ステージラボは、公立文化施設等の職員を対象に、ワークショップ等の体験型プログラムやグループディスカッションなど、講師と参加者の双方向コミュニケーションを重視したカリキュラムに取り組む、少人数ゼミ形式の実践的な研修事業です。
令和6年度の前期セッションは、八戸ポータルミュージアムはっち・八戸市美術館(八戸市)にて2コースを開催します。各コースの詳細は募集要領をご覧ください。皆様のご参加をお待ちしています。
募集締切:2024年4月25日(木)必着
●ステージラボ八戸セッション概要 [日程]2024年7月2日(火)~5日(金) [会場]八戸ポータルミュージアムはっち(八戸市 三日町11-1)、八戸市美術館(八戸市大字番町10-4) [開講コース]ホール入門コース、自主事業コース [定員]各コース20名程度 [主催]一般財団法人地域創造 [共催]八戸市 |
◎ホール入門コース
【コーディネーター】
大澤寅雄(合同会社文化コモンズ研究所 代表・主任研究員)
【対象となる職員の目安】
公共ホール・劇場(開館準備のための組織を含む)において、業務経験年数1年半未満(開館準備のための組織は年数不問)の職員
【コース概要】
公共ホールにはさまざまな顔があります。公演のための集客施設、講演会や会議のための集 会施設、表現や創作などの活動拠点、学び、教え、出会い、憩いの場、開かれた居場所。それらの顔の“表情”がホールの魅力であり、表情を作るのがホールの職員です。この4日間、参加者の皆さんが互いに顔を見ながら、あるいは自分の顔を鏡に映して、地域住民に見せる、あなた自身の表情、あなたのホールの表情を作りましょう。
◎自主事業コース
【コーディネーター】
田村一行(大駱駝艦舞踏手・振付家)
【対象となる職員の目安】
自主企画による事業を実施している公共ホール・劇場において業務経験年数が2〜3年程の職員
【コース概要】
今日までさまざまな場所で地域の資源を活用しながら30以上の作品を創作してきました。各ホールの状況・環境・形態・問題は一つとして同じものはなく、「こうすれば良い」というメソッドはありません。しかしだからこそ外せない重要なポイントが見えてくるのです。今日まで私が作品創作を行う中でのポイントとは何であったのかを振り返り、また実際に市民参加作品等の事業を継続している劇場の例を検証しながら、そこから見える自身のホールとの類似点・ 相違点を探りましょう。「地域とアーティストが作品を創作する」という事業を実施するためには何が必要か、またその未来について考察します。
◎八戸ポータルミュージアムはっち 八戸市の新たな交流と創造の拠点として、賑わいの創出や観光と地域文化の振興を図りながら、中心市街地と市全体を活性化するため、2011年2月11日にオープンしました。開館以来、「はっち」の愛称で親しまれ、多くの市民に利用されるとともに、八戸の歴史や文化を見つめ直し、時には新しいものを取り入れながら新たな魅力と賑わいを生み出し、中心市街地の活性化にも寄与しています。 [管理者]八戸市 ◎八戸市美術館 アートを通した出会いが人を育み、人の成長がまちを創る「出会いと学びのアートファーム」をコンセプトとして、2021年11月3日に開館しました。従来の“もの”としての美術品展示が中心だった美術館とは異なり、“ひと”が活動する空間を大きく確保することで、“もの”や“こと”を生み出す新しいかたちの美術館として、新たな文化創造と八戸市全体の活性化を図ることを目指しています。 [管理者]八戸市 |
●ステージラボ八戸セッション参加申し込み方法
当財団ホームページから募集要領・申込書類をダウンロードし、必要事項をご記入の上、メールでお申し込みください。
https://www.jafra.or.jp/project/training/01.html#boshu
申し込み先:kensyu@jafra.or.jp
ステージラボに関する問い合わせ
芸術環境部 研修担当
Tel. 03-5573-4183