一般社団法人 地域創造

夏休み子ども企画カレンダー

データの見方

ジャンル別に、開催地、日程、事業名、事業内容の順に掲載しています。[会]は会場、[問]は問い合わせ先です。(finger.gifは地域創造助成事業)

 

音楽・演劇・ダンス

仙台市 8月2日、3日

第11回こどもの夢ひろば“ボレロ”〜つながる・集まる・羽ばたく〜

子どもたちが夢をもつきっかけになればと、仙台市出身の世界的ピアニスト・小山実稚恵が2015年から毎年開催しているイベント。1日2回のコンサートでは、オーディションを通過した子どもたちが小山やオーケストラと共に『ボレロ』を演奏。ほかにも、会場全体を使いさまざまな体験型プログラムが行われる。

[会]日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)
[問]仙台・杜の響きコンサート
Tel. 022-302-3344(平日10:00-17:00)

宮城県名取市 7月26日、27日

名取こどもミュージカル第15回公演『Together 〜おもちゃの町のものがたり〜 2025』

2008年に上演された名取市政50周年記念市民ミュージカルに出演した関係者を中心に、2009年に結成された「名取こどもミュージカル」。保護者有志による実行委員会の運営により、年に1回の本公演を発表してきた。今作は震災後に上演した演目のリバイバル公演。歌や踊りが大好きな子どもたちと保護者が一緒にミュージカルを創作する。

[会]名取市文化会館
[問]名取こどもミュージカル実行委員会

Tel. 080-5562-2626

埼玉県川越市 7月26日

やまぶきふれあいコンサート「電気の楽器とオーケストラ」

クラシックに多彩なアイデアを交えたコンサートを各地で開催するルロット・オーケストラによる0歳児から入場可能なコンサート。今回は、創作楽器「ハウリングパイプ」など、新しい音楽の世界を体感できる。鉛筆の線の上をなぞるとドレミの音が出る「えんぴつキーボード」の工作体験もあり、作成した楽器で客席からの演奏も可能。
[会][問]川越市やまぶき会館
Tel. 049-222-4678

千葉市 8月20日

かぷりっちょミュージカルコンサート

『ライオンキング』『キャッツ』『マンマミーア!』などに出演してきた元劇団四季のメンバーによるグループ「かぷりっちょ」によるファミリーコンサート。ディズニーやジブリの名曲を中心としたプログラムで、0歳児から親子で楽しめる。アナウンスや会場案内など、ホール仕事も体験できる小学3~6年生を対象とした「キッズスタッフ」も実施。
[会][問]千葉市美浜文化ホール
Tel. 043-270-5619

東京都文京区 8月23日、24日

響きの森きっずプログラム 東京フィル・親子で楽しむ“はじめてのオーケストラ”

年間を通してさまざまな子ども向け公演を行う「響きの森きっずプログラム」のひとつとして、東京フィルハーモニー交響楽団との事業提携により開催する夏休み恒例のコンサート。今回は、ミニオーケストラの生演奏とオペラ歌手によるオリジナル音楽劇『オオカミ少年』を初上演するほか、楽器紹介コーナーや指揮者体験なども予定している。
[会][問]文京シビックホール
Tel. 03-5803-1103

横浜市 7月21日~27日(7月22日、25日は休演日)

KAATキッズ・プログラム2025

今年は静岡県舞台芸術センター(SPAC)と協働し、「宝探し」をテーマに両館が作品を創作。KAATでは、うさぎストライプ主宰の大池容子がイリーナ・ブリヌル作の絵本『わたしたちをつなぐたび』を舞台化。SPACは俳優・演出家の寺内亜矢子が、ミヒャエル・エンデ原作の『鏡の中の鏡』を上演する。この公演はグランシップ世界のこども劇場2025連携事業として、8月2日、3日に静岡でも上演。
[会][問]KAAT神奈川芸術劇場

