※開催地の北から順に掲載。
[会]は会場、[問]は問い合わせ先です。
(は地域創造助成事業)
北海道白老町 9月9日~17日
飛生芸術祭2023
2009年から続く、旧飛生小学校 の木造校舎と周辺の森を会場とした芸術祭。森への影響を考慮し、今年はオープニングイベントである「トビウの森と村祭り」はお休みし、2011年から活動を続けてきた「森づくり」の経過に焦点を当てて開催する。普段の森づくりの雰囲気を味わえるワークショップも実施し、飛生ならではの体験ができる。
[会]飛生アートコミュニティー
[問]飛生芸術祭実行委員会
hm@racka-sapporo.com
青森県・岩手県三陸沿岸地域 2023年9月~2024年3月
三陸国際芸術祭2023 移ル
青森県八戸市から岩手県陸前高田市まで全長600km以上を舞台とした国際芸術祭。今年は 「移ル」をテーマに、主要イベント「三陸のだむら未来芸能祭・のだむら祭生(さいせい)ミーティン グ」(9月23日、24日)、「三陸芸能大発見サミット」(10月7日、8 日)、「三陸芸能祭LINK」を開催。 人々を介して伝わり、留まり、育まれてきた伝統芸能の、時代の積み重ねに目を向ける。
[会]岩手県野田村、大船渡市ほか
[問]三陸国際芸術推進委員会
info@sanfes.com
仙台市 9月29日~10月1日
仙台クラシックフェスティバル 2023
今年で17回目を迎え、「せんくら」の愛称で親しまれる音楽フェスティバル。今回初出演となる鷲尾麻衣&又吉秀樹がさまざまなジャンルの名曲を歌い上げる「名曲アラカルト」などクラシック音楽の初心者でも気軽に楽しめる公演や、関連企画として市内のさまざまな会場で行われる「街なかコンサート」、地下鉄仙台駅・旭ヶ丘駅を会場に行う「地下鉄駅コンサート」など、3日間で大小さまざまな68公演を開催する。
[会]日立システムズホール仙台、 太白区文化センター
[問]仙台市市民文化事業団
Tel. 022-727-1872
千葉県内房総5市 9月30日~2024年5月5日(イベント・パフォーマンス期間)/2024年3月23日~5月26日(アート作品 展示期間)
百年後芸術祭 ─内房総アートフェス─
内房総5市を舞台に、千葉県誕生150周年事業の一環として、「広域連携」「官民協同」による初の試みとして、アート、クリエイティブ、テクノロジーの力を融合した芸術祭を開催する。総合プロデューサーを音楽家の小林武史、アートディレクターを北川フラムが務める。
[会]内房総5市(市原市、木更津市、君津市、袖ケ浦市、富津市)の各所
[問]内房総アートフェス実行委員会事務局
Tel. 0438-38-6563
さいたま市 10月7日~12月10日
さいたま国際芸術祭2023
さいたま市を舞台に3年に一度開催される芸術祭。今回のテーマは「わたしたち」。さまざまな 展示やイベントが市内各所で展開され、さいたまの街に膨大な “営みの集合体”が発生する。現代アートチーム目[mé]がディレクションするメイン会場では、国内外から多様なアーティストが参加し、なかには日によって変化する作品も展開される。
[会]メイン会場:旧市民会館おおみや ほかさいたま市内各所
[問]さいたま国際芸術祭実行委員会
Tel. 048-767-5411
埼玉県所沢市 9月23日、24日
空飛ぶ音楽祭2023
音楽のあるまちづくりを推進する所沢で開催する音楽フェスティバル。所沢航空記念公園の緑豊かなロケーションをバックに、梅津和時や木村充揮、古市コータローといったレジェンドから地元で活動するアマチュアまで多彩なミュージシャンが出演。のんびりとリラックスして音楽を楽しめる。キッチンカーやワークショップなど、音楽ステージ以外の楽しいコンテンツも見どころ。
[会]所沢航空記念公園、所沢市民文化センター・ミューズ
[問]空飛ぶ音楽祭実行委員会事務局
Tel. 04-2998-9211
東京都豊島区 9月1日~10月29日
