一般社団法人 地域創造

創刊準備2号 地域が主役(1995年度3月発行)

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特集 地域が主役

新年度スタート特集

レクチャーチェック:ジェラッシ・プログラムの活動

メディア

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Q&A

資料編

特 集

レポート1:アート・ワークみの
えがお小学校100で行われたこと

文:橋本敏子

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 「『ドキドキにあう、ワクワクをする』アート・ワークみの」
 1994年7月のある日、岡山市にある御野学区の家々にこんな回覧板が回ってきた。
 「えがお小学校100」実行委員会からのお知らせである。
 回覧板と現代美術・音楽。現代美術というだけで身をすくめ、 「わからない、難解」という濃厚なイメージをもつ人は多い。
 美術館などの専門施設に足を運ぶ人々もまだまだ少ない。
 そんななかで、隣近所のおじさん、おばさんたちにこの種の催しを伝え、 興味をもってもらうことにみんな苦心する。
 最もローテク、しかし地域のどの家にも確実に届くメディア「回覧板」。
 これでお知らせする「アート・ワークみの」「えがお小学校100」って何だろう。

レポート2:中世の里なみおか映画祭
妥協のない映画祭を支える人々

文:西村隆

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 この10年間、日本各地でさまざまな映画祭が登場した。
 行政が行うもの、企業が行うもの、市民が自主的に行うもの、これらが共同して行うもの、運営方法も規模も内容もさまざまである。それらは「町おこし」「情報発信」のキーワードで語られることが多い。人口2万人ほどの小さな町、浪岡町で行われている「なみおか映画祭」の場合はどうなのか? この小規模ながら非常にユニークな映画祭の関係者を訪ねた。

新年度スタート特集

新人のための出前レッスン:クラシック事業の企画をたてる
長野県波田町情報文化センターの巻

文:児玉真

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 音楽イベントに携わるみなさんのさまざまな悩みや疑問にお答えすべく始まった、ベテランプロデューサー氏による全国行脚の出前講座。
 第1回目の今回は、長野県に昨年オープンした波田町(はたまち)情報文化センターを訪ね、新設のホールがクラシックファンをどう開拓していったらよいか、企画のポイントづくりについて検討していきます。

誌上プレゼンテーショ
100万円で企画をつくろう

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 公共ホールの自主事業費で一番多いのが年間1000万円程度のところ。
 何をやるにも先立つものは金の世の中。ではあるけれど、工夫しだいでこんなに面白いことができる!要はアイデアと実行力。
 というわけで、100万円でこれだけやれる、誌上プレゼンテーションを企画しました。編集部の呼びかけに、全国から多数の応募がありました。
 そのなかから選ばれた企画の数々、どうぞお楽しみください。

創刊準備2号 地域が主役(1995年度3月発行)