Tel. 045-633-6500

横浜市 8月7日~10日

横浜みなとみらいホールこどもフェスタ「みなとみらい遊音地」

0歳から参加できるコンサートや舞台上客席で生のオペラを間近に体感できる「おやこオペラ教室」のほか、予約不要でホールの舞台上や裏側を見て回る「オルガン&ホール探検!」など、音楽と横浜みなとみらいホールを全身で楽しめる。中高生ビッグバンド「みなとみらいSuper BigBand」によるコンサートも開催。
[会][問]横浜みなとみらいホール
Tel. 045-682-2020

富山県富山市 7月19日

オーバード・キッズシアター「ゆるっと狂言」

子どもたちに上質な舞台芸術体験を提供することを目的に昨年スタートした事業。今回は大蔵流狂言の茂山千五郎家を迎え、少し難しいと思われがちな狂言を学べて笑えるプログラムを実施。狂言体験ワークショップの後は、同じく茂山家によるわかりやすくて楽しい演目を上演。家族で楽しめる狂言会となっている。

[会]オーバード・ホール
[問]富山市民文化事業団
Tel. 076-445-5610

石川県金沢市 8月2日、3日

音楽堂フェスタ2025〜宝物を探しに、音楽堂に集まれ!〜

22種類のワークショップと講師陣によるライブから成るフェスティバル。定番の箏・日本舞踊・ヴァイオリン・茶道に、珍しいカリンバ・笙・動物物まね、発達障がい者向けのドラムサークルなどが体験できる。昨年好評の1日限定ライブは2日開催となりパワーアップ。県にゆかりのある講師も多く、気軽に文化を体験できる工夫が散りばめられている。
[会][問]石川県立音楽堂
Tel. 076-232-0171

岐阜県多治見市 8月3日

夏休み!こどもパーク「おしえてシテツさん! たのしい、ためになる、おもしろ〜い こどもらくご」

元鉄道マンで防災士の資格をもつ落語家・登龍亭獅鉄による、親子で楽しめる落語会。電車や防災、地域のお話など、子どもたちが興味をもちやすく、知識も自然に身につくテーマを笑いながら楽しく学ぶことができる落語となっている。
[会][問]バロー文化ホール(多治見市
文化会館)
Tel. 0572-23-2600

京都市 7月21日、23日

タイニーダンサー『GROW(グロウ)〜大地と 風と いっしょに〜』fromデンマーク

ロームシアター京都と市内の文化会館が連携し、未就学児向けの作品上演を行う「シアターデビュー!」促進プログラムに、デンマークの「タイニーダンサー」が登場。自然のリズムに着想を得たダンスや音楽、感覚的な舞台美術で、人と自然の“成長”を描く。舞台と客席が一体化した空間で、子どもも大人も心地よい40分を共有できる注目作。

[会]7月21日:京都市西文化会館ウエスティ、23日:京都市東部文化会館

[問]ロームシアター京都
Tel. 075-771-6051

沖縄県那覇市 7月25日~31日

りっかりっかフェスタ(国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ 2025)

「劇場は命薬(ヌチグスイ)」をテーマに、沖縄で開催されるファミリーのための国際舞台芸術フェスティバル。23回目の今年は、7カ国16作品が集結。日韓国交正常化60周年を記念し、韓国のアートステージサンとエーシーオー沖縄との共同制作作品が上演されるほか、乳幼児も楽しめるダンス作品やノンバーバル作品など、多彩なプログラムが展開される。
[会]那覇芸術文化劇場なはーと、ひめゆりピースホールほか那覇市内各所
[問]りっかりっかフェスタ事務局

Tel. 098-943-1357

美術

東京都墨田区 6月24日~8月31日

あ!っと北斎〜みて、みつけて、みえてくる浮世絵〜

葛飾北斎の作品には、「あ!」っと驚く多くの「しかけ」が見られる。北斎の作品から得られる発見を通して、その魅力を感じることのできる展覧会。やさしい解説で作品を紹介しており、初めての美術館見学や、夏休みの自由研究の学習としてもおすすめ。
[会][問]すみだ北斎美術館
Tel. 03-6658-8936