東京芸術祭 2023
東京の多彩で奥深い芸術文化を通して世界とつながることを目指し2016年に始まった都市型の総合芸術祭。8回目の今回は「世界を反転させて陽気になる方法」をテーマに、芸術祭総合ディレクター・宮城聰演出のSPAC『マハーバーラタ ~ナラ王の冒険~』 野外公演、コロナ禍の延期を経て22年ぶりの来日公演となるフランスの太陽劇団(テアトル・デ ュ・ソレイユ)『金夢島 L’ÎLE D’ OR Kanemu-Jima』、木ノ下歌舞伎『勧進帳』など多彩な全19プログラムが池袋周辺で上演される。
[会]東京芸術劇場、ロサ会館、メトロポリタンプラザビル自由通路 ほか
[問]東京芸術祭実行委員会事務局
Tel. 050-1746-0996
神奈川県逗子市 10月7日~29日
逗子アートフェスティバル2023
市民中心の企画・運営で毎年開催しているアートフェスティバル。11回目を迎える今年は、3年に一度規模を拡大して開催する“トリエンナーレ年”として、逗子を拠点とする野外映画館プロジェクトCINEMA CARAVANによる上映・展示や、ミラーボールアート集団MIRRORBOWLERなどの多彩なプログラムを市内各所で予定。また、10月28日、29日に は、逗子に縁のあるさまざまなジャンルの音楽が集う「池子の森の音楽祭」を開催する。
[会]逗子市内各所
[問]逗子アートフェスティバル実行委員会
Tel. 046-873-1111
富山県南砺市 8月25日~9月10日
SCOTサマー・シーズン2023
1982年に日本初となる世界演劇祭「利賀フェスティバル」を開催して以来、世界から演劇人が集まって毎年開催されている演劇祭。鈴木忠志率いるSCOTは、華麗な花火と雄大な自然とともに上演される花火劇『世界の果てからこんにちはⅠ』など3作を上演。次代の演出家が競演する現代舞台芸術の魅力発信事業にはジャカルタ演劇協会会長でもあるバンバン・プリハディが新作で参加。ほかにも国際演劇評論家協会によるシンポジウムなど、多彩なプログラムを開催する。
[会]利賀芸術公園
[問]利賀文化会議
Tel. 0763-68-2356
石川県珠洲市 9月23日~11月12日
奥能登国際芸術祭2023
3年に一度、能登半島の先端に位置する珠洲市で開催される芸術祭。5月に発生した地震の影 響が心配されたが、日程を約3 週間延期して開催する。三方を海に囲まれた“さいはて”の地に、国内外のアーティスト59組が集結し、珠洲に根差した作品を表現。ほかにも田中泯の公演や朗読劇、ワークショップ等さまざまなイベントを開催予定。今回は民具収蔵庫をリニューアルし、スズ・シアター・ミュージアムの分館として公開する。
[会]珠洲市全域
[問]奥能登国際芸術祭実行委員会事務局
Tel. 0768-82-7720
京都市 9月30日~10月22日
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2023
2010年より開催している京都発の舞台芸術祭。国内外の先鋭的なアーティストを迎え、演劇やダンス、音楽、美術などのジャンルを横断した、いま注目すべき舞台作品を紹介。今年は「まぜまぜ」をキーワードに、言語、アイデンティティ、文化の混ざりあいに目を向けた世界各地の「EXPERIMENT=実験」的な作品を上演する。
[会]ロームシアター京都、京都芸術センター、京都芸術劇場春秋座、THEATREE9 KYOTO、京都市京セラ美術館 ほか
[問]京都国際舞台芸術祭実行委員会
Tel. 075-213-5839
兵庫県伊丹市 9月8日~17日
鳴く虫と郷町
江戸時代に庶民の間で広く親しまれた、鳴く虫の音色を楽しむ「虫聴き」を現代風にアレンジし、街中で虫の音と秋を楽しむイベント。お店や公共施設、広場や街路樹で鳴く虫が展示されるほか、旧岡田家住宅・酒蔵でのダンスワークショップ「鳴く虫とダンス!?」(講師:セレノグラフィカ、升田学)や、市内各所での音楽ライブなど、関連イベントも多数開催される。
