一般社団法人 地域創造

アーツセンター情報

栃木県栃木市

栃木市立美術館

〒328-0016 栃木市入舟町7-26

Tel. 0282-25-5300

https://www.city.tochigi.lg.jp/site/museum-tcam/

 

◎2022年11月3日オープン

 

前身となる美術館は、“蔵の街”と呼ばれる栃木市の歴史的景観を象徴する土蔵を改装して活用していたが、温湿度管理が難しいことや展示スペースが狭いこと、また中心市街地の活性化や文化・芸術および地域交流・ 観光交流の拠点施設として新たな美術館が求められていたことから、旧市役所跡地に整備。 蔵をモチーフにした建物は展示室3室と多目的室を備え、隣接する栃木市立文学館と美術館を繋ぐひろばは、関連イベントの開催などにより、人々の憩いの場となっている。

喜多川歌麿をはじめ、明治以降に活躍した清水登之、田中一村らの絵画や二代飯塚鳳齋らの竹工芸など、市ゆかりの作家たちの作品を収蔵するとともに、 国内外の優れた作家を紹介する。

「ふるさと・ひと・ときを結び、未来をつくるミュージアム」をコンセプトとして、市民のふるさとへの愛着と誇りの醸成やにぎわい創出に寄与することを目指す。

[オープニング事業]開館記念展 「明日につなぐ物語」

[施設概要]展示室A(289m2)・B(260m2)・C(121m2)、多目的室 (75m2)ほか

[設置・管理・運営者]栃木市

[設計者](株)佐藤総合計画

 

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富山県氷見市

氷見芸術文化館

〒935-0021 氷見市幸町31-9

Tel. 0766-30-3430

https://www.himi-bunka.or.jp/

 

◎2022年10月8日オープン

 

耐震性能の不足から閉館した旧市民会館に替わる氷見市の新たな文化・芸術の拠点として整備。

優れた音響性を持つシューボックス型のホールには、エアキャスター方式の可動客席を設置。ブロックごとに移動でき、演奏会や展示会など多様な目的での利用が可能。ロビーや廊下など共用スペースにはカウンターやテーブルを設置し、読書や学習に自由に利用することができる。また、浸水被害対策として高さ5mのピロティ方式を採用し、ホールなど主要施設は2階に配置。雨天時などはピロティ下での催し物も可能。回廊に囲まれた芝生の青空広場は、日常的に市民に開かれ、大階段と一体的に利用したイベントも可能で、さまざまな発想で市民が活用できる次世代ホールを目指している。

[オープニング事業]こけら落とし公演「志の輔らくごブリリアント」、氷見市制施行70周年記念事業を兼ねたオープニングシリーズ(2022年10月~23年3月)

[施設概要]大ホール(800席)、マルチスペース(174m2)、交流室3室、スタジオ2室、交流工房、交流ラウンジほか

[設置者]氷見市

[管理・運営者](一財)氷見市文化振興財団

[設計・監理]古谷誠章+NASCA

 

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宮崎県延岡市

野口遵記念館

〒882-0813 延岡市東本小路119-1

Tel. 0982-31-3337

https://www.nobeoka-noguchi.com/

 

◎2022年12月18日オープン

 

旭化成株式会社の創業者で「のべおか新興の母」と呼ばれる野口遵を記念する施設として1955年に開館。100周年を迎えた同社からの寄附も受けリニューアルオープンした。

音楽や演劇を中心としたホールとして、また延岡城跡など歴史・文化ゾーンの象徴的施設として整備されたホールは三層バルコニー形式で、壁面に設置された木ルーバーは、延岡の伝統的風景である「鮎やな」をモチーフとしており、優れた音響特性と同時に、木の素材感が温もりのある優しい印象をつくり上げている。 1階に設けられた野口遵顕彰ギャラリーは、野口の紹介や延岡が工業都市として発展していく姿などを、デジタルコンテンツを用いてわかりやすく展示。また多目的に利用できるフリースペースは屋外スペースと一体的に利用でき、さまざまなジャンルのイベントが開催可能となっている。

[施設概要]多目的ホール(675席)、野口遵顕彰ギャラリー、フリースペースA・B(154m2・78m2)、交流ラウンジ、屋上テラスほか

[設置者]延岡市

[管理・運営者](公財)のべおか文化事業団

[設計者]香山・小嶋・菊地・松下・コトブキ・オーツ特定建築設計共同体

 

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