富山県富山市
オーバード・ホール 中ホール
〒930-0858 富山市牛島町9-17
Tel. 076-445-5620
◎2023年7月1日オープン
富山駅周辺一帯のさらなるにぎわいの創出を目指し、駅北側の既存の大ホール横に最大652 席の可動式客席を備えた中ホールがオープン。
施設は地上4階・地下1階建て（延床面積6841m2）。ホールは可動式客席を備えており、舞台を中央に配置するセンターステージ利用や客席をすべて収納する平土間利用など、利用者の自由な発想で、演劇やコンサート、ファッションショーなどさまざまな空間への転換が可能。 舞台と客席の距離が近く、演者の表情や息遣いがダイレクトに伝わる臨場感も特徴。またダンス公演や展覧会など小規模なイベントにも使用できる練習室等も併設するほか、館内各所にテーブル・椅子を配置したスペースが設けられ、公演のない日でも市民が気軽に集う交流の場にもなっている。
［オープニング事業］富山特別企画 坂東玉三郎×鼓童「アマテラス幻想」
［施設概要］ホール（最大652席）、練習室3室、ウォーミングアップ室、音楽鑑賞室 ほか
［設置者］富山市
［管理・運営者］（公財）富山市民 文化事業団
［設計者］（株）久米設計・（株）押 田建築設計・（有）空間創造研究所 設計・工事監理共同企業体
京都府向日市
永守重信市民会館
〒617-8665 向日市寺戸町中野20
Tel. 075-874-2120
https://www.city.muko.kyoto.jp/kaikan/
◎2023年2月8日オープン
耐震強度不足で閉館した旧市民会館の建て替えにあたり、日本電産創業者で向日市出身の永守重信氏から建物の寄付を受け整備。 建物は地上3階・地下1階建てで、2021年1月に完成した市役所新庁舎に併設。外観は市特産の竹をイメージしたデザインで、演劇やコンサートが楽しめるプロセニアム形式の多目的ホールをはじめ、大きさの異なる6つの会議室、調理室などを備える。また、ホワイエには授乳室やキッズスペース、ギャラリーがあり、市民交流の促進に繋げているほか、3階のテラスからは向日市の景観を楽しむことができる。 今後は市民のコミュニティーを広げる場として新たな挑戦や出会いを提供し、市民の文化・芸術の振興と生涯学習環境等の充実を図ることを目指す。
［オープニング事業］開館記念 千住真理子＆関西フィル弦楽アンサンブルコンサート
［施設概要］ホール（475席）、ギャ ラリー（16m2）、第1会議室（113m2）、第2会議室（163m2）、第3会議室 （68m2）、第4会議室（55m2）、和室、調理室 ほか
［設置・管理・運営者］向日市
［設計者］（株）都市居住文化研究所
大阪府高槻市
高槻城公園芸術文化劇場
〒569-0077 高槻市野見町6-8
Tel. 072-671-1061
https://www.takatsuki-bsj.jp/tat/
◎2023年3月18日オープン
老朽化した市民会館に代わる新たな文化施設として、高槻城公園の真ん中にオープン。建物 の周辺にはかつての高槻城を思わせる堀や塀を再現し、外壁には城下町の格子戸や公園の木立をイメージした縦格子の木材（ルーバー）が張り巡らされている。
プロセニアム形式の大ホールは、音楽・演劇・舞踊などの公演から各種式典や発表会まで 多彩に使用でき、壁面から天井までホール全体を包み込む木製のキューブはデザインだけで なく音響効果にも配慮されている。小ホールはコンパクトなサイズのコンサートホールとして、ソロやアンサンブルの演奏会などに利用可能。またブラックボックス型の大スタジオは、本格的な演劇・ダンス公演に特化している。 ほかにも、防音機能などを備えたスタジオやカフェなども整備され、これまで以上に市民が利用しやすい施設となっている。
［施設概要］トリシマホール（1,505席）、中ホール（602席）、太陽ファルマテックホール（205席）、サンユレックホール（168席）、中小スタ ジオ10室、カフェ、授乳室 ほか
［設置者］高槻市
［管理・運営者］（公財）高槻市文化スポーツ振興事業団
［設計者］（株）日建設計
