令和4年度「地域文化施設におけるアウトリーチ・ワークショップの成果や効果に関する調査研究」 報告書
概要
平成10(1998)年度の「公共ホール音楽活性化事業」の開始から25年が経過し、「公共ホール演劇ネットワーク事業」「公共ホール現代ダンス活性化事業」など、(一財)地域創造が公立文化施設とともに取り組んできたアウトリーチやワークショップなどの事業は各地に広がり、多様な形で展開されるようになってきました。地域の文化的な環境づくりには、劇場・ホールの施設内だけではなく、施設外においても、長期的、継続的に、文化芸術との出会いの場を生み出すことがこれまで以上に求められています。
本調査研究では、地方公共団体や公立文化施設が地域における創造的で文化的な芸術活動のための環境づくりを進める上で参考となる資料を提供するため、公立文化施設が実施してきたアウトリーチやワークショップが参加者の意識や生活、市民の文化的環境、公立文化施設の運営にどのような影響を与えてきたのか、成果や効果の検証と考察を行いました。
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報告書の構成
序 調査の実施概要
第1章 調査協力館のアウトリーチ等の実施概要
Ⅰ.アウトリーチの実施概要
Ⅱ.各館の特徴的な取り組みのポイント
第2章 学校向けアウトリーチの実績と成果、効果
(アンケート調査・インタビュー調査の結果から)
Ⅰ.アンケート調査の対象の属性
Ⅱ.子どもにとっての成果や効果
Ⅲ.教員や学校にとっての成果や効果
Ⅳ.文化施設にとっての成果や効果
第3章 各館の特徴的な取り組みと成果(インタビュー調査の結果から)
Ⅰ. 北上市文化交流センター さくらホール
いわての演奏家とつくる音楽会・Music Program IWATE 4館巡りプロジェクト
Ⅱ. いわき芸術文化交流館 アリオス
キッズルーム・プログラム
Ⅲ. りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
視覚障がい者のためのNoismからだワークショップ
Ⅳ. 上田市交流文化芸術センター サントミューゼ
実験的演劇工房
Ⅴ.穂の国とよはし芸術劇場 PLAT
ワークショップファシリテーター養成講座
Ⅵ. 北九州芸術劇場
ひとまち+アーツ協働事業「若者応援芸術プログラム」
資料編 調査協力館のアウトリーチ等の主な内容と補足資料
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地域文化施設におけるアウトリーチ・ワークショップの成果や効果に関する調査研究_報告書.pdf (PDF 5.14MB)
参考資料
本調査で行った、小学校、中学校(特別支援学校・学級を含む)でのアウトリーチに参加した児童・生徒及び参加校の教員対象のアンケート結果の全データです。