一般社団法人 地域創造

特集 アートプロジェクト・芸術祭

全国各地で開催されている多彩なアートプロジェクト、芸術祭等を紹介します。

 

※開催地の北から順に掲載。
[会]は会場、[問]は問い合わせ先です。
(finger.gifは地域創造助成事業)

北海道白老町 9月7日~15日

飛生芸術祭 2024

飛生アートコミュニティーでは「人と森とアートが共存する森づくり活動」を日常的に実施しており、森びらきを兼ねて開催する年に一度の芸術祭。旧飛生小学校の木造校舎と、校舎裏の森に展示された作品が公開される。期間中はアート展示のほか、ワークショップ体験、住民へのリサーチからつくられた朗読劇の上演なども実施する。
[会]飛生アートコミュニティー
[問]飛生芸術祭実行委員会
hm@racka-sapporo.com

仙台市 10月4日~6日

仙台クラシックフェスティバル2024

今年で18回目を迎え、「せんくら」の愛称で親しまれる音楽フェスティバル。3施設8会場で1公演45分~60分のコンサートを80公演開催し、朝から晩まで楽しむことができる。0歳児から入場できるコンサート、演奏家のトーク付き、参加型など、豊富なプログラムにより誰もが気軽にクラシック音楽を楽しむことができる3日間となる。
[会]日立システムズホール仙台、太白区文化センター、仙台銀行ホール イズミティ21
[問]仙台市市民文化事業団(せんくら事務局)
Tel. 022-727-1872

山形県山形市 9月1日~16日

みちのおくの芸術祭  山形ビエンナーレ2024

2014年以来6回目となる芸術祭。メイン会場が中心市街地から蔵王温泉街へと移る今回のテーマは「いのちをうたう」。西暦110年開湯といわれる蔵王温泉と、歌人である斎藤茂吉をはじめとする蔵王で生まれた芸術文化から大きなインスピレーションを得て、温泉地でのアート体験により心身の健康を回復する4つのプロジェクトが展開される。
[会]蔵王温泉、東北芸術工科大学
[問]東北芸術工科大学 山形ビエンナーレ事務局
Tel. 023-627-2218

群馬県高崎市 9月28日~10月14日

第35回高崎音楽祭

今年で35回目を迎える恒例の音楽祭。昨年初めて実施され好評だった、ライブレストラン形式で公演を実施する「ダイニングノーツ」や、泣いたりぐずったりしても大丈夫な空間で0歳からオーケストラを楽しめる「高崎こどもコンサート」など、すべての年代の人々に向けて多彩なプログラムをお届けする。また、ジャズ界のレジェンド・渡辺貞夫が、大友直人が指揮する群馬交響楽団と共演する。
[会]高崎芸術劇場
[問]高崎音楽祭委員会
Tel. 027-322-9195

東京都足立区 10月6日

千住・人情芸術祭 1DAYパフォーマンス表現街

人と人との価値観や感情のやりとりを“人情”ととらえて実施する芸術祭。4回目となる「1DAYパフォーマンス表現街」は、江戸時代から人々の交流と文化の根付く場所であった東京都足立区「千住ほんちょう商店街(旧日光街道)」を舞台に、ジャンルや上手・下手を問わず出演者を公募することで、多様な表現者を受け止める。
[会]千住ほんちょう商店街
[問]「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」事務局
Tel. 03-6806-1740

東京都豊島区 9月15日~29日

空飛ぶ音楽祭2023

音楽のあるまちづくりを推進する所沢で開催する音楽フェスティバル。所沢航空記念公園の緑豊かなロケーションをバックに、梅津和時や木村充揮、古市コータローといったレジェンドから地元で活動するアマチュアまで多彩なミュージシャンが出演。のんびりとリラックスして音楽を楽しめる。キッチンカーやワークショップなど、音楽ステージ以外の楽しいコンテンツも見どころ。

