全国各地で開催されている多彩なアートプロジェクト、芸術祭等を紹介します。
※開催地の北から順に掲載。
[会]は会場、[問]は問い合わせ先です。
(
は地域創造助成事業)
青森県青森市、弘前市 10月31日~11月8日
青い海と森の音楽祭2026
故郷にクラシック音楽の種をまきたいとの思いで、青森出身の音楽家と地元新聞社を中心に昨年立ち上げた音楽祭。学校や福祉施設でのアウトリーチ(出前演奏会)とホール公演を組み合わせ、国内外で活躍する音楽家が青森県内各地に音楽を届ける。第2回の今年は、アウトリーチ先の公募で新たな地域を会場に演奏会を行うほか、青森公立大学での室内楽公演では学生も企画運営に携わり、共に音楽祭をつくり上げる。
[会]リンクステーションホール青森ほか
[問]青い海と森の音楽祭 事務局
Tel. 017-718-1135
山形県山形市 11月5日~15日
第1回みちのおくの芸術祭2026「やまのひかり」
2014年に始まった「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」が今年、市民参加型の芸術祭へと生まれ変わる。現在の山形県が誕生して150周年の節目に、山形の風土や、この地に住まう人々の創造力に光を当てた「やまのひかり」をテーマに開幕。市民100人からBOXアートを公募する「100のひかり」展などを実施し、市民と共につくり上げる芸術祭を目指す。
[会]山形美術館、美術館前スクエア、THE LOCAL(やまがたクリエイティブシティセンターQ1内)ほか
[問]東北芸術工科大学 みちのおくの芸術祭事務局
Tel. 023-627-2218
茨城県水戸市ほか 10月16日~25日
水戸国際音楽祭2026
「音楽×観光」をコンセプトに開催される地域回遊型の音楽祭。総合ディレクターは作曲家の中堀海都。昨年はプレ開催として平田オリザ脚本によるシアターオペラや偕楽園での野外公演の開催により、地域資源と音楽を結びつける可能性を探り、今年から本格的にスタート。ホールだけでなく歴史的建築や海辺などを舞台に多彩な公演が行われる。武満徹没後30年を記念した特別公演がオープニングを飾る。
[会]水戸市民会館、笠間稲荷神社ほか県央5エリア
[問]水戸国際音楽祭2026 実行委員会事務局
info@mito-musicfestival.jp
栃木県鹿沼市 11月8日~22日
AWANO 夢咲くART FESTIVAL 2026
市立中学校に赴任した美術教師が「生徒に本物の美術作品を見せたい」「作家と共に鑑賞会をしたい」という思いから始まった地域密着型の芸術祭。9回目の今回も現役の中学校と廃校となった旧校舎という対照的な空間を舞台に、絵画や彫刻など多彩
な作品を紹介する。アートステージやワークショップ、マルシェなども予定され、美しい里山の風景や地域の文化とともに、芸術を「見て、体験して、味わう」。
[会]旧粟野中学校、蔵のギャラリー、鹿沼市立粟野中学校ほか
[問]特定非営利活動法人花と芸術の街・あわの実行委員会
mail@awanoartfestival.com
群馬県高崎市 9月26日~10月12日
第37回高崎音楽祭
今年で37回目を迎える恒例の音楽祭。群馬交響楽団の公演を皮切りに、クラシックやロック、ポップス、ジャズ、ラテンなど幅広いジャンルのステージを展開する。0歳から楽しめるオーケストラ「高 崎こどもコンサート」や 、ピアニスト・角野隼斗とユッカ=ペッカ・サラステ指揮によるヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団の公演など、全23公演を開催。
[会]高崎芸術劇場
[問]高崎音楽祭委員会
Tel. 027-322-9195
千葉県旭市 10月11日~31日(期間中の金土日祝)
あさひ街ぶら芸術祭2026
JR旭駅周辺商店街などを舞台
に開催されるアートイベント。4回目となる今年は「アートとカレー」をテーマに、まちの風景や文化にインスピレーションを得た多彩な作品が多数展示される。メイン展示として市民と共同制作する巨大なタージ・マハールが登場。最終日にはカレーフェスや仮装パレード「百鬼夜行」も予定され、街歩きと芸術、食を一体で楽しめる。
[会]JR旭駅周辺商店街、ちば醤油アート広場ほか
[問]あさひの芸術祭実行委員会(旭市中央地区包括支援センター 内 )
Tel. 0479-85-5371
東京都 10月10日~12月20日
国際美術展「TOKYO ATLAS」
