第13号 街とアート(2002年度10月発行)
特集 街とアート
- 大分県大分市/「アート循環系サイト」
- 茨城県水戸市/「カフェ・イン・水戸」
- 北海道帯広市/とかち国際現代アート展 デメーテル
- 愛知県一色町/三河・佐久島アートプラン21
- 千葉県/菜の花里美発見展 アートユニバーシアード
空間のエスプリ
体験レッスン
座談会
SCOPE
イラストSCOPE
海外STUDY
資料編/BOOK
特 集
大分県大分市/「アート循環系サイト」
サッカーのワールドカップで盛り上がった初夏、この旧百人力工場をはじめ大分市内の十数カ所を会場に「大分現代美術展2002アート循環系サイト」が開かれた。(抜粋)
茨城県水戸市/「カフェ・イン・水戸」
水戸駅を出て歩道橋の上から駅ビルを振り返ると、「歓迎二〇〇二年茨城総体」と書かれた黄色いバナーの隣に、白地に黒文字で「かなえられない夢ならあるぜ。」と大書きされたバナーが目に入る。(抜粋)
北海道帯広市/とかち国際現代アート展 デメーテル
展覧会名の「デメーテル」とはギリシア神話に登場する農業と豊穣の女神の名前だが、いかにも農牧業の盛んな十勝らしいその命名には、もうひとついきさつがあった。(抜粋)
愛知県一色町/三河・佐久島アートプラン21
これは「祭りとアートに出会う島」をキャッチフレーズに、昨年から一色町の主催で進められている「三河・佐久島アートプラン21」(以下、アートプラン21)事業の一環として行われているものだ。(抜粋)
千葉県/菜の花里美発見展 アートユニバーシアード
今夏、8月から9月にかけて、千葉市、市原市、東金市、大網白里町にまたがる巨大な4つのニュータウン「おゆみ野」「ちはら台」「あすみが丘」「季美の森」を舞台に、美術や建築を学ぶ23大学39ゼミが企画したさまざまな作品が現れた。(抜粋)
空間のエスプリ
国際現代アート展「ドクメンタ」の運営システム
文:吉田美弥
世界各国から60数万人が訪れるこの美術展の開催地は、ベルリンやフランクフルトといった大都市ではなく、人口約19万5千人の地方都市、カッセルである。(抜粋)
体験レッスン
多角的な企画づくりを学ぶ~横浜能楽堂
横浜能楽堂は、「敷居の低い能楽堂」をキャッチフレーズに、さまざまな企画で能・狂言の新しい楽しみ方を提案しています。公演だけでなく、各種講座やワークショップ、展示、出版と多角的な企画展開をしている横浜能楽堂の発想法を“仕掛け人”である運営係長の中村雅之さんにレクチャーしていただきました。(抜粋)
座談会
スクール型事業を考える
演劇スタジオやクリニック、ひいては芸術学校まで。継続的にスクール型事業を展開している担当者にお集まりいただき、事業の内容から課題まで話し合っていただきました。(抜粋)
SCOPE
岡山県岡山市 犬島アーツフェスティバル 維新派公演『カンカラ』
人口約70人、戸数約40戸、島民の平均年齢も70歳に迫ろうという瀬戸内の小島・犬島(岡山県岡山市)が、この夏、「文化」に燃えた。
7月16日の新聞はこう伝えている。(抜粋)
島根県浜田市 浜田市世界こども美術館 「アート・カメラ・キャラバン」
道行くソウル市民も、不思議な小屋の出現に足を止める。屋根にハングルと日本語で「これはカメラです」「釜山からソウル市立美術館まで移動しています」と大きく書かれているが、怪訝そうな表情を浮かべたままだ。(抜粋)
イラストSCOPE
コミュニティで伝承される早池峰神楽
文:奈良部和美/イラスト:かとうくみこ
足を鳴らし跳躍し、旋回するダイナミックな神楽を、学者や評論家は岳の勇壮、大償の優美と讃え、大償を「阿」、岳を「吽」の神楽とたとえる。(抜粋)
海外STUDY
カナダの文化政策
文:塩谷陽子
かくしてカナダの文化政策は、「内外通商政策との一体型」とよぶべき特徴を持つことになる。(抜粋)
第13号 街とアート(2002年度10月発行)
出版物・報告書