奈良県奈良市 7月19日~8月24日

わたしたちのびじゅつかん〜きて・みて・はなして→たいけんする美術展〜finger.gif

2所蔵作品の中から対話を促す作品を展示し、家族や友達と一緒におしゃべりをしながら作品を楽しむ対話型鑑賞を体験。未就学児とその家族を対象とした鑑賞会「ハローミュージアム」や工作などが楽しめる「アート夏祭り」などを通して、美術館が身近な居場所「わたしたちのびじゅつかん」となることを目指す。
[会][問]奈良県立美術館

Tel. 0742-23-3968

宮崎県宮崎市 7月19日~8月24日

アートセンターのなつやすみ

木の温もりを感じながら遊べる「木育ぱーく」や、段ボールで自由に創作できる「ダンボールぱーく」をはじめ、茶の湯体験やオリジナル神楽面制作、専門学校生によるヘアメイク体験など、多彩なワークショップやイベントが楽しめる。会期中には宮崎県内に伝わる伝統神事「船引神楽」の上演もあり、宮崎の伝統文化にもふれることができる。
[会][問]みやざきアートセンター

Tel. 0985-22-3115

総合

岐阜県大垣市 8月24日

自分だけの星をソウゾウしてみよう!

未知の星と生き物を“ソウゾウ”(想像・創造)する宇宙×アートワークショップ。頭の中で“想像”してイメージをふくらませ、宇宙に存在するかもしれない星や生き物を“創造”するほか、身近な素材で自らも変身し、直径18m傾斜型ドームのプラネタリウムの星空の下、宇宙の世界に飛び込む体験ができる。
[会]大垣市スイトピアセンターコスモドーム
[問]大垣市文化事業団 Tel.0584-84-2000

三重県津市 7月19日~8月31日

アソボ・マナボ・タノシソウブン2025

予約不要で遊べる「アソボーデ~!」、じっくり体験できる事前予約プログラムなど、多様な楽しみ方ができる夏休み恒例イベント。文化芸術と社会をつなげるプロジェクト「コネクトそうぶん」企画のパラスポーツ体験やデフ・パペットシアター・ひとみの「あやかし」(妖怪)をつくるワークショップなど、遊び学べる企画を多数開催する。
[会][問]三重県総合文化センター
Tel. 059-233-1105

TOPICS

この夏、鳥取に妖怪が大集合!
鳥取県立美術館「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~」

 今年の3月にオープンした鳥取県立美術館で、水木しげる生誕100周年を機に企画・巡回してきた「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展 ~お化けたちはこうして生まれた~」を、彼の故郷である鳥取で満を持して開催します。日本に「妖怪文化」を根付かせ、生涯にわたり日本の妖怪だけでも1,000点近く描いた水木しげるが、どのように向き合い描いてきたか具体的手法に注目し、百鬼夜行に相応しい妖怪画100点以上を展示します。また今回特別に、山陰にまつわる妖怪画も数点が展示されます。
 会期に合わせた関連プログラムのひとつ「ダンスパフォーマンス《ヨーカイ YOKAI》」では、昔の文献から得たヒントを参考に妖怪画を描き上げてきた水木しげるに着目。コスチュームアーティストのひびのこづえが同じ過程をたどり、さまざまな伝承から想像をふくらませ衣装をデザインします。その衣装を着た、子どもから大人までオーディションを経て集まった一般のダンサーたちに、ダンサー・振付家の島地保武がユーモラスに振付・演出し、小野龍一の音楽によって妖怪のイマジネーションを掻き立てる予測不可能なパフォーマンスを行います。
 その他、昨年秋からワークショップを行ってきた芸術家の髙橋匡太によるアートプロジェクト《雲の故郷へ》では、海辺から山あいの集落・寺社、観光地から知られざる場所まで、昔の人々の暮らしを感じられる県内22カ所を旅する仲間として「雲の風船」と一緒に散歩しました。参加者と県内を散歩し「過去」と「未来」を見てきた「雲の風船」が美術館に大集合し、光のインスタレーションとして色彩に満ちた空間に浮遊します。
 上記以外にも多様な内容で、身近に潜む見えない“妖怪”を想像するきっかけとなる関連プログラムが盛りだくさんです。

鳥取県倉吉市 7月19日~8月31日
[会][問]鳥取県立美術館
Tel. 0858-24-5442

https://tottori-moa.jp/

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