[会]所沢航空記念公園、所沢市民文化センター・ミューズ

[問]空飛ぶ音楽祭実行委員会事務局

Tel. 04-2998-9211

東京都豊島区 9月1日~10月29日

東京芸術祭 2024

毎年秋に池袋エリアを中心に開催している都市型総合芸術祭。9年目となる今年は「トランジット・ナウ~寄り道しよう、舞台の世界へ~」をテーマに、多彩な舞台芸術の上演や鑑賞の楽しみを広げるひろばの設置、ワークショップ等から成る「東京芸術祭プログラム」と、人材育成と教育普及の「東京芸術祭ファーム」の2本柱で展開する。
[会]東京芸術劇場、GLOBAL RING THEATRE
[問]東京芸術祭実行委員会

https://tokyo-festival.jp/2024/(問い合わせフォーム)

神奈川県逗子市 10月5日~27日

逗子アートフェスティバル2024

逗子に縁のあるアーティストが集まる参加型フェスティバル。多くの家族連れが参加する「池子の森の音楽祭」や、年齢・障害の有無にかかわらずすべての人が楽しめるダンスイベントがメインの「みんなでアート」などの企画に加え、今年は旧逗子高校にて世界最古の電子楽器テルミンを用いたインスタレーションなど、25のプログラムが展開される。
[会]逗子市内各所
[問]逗子アートフェスティバル実行委員会 

Tel. 046-873-1111

富山県富山市ほか 9月14日~10月20日

GO FOR KOGEI 2024
くらしと工芸、アートにおける哲学的なもの

アルチザンやクラフトマン、デザイナー、アーティスト総勢37名による多様な工芸と隣接するアートを、岩瀬エリア(富山市)、東山エリア(金沢市)の2つのエリアで展開する。サイトスペシフィックな作品展示や体験を通じた“こと”としての工芸を紹介するなど、暮らしやまちに溶け込み、社会と関わりを持つ工芸の多様な価値を提示する。
[会]富山県富山市(岩瀬エリア)、石川県金沢市(東山エリア)
[問]GO FOR KOGEI事務局
info@goforkogei.com

長野県大町市 9月13日~11月4日(水曜定休)

北アルプス国際芸術祭2024

3年に1度開催されている芸術祭。今回は11の国と地域から36組のアーティストが参加し、信濃大町(大町市)を舞台に、人と自然が織り成す切れ味鋭い作品をお届けする。なかでも注目は、大町市内で衰退や後継者不足になりつつある産業等をアートを通して考えてもらおうと活動する、林業者たちで構成された団体である北アルプス林研グループの新作。そのほかにも、数百本の竹を使って地域の公民館を囲い込む作品を地元住民と協力してつくり上げる企画など、北アルプスの現在を“体感”できるさまざまなプログラムが計画されている。
[会]長野県大町市ほか
[問]北アルプス国際芸術祭実行委員会事務局
Tel. 0261-85-0133

長野県御代田町 7月20日~9月16日

浅間国際フォトフェスティバル 2024 PHOTO MIYOTA

2018年から始まった、写真の楽しさを世界に発信するアートフォトの祭典。浅間山の裾野に広がる御代田の自然の中を散策しながら、屋内外に展開される作品を五感で楽しむことができる。参加型のプロジェクトやワークショップも開催され、町や来場者が共創していく余白のあるフェスティバルを目指す。
[会]MMoP(御代田写真美術館)
[問]浅間国際フォトフェスティバル 2024 PHOTO MIYOTA実行委員会 

Tel. 0267-32-3112

三重県亀山市 10月27日~11月16日

亀山トリエンナーレ2024

東海道の宿場町である亀山市で開催されている現代美術の祭典。店舗や空き店舗、民家、公園、文化財建造物などが展示会場となり、今年は国内外より81組のアーティストが参加予定。新人発掘や国際交流に力点が置かれ、展示作品は、インスタレーション、映像、立体、平面、パフォーマンス、ワークショップなどと幅広い。
[会]加藤家屋敷、東町商店街ほか市内各所
[問]亀山トリエンナーレ事務局
Tel. 0595-82-4125

京都市 10月5日~27日

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2024

2010年より毎年開催されており、今年で15回目を迎える京都発の国際舞台芸術祭。今回は「えーっと、えーっと」をキーワードに、多様な人々と舞台芸術の出会いと対話が可能になるフェスティバルをお届けする。リサーチプログラム、上演プログラム、エクスチェンジプログラムの3つのプログラムが予定されており、誰もが何かを得られるような、どの分野に興味がある人でも新たな発見を楽しめる構成となっている。
[会]ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場 春秋座、THEATRE E9 KYOTO、京都府立府民ホール“アルティ”ほか
[問]京都国際舞台芸術祭実行委員会 

