っています。岩手県指定無形民俗文化財。

淀江(よどえ)さんこ(ぶし[鳥取県・米子市]

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淀江さんこ節は幕末頃に北前船の発達により、九州方面から伝わった民謡がお座敷芸として淀江に定着し、明治から大正にかけて一大ブームとなりました。軽快なテンポに合わせて左官屋さんが土壁を滑稽に塗りあげる「壁塗りさんこ」や、「銭太鼓」、「傘踊り」など、明るさと躍動感が感じられる唄と踊りは、観る者を自然と笑顔にする力があります。米子市指定無形民俗文化財。

新城(しんじょう)囃子曲持(はやしきょくもち[神奈川県・川崎市]

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囃子曲持ちとは、米俵・酒樽など諸道具を使用し、囃子のリズムに合わせ力技と妙技を競う技芸です。「新城の囃子曲持」は明治の初め頃、農民の生活に取り入れられ、神事祭事などに欠かすことのできない庶民芸能として伝習されています。曲持ちは俵を使った基本形から様々な演目を持ち、観る人に迫力と楽しさと感動を与える技芸で、昭和52年神奈川県民俗芸能50選に選ばれ、翌53年には川崎市重要習俗技芸に指定されています。

比婆荒神神楽(ひばこうじんかぐら)[広島県・庄原市]

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比婆荒神神楽は、400年以上の歴史のある古式を留めた貴重な神楽で、広島県内の神楽において唯一国の重要無形民俗文化財の指定を受けています。庄原市東城町一帯で継承される古い神楽の形で、かつては四日四晩にわたって奉納されていました。この神楽は、鎮魂の要素を色濃く残しているのが特色といわれ、とくに託宣(神がかり)の神事を伝えていることは全国的にみても貴重とされています。

尾花沢花笠踊(おばなざわはながさおど)り[山形県・尾花沢市]

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大正8年、尾花沢市のかんがい用水確保のため徳良湖築堤工事が行われ、その際に唄われた土搗き唄が「花笠音頭」の発祥とされています。また、その土搗き唄に合わせて、笠を廻して即興で踊ったものが「花笠おどり」の原型とされ、現在では尾花沢市のみならず、山形県を代表する文化のひとつとなっています。

エイサー[沖縄県・沖縄市]

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エイサーは、本土の盆踊りにあたる沖縄の伝統芸能のひとつ。仏典を広めるために発生した念仏踊りが、しだいに姿を変えていったものであり、地域ごとに独自の衣装・踊り・掛け声など特色を持つ伝統が受け継がれています。中でも本島中部の沖縄市では特にエイサーが盛んに踊られています。演者同士が踊りながら交差し、様々なかたちへ大胆に変化する演舞体系、ダイナミックな男女混成の踊りなど見どころ満載です。