ステージラボは、公立文化施設等の職員を対象に、ワークショップ等の体験型プログラムやグループディスカッションなど、講師と参加者の双方向コミュニケーションを重視したカリキュラムに取り組む、少人数ゼミ形式の実践的な研修事業です。
令和5年度の後期セッションは、岡山芸術創造劇場ハレノワ(岡山市)にて2コースを開催します。各コースの詳細は募集要領をご覧ください。皆様のご参加をお待ちしています。
募集締切:2023年11月24日(金)必着
【日程】2024年2月6日(火)~9日(金)
【会場】岡山芸術創造劇場ハレノワ (岡山市北区表町3-11-50)
【開講コース】ホール入門コース、自主事業コース
【定員】各コース20名程度
【主催】一般財団法人地域創造
【共済】公益財団法人岡山文化芸術創造、岡山市
【後援】岡山県
◎ホール入門コース
【コーディネーター】
多田淳之介(演出家、東京デスロック主宰)
【対象となる職員の目安】
公共ホール・劇場(開館準備のための組織を含む)において、業務経験年数1年半未満(開館準備のための組織は年数不問)の職員
【コース概要】
入門コースでは、さまざまな状況の地域から集まった参加者たちで、まずはご自身の状況や考え、悩みをシェアするところから始めます。 演劇、ダンス、音楽のワークショップやレクチャーを体験してもらい、参加者同士で意見交換をしながら、今ホールが「やらなくてはいけないこと」「できること」「やりたいこと」をテーマに、今後のご自身の所属する地域やホールの活動を考える上での多様な視座やヒントを得るための4日間のプログラムです。
◎自主事業コース
【コーディネーター】
セレノグラフィカ 隅地茉歩(振付家、ダンサー) 阿比留修一(ダンサー)
【対象となる職員の目安】
自主企画による事業を実施している公共ホール・劇場において業務経験年数が2~3年程度の職員
【コース概要】
視覚情報に偏りがちな日々の中で、身体の感覚に着目することはどんな気づきをもたらしてくれるでしょうか。アートの生まれる現場に立ち会おうとする時、「見る目」も「語る言葉」も助けになりますが、それを生んでいるのは他でもなく「身体」です。もとより企画制作運営は大いに創造的な仕事。現場勘を磨くことに直結する実演と座学の4日間を満喫し、創造脳と創造身体を携えて、皆さんの町と劇場のこれからを描いていきましょう。
岡山芸術創造劇場ハレノワは、「魅せる」「集う」「つくる」をコンセプトとし、文化芸術の創造・発信を通して、文化芸術に親しむ市民、未来の劇場を支える劇場人、アーティストを育てるとともに、まちの賑わい創出にもつなげ、心豊かで活力ある地域社会づくりを目的とし2023年9月にグランドオープンしました。
ハレノワは、特に舞台芸術の上演に相応しい設備が充実し、劇場が自ら舞台芸術をつくり出せるよう、専門的なスタッフが多く配置されています。施設では、中四国で唯一、大劇場(1,753席)、中劇場(807席)、小劇場(最大想定300席)の3つの劇場を備えています。さらに、バレエやダンスの練習や小規模コンサートが可能なアートサロンや、稽古場としても使える11の練習室、チケットを持たなくても自由に出入りのできるロビーやギャラリーなどを備え、岡山の創造的な文化芸術活動を支える新たな拠点の一つとして子どもからお年寄りまで幅広い世代が交流できる場所を目指しています。
指定管理者:公益財団法人岡山文化芸術創造
ステージラボ岡山セッション参加申し込み方法
当財団ホームページから募集要領・申込書類をダウンロードし、必要事項をご記入の上、メールでお申し込みください。
https://www.jafra.or.jp/project/training/01.html#boshu
申し込み先:kensyu@jafra.or.jp
「ステージラボ」に関する問い合わせ
芸術環境部 田之頭・藤原
Tel. 03-5573-4068