「東京を国際的な芸術都市へ」を掲げ、臨海部を舞台にスタート す る大型美術展。「ATLAS=地図帳」の名のとおり、作品を巡りながら東京という都市を新たな視点から読み解く。国内外の著名なアーティストが参加し、美術館のほか、水辺や公園、使われていない地下駐車場などを活用したダイナミックな展示が展開される。東京都が支援してきた若手作家・キュレーターによる特別展「座標」も同時開催。
[会]台場・青海・天王洲エリア6会場
[問]国際美術展「TOKYO ATLAS」広報事務局
Tel. 03-6894-3200
東京都北区 10月31日~12月12日
北とぴあ国際音楽祭2026
1995年にスタートした国際音楽祭。古楽から現代音楽まで幅広い年代のクラシック音楽と世界の伝統音楽がラインナップされる ことが特徴。今年は 、モーツァルト作曲のオペラ『偽の女庭師』がピリオド楽器(古楽器)を使用したセミ・ステージ形式で上演されるほか、ルネサンス期のヴェネツィアの宗教曲を味わうことのできるコンサートなど、約20公演を予定している。
[会]北とぴあ ほか
[問]北区文化振興財団
Tel. 03-5390-1221
神奈川県逗子市 10月3日~25日
逗子アートフェスティバル2026
2013年から開催しているアートイベント。今年は「はじまりの未来、はじまりの場。」をテーマとして、歴史的建造物・旧本多邸をメイン会場に、逗子市街エリアや沼間エリアの路地など街全体を舞台とした多彩なプログラムを展開。国内外のアーティストによる展覧会をはじめ、池子の森の音楽祭、市民参加型プロジェクトなどを実施する。
[会]旧本多邸、逗子文化プラザホール、池子の森自然公園 ほか
[問]逗子アートフェスティバル実行委員会
Tel. 046-873-1111
長野県松本市 11月3日~12月13日(第2期)
マツモト建築芸術祭2026ADVANCE
2022年に始まった、歴史的建
築物の価値を再発見し、建築とアートの融合を通じて松本の魅力を発信するアートフェスティバル。今年は「東アジア文化都市2026松本」のメインプログラムとして2期構成で行われ、第1弾(2月14日~3月15日)は松本市立博物館で国内外9組の作家による「映像アート祭」を実施。秋の第2弾では約20会場を舞台に、建築そのものを作品としてとらえながらアートを展開する。
[会]旧開智学校校舎、旧第一勧業銀行松本支店ほか市内各所
[問]マツモト建築芸術祭実行委員会事務局
Tel. 0263-87-8631
浜松市 10月17日~25日
第34回 ハママツ・ジャズ・ウィーク
音楽のまち・浜松で1992年に始まったジャズの祭典。国内外の一流アーティストが出演する「ヤマハ ジャズフェスティバル」をはじめ、学生ビッグバンドが競演する「スチューデントジャズフェスティバル」、親子で楽しめる「ファミリーJAZZコン サート」、無料の「ストリート ジャズフェスティバル」など、市内各所で多彩なプログラムが展開される。今年はマイルス・デイヴィスとジョン・コルトレーンの生誕100周年を記念した企画も開催。
[会]アクトシティ浜松ほか市内各所
[問]ハママツ・ジャズ・ウィーク事務局
Tel. 053-460-3325
京都市 10月3日~25日 
KYOTO EXPERIMENT京都国際舞台芸術祭 2026
国内外の先鋭的な舞台芸術を紹介し、創造と交流の実験を試みる芸術祭。今年は「ポケットに石ころ」をテーマに、分断や紛争が深まる時代に記憶や物語を“運ぶ”舞台芸術の役割を問い直す。国内外のアーティスト19組が演劇やダンス、音楽、美術などジャンルを横断した作品を紹介する「Shows」を中心に、関西をフィールドワークで探究する「Kansai Studies」、トークやワークショップを通じて社会と芸術を考える「Super Knowledge forthe Future [SKF]」など、多彩なプログラムが展開される。
[会]ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO ほか
[問]KYOTO EXPERIMENT事務局
Tel. 075-213-5839
京都府亀岡市 10月10日~25日
城跡芸術展2026
亀岡にゆかりのある作家の作品を城跡の風景とともに楽しめる展覧会。今年は「風景を引き継ぐ─城跡から亀岡へ」をテーマにアーティスト27組が参加し、丹波亀山城跡や植物園で展示されるほか、昨年に引き続きディレクションを担当するアーティストユニット・副産物産店によるミュージアムショップも拡張。また、同時期に市内で開催する緑化フェアともタイアップし、歴史や文化、自然などあらゆる切り口で亀岡を体感できる。
[会]丹波亀山城跡(大本本部)ほか
[問]かめおか霧の芸術祭実行委員会
