令和5年度調査研究事業「地域文化施設におけるアウトリーチ・ワークショップの成果や効果にもとづく今後の展開に関する調査研究」について

　地域創造では、地域の文化芸術活動のための環境づくりについて全国的な視点から調査、分析、研究を行っています。今年度のテーマは、「地域文化施設におけるアウトリーチ・ ワークショップの成果や効果にもとづく今後の展開に関する調査研究」です。

　令和4年度は、自治体や公立文化施設が継続的に実施してきた教育や福祉、地域づくり等のアウトリーチ・ワークショップが個人の生活や公立文化施設の運営にどのように影響を与えてきたのか、アウトリーチに参加した児童・生徒および参加校の教員へのアンケート調査と、アウトリーチに積極的に取り組んでいる公共ホールの関係者へのグループインタビュー調査を実施し、成果や効果の検証と考察を行いました。

　今年度は調査対象をアーティストやコーディネーターに拡げ 、アンケート調査（8月〜9月）とグループインタビュー調査（9月〜10月）を実施しました。

　今後は令和4・5年度の調査結果に加え、令和3年度「地域と文化芸術をつなげるコーディネーター　インタビューによる事例調査」も踏まえて、アウトリーチやワークショップの今後の展開等に関する提言をとりまとめることとしています。

　調査結果については、後日報告書を発行予定です。発行時期や内容については、地域創造レターやホームページにてお知らせしますので、ぜひご覧ください。