[会]市立伊丹ミュージアム(旧岡田家住宅・酒蔵、旧石橋家住宅)、周辺商店街、三軒寺前広場ほか市内各所
[問]市立伊丹ミュージアム
Tel. 072-772-5959
兵庫県豊岡市、養父市、香美町 9月14日~24日
豊岡演劇祭2023
豊岡市に拠点を移した青年団の平田オリザがフェスティバルディレクターを務め、今年で4年目を迎える演劇祭。豊岡市の特徴的な7つのエリアと隣接する養父市、香美町を加えた9つのエリアで開催される。劇場だけでなく、城崎の温泉街や竹野の海岸、キャンプサイト、神社の境内に設けられた木造の農村舞台など、さまざまなランドスケープを舞台に、 国内外から招聘された話題の作品や公募で選ばれたフリンジなど、90以上の団体が上演する。
[会]豊岡市民会館、豊岡市民プラザ、城崎国際アートセンター、江原河畔劇場、やぶ市民交流広場 ほか
[問]豊岡演劇祭実行委員会(事務局:豊岡市観光政策課)
Tel. 0796-21-9016
奈良県吉野町、下市町、下北山村 9月16日~11月12日
MIND TRAIL 奥大和心のなかの美術館2023
奈良県南部・東部に位置する奥大和を舞台に、長時間かけて歩き、雄大な自然を作品を通して体験する芸術祭。2020年から始まり、4回目の開催となる今回は「Competency」をテーマに掲げ、プロデューサーの齋藤精一を中心に、エリアディレクター3 組(吉野町:矢津吉隆/下市町: SKWAT/下北山村:浅見和彦・ ゴッドスコーピオン・吉田山)が各地域をディレクションする。
[会]奈良県吉野町、下市町、下北山村
[問]奧大和地域誘客促進事業実行委員会事務局(奈良県奥 大和地域活力推進課内)
Tel. 0744-48-3016
山口県宇部市 9月24日~10月22日
第30回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)応募作品展
アートによるまちづくりの先駆けとして1961年に宇部市で始まった「まちを彫刻で飾る運動」を契機に開催されてきた伝統の野外彫刻国際コンクール。1次審査に応募された模型を展示する応募作品展では、例年約300点が展示される。2次審査を通過した15 点の作品は、2024年秋に開催される本展で実物を展示。会期後は市内の公共空間に大賞作品等が恒久設置される予定。
[会]ときわ湖水ホール
[問]UBEビエンナーレ事務局
Tel. 0836-34-8562
高知県高知市 9月16日、17日
高知街ラ・ラ・ラ音楽祭2023
“音楽の力で街を元気に”がコンセプトのプロ・アマ問わず出演可能な野外音楽祭。商店街や高知城丸ノ内緑地に1日限定のステージが現れ、ロックやジャズ、ポップスなどさまざまなジャンルの音楽が一日中街に溢れる。今年は20回目の開催を記念し、高知県高等学校軽音楽演奏会(軽音祭)を盛り上げてきた高校生バンドの演奏を中心とする「Next Generation’s Day」も開催。
[会]高知市中央公園ほか
[問]高知街ラ・ラ・ラ音楽祭実行委員会事務局
Tel. 088-883-5071
大分県別府市 9月23日~25日
Art Fair Beppu 2023
国内外から多くの観光客が訪れる温泉地・大分県別府市。「別府現代芸術フェスティバル『混浴温泉世界』」などの地域特性を活かしたアートプロジェクト等の開催を通じ、多様なアーティストが生活や活動の拠点として集まりつつある別府市を舞台に、現代アートから工芸までさまざまな アートの魅力を発信するアートフェア。約50組の出展者が集い、 訪れる人々がアーティストと直接出会い、交流し、活動を支援する場となることを目指す。
[会]別府国際観光港 旧フェリーさんふらわあ乗り場 ほか
[問]混浴温泉世界実行委員会事務局(NPO法人BEPPU PROJECT 内)
Tel. 0977-22-3560