データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
開催地/地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
茨城県水戸市
茨城県近代美術館
〒310-0851 水戸市千波町東久保666-1
Tel. 029-243-5111 鈴木智子
https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
没後100年 中村彝展 ─アトリエから世界へ─
水戸市出身の洋画家・中村彝(1887〜1924 )。37 歳で夭逝した中村の没後100年を記念し、代表作をほぼ網羅した大規模な個展を開催する。重要文化財《エロシェンコ氏の像》(東京国立近代美術館蔵/期間限定展示)など、約120点の貴重な作品に加え、彝が実際目にし、多大な影響を受けたオーギュスト・ルノワールの《泉による女》(大原美術館蔵)も同時に展示する。
[日程]11月10日〜2025年1月13日
[会場]茨城県近代美術館
東京都板橋区
板橋区立美術館
〒175-0092 板橋区赤塚5-34-27
Tel. 03-3979-3251 松岡・高木
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/artmuseum/
レオ・レオーニと仲間たち
絵画やデザイン、絵本など多彩な分野で活躍し、絵本『スイミー』などの作者としても有名なレオ・レオーニ(1910〜99)の制作活動と、影響を与え合ったアーティストを併せて紹介する。レオーニと生前から交流のあった当館では3度目の展覧会で、長年の調査研究などを通して明らかになった活動の全貌を全5章にまとめ、20世紀の文化史の大きな流れの中から検証する。
[日程]11月9日〜2025年1月13日
[会場]板橋区立美術館
東京都世田谷区
せたがや文化財団
〒154-0004 世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー5F
Tel. 03-5432-1526 清水・宮村
https://setagaya-pt.jp/
シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.16 ─演劇─
くによし組『ケレン・ヘラー』
次代を担う演劇人の発掘・育成を目的として、2008年から行っているシアタートラム・ネクストジェネレーション。今回は、演出家・劇作家である國吉咲貴が主宰する「くによし組」を選出。『ケレン・ヘラー』(2018 年初演)を改訂して上演する。SNS上での表現の過激さが増していく現代社会の歪みを「異常で、日常で、シュール」に映し出す。
[日程]12 月19 日〜22 日
[会場]シアタートラム
川崎市
川崎市岡本太郎美術館
〒214-0032 川崎市多摩区枡形7-1-5
Tel. 044-900-9898 喜多・加藤・片岡
https://www.taromuseum.jp/
川崎市市制100周年・開館25周年記念
「 岡本太郎に挑む 淺井裕介・福田美蘭」展
淺井裕介と福田美蘭という二人の現代作家の作品を展示するとともに、彼らの視点を通して岡本太郎の表現・思想の多面性に迫る。川崎市内で採取した土を絵具として使用した淺井の巨大な新作に加え、すべて本展のために制作された福田の出品作など見どころの多い展覧会となっている。
[日程]10月12日〜2025年1月13日
[ 会場]川崎市岡本太郎美術館
●「YPAM ─ 横浜国際舞台芸術ミーティング2024」開催のお知らせ
YPAM(ワイパム)は、同時代の舞台芸術に取り組む国内外のプロフェッショナルが、公演プログラムやミーティングを通じて交流し、舞台芸術の創造・普及・活性化のための情報・インスピレーション・ネットワークを得る場です。25年以上の歴史を経て、アジアで最も影響力のある舞台芸術プラットフォームのひとつとして国際的に認知されています。
主催公演プログラム「YPAMディレクション」では、世界初演の2演目を含む5作品が上演されます。日本体育大学横浜・健志台キャンパスで「集団行動」を実践する学生70名とドイツの現代バレエの振付家とのコラボレーション、シンガポールの演出家が横浜を中心にボランティアパフォーマーを募って取り組むイギリスのバロックオペラのクィア的翻案、在日コリアンの死刑囚との想像上の対話を通して日本の暴力史を考察するレクチャーパフォーマンスなど、YPAMらしいトランスナショナルな視点による作品が集まりました。日本植民地主義時代から冷戦にかけての東アジア史を体現するダンサー、崔承喜について異なる視点から語る2作品もぜひ併せてご覧ください。
プロフェッショナルの交流プログラム「YPAMエクスチェンジ」では、ゲストスピーカーが登壇するシンポジウムやYPAM参加登録者がホストする公募ミーティングなどが実施される「ミーティングポイント」を、フォーラム南太田(男女共同参画センター横浜南、12月4日~ 6日)、横浜市開港記念会館(12月12日~14日)という2つの会場と期間で展開します。参加自由の舞台芸術フェスティバル「YPAMフリンジ」には、YPAM史上最多の50演目がエントリー。その3割が海外からの参加です。さらに、横浜・神奈川と海外の芸術文化団体と、YPAMとの特別協力による「YPAM連携プログラム」など注目のプログラムが並びます。
プログラム詳細や参加登録についてはウェブサイト(https://ypam.jp)をご覧ください。
●YPAM – 横浜国際舞台芸術ミーティング2024(令和6年度文化庁 文化芸術創造拠点形成事業)
左:YPAM2023エクスチェンジの様子 |