Tel. 0771-55-9655
神戸市 8月29日~11月29日
神戸六甲ミーツ・アート2026 beyond
自然と現代アートを組み合わせて楽しむ恒例の芸術祭。観光施設や植物園、展望台などにさまざまな作品が展示され、六甲山そのものをアート空間として楽しめる。17回目となる今年も奈良美智や井上涼、中野信子ら多彩な国内外約60組のアーティストが参加。また特別寄託作品として、先日逝去した草間彌生の《南瓜》がメイン会場のROKKO森の音ミュージアムの野外アートゾーンに展示される。
[会]ROKKO森の音ミュージアム、兵庫県立六甲山ビジターセンター、六甲ガーデンテラスエリアほか六甲山上各所
[問]神戸六甲ミーツ・アート事務局
Tel. 078-891-0048
和歌山県白浜町 10月31日~11月3日
第6回白良浜deひらひらTシャツアート展
「福祉×アート×観光」をテーマにした参加型のバリアフリーアートイベント。全国から寄せられた絵画や写真、イラスト、書などを地元のオーガニックコットン100%のTシャツに印刷して、関西屈指の美しい砂浜に一斉に展示する。車いすでも走行できるビーチマットが設置されるなどバリアフリーに取り組むほか、コンサートやコンテスト、福祉施設や障がいのある人による青空マーケットなども実施される。
[会]白良浜
[問]しらひらバリアフリーアート実行委員会(NPO法人ころん内)
Tel. 0739-33-2278
鳥取県鳥取市 9月18日~10月4日
鳥の演劇祭19
鳥取市鹿野町の鳥の劇場を中心に開催される、国内外の劇団やアーティストが集う国際演劇祭。今年は鳥の劇場の創立20周年を記念して、鈴木忠志のSCOTや、これまで演劇祭で印象的な作品を上演してきたカンパニーや交流の深いカンパニーが集結する。小さな城下町で世界の演劇と出会い、人や文化の多様性、そして演劇がもつ力を体感できる貴重な機会。
[会]鳥取市鹿野町内各所(鳥の劇場、議場劇場、鹿野往来交流館童里夢ほか)
[問]鳥の劇場運営委員会
Tel. 0857-84-3612
岡山県、愛媛県 10月3日~31日
瀬戸内産業芸術祭2026
国土交通省が推進するレガシー形成事業の一環として、造船や石材業、鉄鋼業、食文化など瀬戸内地域に根付く多様な産業の魅力を、非日常の視点で再発見する新たな芸術祭。妹島和世や長谷川祐子らの監修により、普段は入る機会の少ない稼働中の
工場や産業施設が現代アートの作品空間へと姿を変え、アーティストが職人の技術や働く人々の営みを独自の視点で再解釈した作品を展示する。
[会]岡山県(岡山市・玉野市・倉敷市)、愛媛県(東温市)の工場・産業現場7会場
[問]瀬戸内産業芸術祭 事務局(日本産業芸術財団内)
info@sai-art.jp
香川県内全域 10月1日~12月31日
かがわ文化芸術祭2026
“誰もが、気軽に参加できる”文化芸術の祭典。68回目の今年は、「ひらく、つながる、ひろがる~かがわの今・昔・未来~」というキャッチコピーのもと、県内各地で多彩なジャンルの文化芸術活動を展開する。生演奏とテクノロジーが織り成す総合舞台公演「さぬき今昔ものがたり~未来へのまなざし~」(11月22日/レクザムホール)をはじめ、アートワークショップや展覧会、映画祭など幅広いプログラムが展開される。
[会]香川県内各地の文化施設など
[問]かがわ文化芸術祭実行委員会事務局
Tel. 087-832-3785
高知県内全域 8月30日~12月6日
第76回高知県芸術祭
3カ月にわたり高知県全域で開催される芸術祭。注目は「地域×アート」をテーマに、2014年から続くKOCHI ART PROJECTS(KAP)。高知県の助成事業に採択された個人・団体による地域資源を生かした公演や展示、ワークショップなどが県内各地の文化施設や神社などで行われ、地域に受け継がれる伝統芸能や伝承などに芸術を通してふれることができる。
[会]高知県内各所
[問]高知県文化財団
Tel. 088-866-8013
鹿児島県南種子町 第一部:11月21日、22日 第二部:12月5日、6日
種子島宇宙芸術祭2026
日本最大のロケット発射場を有 する南種子町にて開催される宇 宙芸術祭。第一部では、宇宙ヶ 丘公園を舞台に、大型アート作 品群の展示やジャズライブを開 催。第二部では、海蝕洞窟であ る千座の岩屋を舞台に、プラネ タリウムの投影をはじめ、光のア ート展示や音楽、コンテンポラリ ーダンスなど、自然を生かした夜 の宇宙芸術を展開する。
[会]宇宙ヶ丘公園、千座の岩屋
[問]種子島宇宙芸術祭実行委員会
Tel. 0997-22-9708
