一般社団法人 地域創造

第27号 レジデンスを考える(2009年度3月発行)

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特集 レジデンスを考える

新潟県佐渡の鼓童や富山県利賀村のSCOTが地域を拠点に活動を始めて30年以上。アーティストや芸術文化活動を行う団体が地域に滞在し、拠点がそこにあることによってもたらされるものとは何だろうか。さまざまに広がったレジデンスの現在を取材した。

空間のエスプリ

体験レッスン

イラストSCOPE

SCOPE

座談会

海外STUDY

特 集

1 鹿児島県三島村
みしまジャンベスクール

文:田中健夫

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© 撮影:大河内禎

「ジャンベで繋がる人の輪が離島に活力を与えていく」 (抜粋)

2 岩手県滝沢村
NPO法人「劇団ゆう」

文:田中健夫

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© 撮影:大河内禎

「青年会活動から生まれた地域劇団が紡ぐ岩手っ子ミュージカル」 (抜粋)

3 山形県山形市
東北芸術工科大学

文:山下里加

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© 撮影:大河内禎

「地域に根ざした芸術大学がまちの可能性を切り拓く」(抜粋)

4 石川県金沢市
オーケストラ・アンサンブル金沢

文:神山典士

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© 撮影:大河内禎

「外側への発信と拠点形成で花開いた地域オーケストラの戦略」(抜粋)

コラム1
利賀村とSuzuki Company of Toga (SCOT)の35年

コラム2
地域と世界を繋ぐアーティスト

空間のエスプリ

アメリカ・キング郡「4Culture」のアートによるまちづくり

文:岡崎松恵

「4カルチャーはアーティストが作品を生み出す行為それ自体を社会的な価値と考え、さまざまなフィールドの人を巻き込み、キング郡の街のあちこちにアートの力を根付かせている。」(抜粋)

体験レッスン

「高松丸亀町商店街」商店街の活性化に一役買うアートプロジェクトの手法を学ぶ。

構成:山下里加

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© 撮影:高嶋清俊

「町で起こっているいろんな困りごとや問題について、アートやデザインが全面的に解決できなくても、和らげたり、人間関係をよい方向に導くことができるという可能性を感じています。」(抜粋)

イラストSCOPE

狂言の「こころ」を多くの人に伝える茂山あきらによるさまざまな取り組み

文:奈良部和美/イラスト:田渕周平

「一人の人間でも演じ方や役の解釈が変わる。肉体的に若い時のようにはできないものもある。伝えるべきは時々変化するフォームではなくハート。何を見て笑い、何を見て泣くか、何を美しいと感じるか」(抜粋)

SCOPE

静東京都新宿区 神楽坂伝統芸能2010

文:奈良部和美

「文化を地域を支える太い柱に育てるために、次の課題は観客や支援者の育成だろう。」(抜粋)

滋賀県 しが文化芸術学習支援センター

文:土屋典子

「最初は小さなさざ波だったものが、次第に大きなうねりとなった。」(抜粋)

座談会

邦楽アウトリーチへの扉

構成:坪池栄子

地域創造では2009(平成21)年度に島根県芸術文化センターと連携し、「邦楽モデル事業」を実施しました。今回の座談会では、同事業の関係者にお集まりいただき、邦楽界の現状や公立ホールと邦楽と学校を繋ぐ事業の可能性などについて語り合っていただきました。

海外STUDY

韓国 新政府の文化政策改革

文:木村典子

“公共”“効率”“実用”“選択と集中”“成果”をキーワードに多角的・多重的な施策を通じた文化芸術政策を推進している新政府(抜粋)

第27号 レジデンスを考える(2009年度3月発行)