Tel. 075-213-5839

神戸市 8月24日~11月24日

神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond

六甲山で毎年開催される現代アートの芸術祭。15回目を迎える今年のテーマは「新しい視界 Find new perspectives.」。今回は国内外から過去最多の61組のアーティストが参加する。ROKKO森の音ミュージアムや六甲高山植物園など六甲山のさまざまな魅力が感じられるエリアで作品を展示するほか、昨年新たに会場となったトレイルエリアがさらに拡張するなど規模を拡大して行われる。
[会]ROKKO森の音ミュージアムほか
[問]神戸六甲ミーツ・アート事務局
Tel. 078-891-0048

兵庫県豊岡市、養父市、香美町、朝来市、宝塚市 9月6日~23日

豊岡演劇祭2024

劇場のほか、温泉街、海岸、高原、神社に設けられた農村舞台など、まちの至る所が舞台となる演劇祭。今年は新たに朝来市と宝塚市を加えた11のエリアで開催。平田オリザのセレクトによるディレクターズプログラムでは国内外から招聘される話題の作品のほか、平田作・演出による名作『転校生』をたじま児童劇団が熱演。ほかにも、公募で選ばれたフリンジ公演や市民参加劇、農村歌舞伎舞台でのオリジナル神楽など、約70団体のパフォーマーが集結する。
[会]豊岡市、養父市、香美町、朝来市、宝塚市の11エリア
[問]豊岡演劇祭実行委員会(事務局:豊岡市観光政策課)
Tel. 0796-21-9016

奈良県 10月23日~11月18日

奈良・町家の芸術祭はならぁと2024

奈良県内の歴史的な町並みや町家で現代芸術の展覧会を開催する地域型アートプロジェクト。2011年からスタートし、今年で14年目を迎える。町並みの保存や町家の利活用促進、現代芸術を通じた新たな地域の価値の創出などを目標に掲げ、地元住民とアーティストが協力しながら、奈良県内各地でアートプロジェクトを展開する。
[会]橿原・今井エリア、吉野町三茶屋・殿川エリア、天川村西部エリア、奈良市田原エリア
[問]奈良・町家の芸術祭 HANARART 実行委員会
Tel. 090-9215-6847

山口県宇部市 10月27日~12月22日

第30回 UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)

戦後の市民運動をきっかけとして1961年から2年に一度の開催を続け、「最も長く続いている野外彫刻展」としてギネス世界記録®に認定された野外彫刻の国際コンクール。30回目を迎える今年は、一次審査で選ばれた入選模型のうち15点が、約10倍の大きさの野外彫刻となって、常盤湖を望むUBEビエンナーレ彫刻の丘に展示される。
[会]UBEビエンナーレ彫刻の丘

[問]UBEビエンナーレ事務局
Tel. 0836-34-8562

岡山県津山市、新見市ほか 9月28日~11月24日

森の芸術祭 晴れの国・岡山finger.gif

雄大な自然、歴史ある街並みなどの地域資源を数多く有する岡山県北部で始まる芸術祭。アートディレクターは金沢21世紀美術館長を務めるキュレーターの長谷川祐子。「本当に必要な資本とは何か?」を問いかけ、国内外のアーティストやクリエイターが集まり、地域の人々と共に新しい“資本”をつくり上げる。森の恵みに満たされた県北地域が芸術のエネルギーを得て、人々の心や感性をリフレッシュさせる場に変容する。
[会]岡山県内の12市町村
[問]「森の芸術祭 晴れの国・岡山」実行委員会
https://forestartfest-okayama.jp/contact/(問い合わせフォーム)

大分県別府市 9月21日~24日

Art Fair Beppu 2024

世界有数の温泉地・別府市を舞台に、気鋭のアーティストが集うアートフェア。アーティストが会場に常駐することを最大の特徴としており、今年度は出展者数を64組に拡大して作品を展示・販売。現代アートから工芸まで多様なアートの魅力が発信され、見て、話して、アーティストと出会うことができる4日間となる。
[会]別府国際観光港 旧フェリーさんふらわあ乗り場ほか
[問]混浴温泉世界実行委員会事務局(NPO法人BEPPU PROJECT内) 

Tel. 0977-22-3560

 

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