文化・芸術を通じた地域づくりの事例を紹介する雑誌『地域創造』第48号を2022年12月16日に発行しました。今回の特集は、新型コロナウイルス感染症等の影響により開館の遅れた公立文化施設が次々と開館している状況下で、これからの公立文化施設のマネジメントや事業内容を考える上で参考になるニューオープンの施設を紹介するとともに、これからの事業で活躍する若者へ向けた新しい育成制度を紹介します。また、1994年の地域創造設立後、貸館だけでなく自主事業に取り組むホールが増え始め、その中で開館した多くの施設が20周年を迎えています。開館20周年を迎えた施設をピックアップし、現場の職員による座談会も行いました。
◎特集1「ニューオープン」
•あきた芸術劇場ミルハス(秋田県秋田市)
•旧高槻市民会館/高槻城公園芸術文化劇場(大阪府高槻市)
•那覇文化芸術劇場なはーと(沖縄県那覇市)
•コラム その他のニューオープン施設
◎特集2「育成環境を考える」
•浜松市アクトシティ音楽院(浜松市)
•コラム 浜松市楽器博物館
•公益財団法人クマ財団
•たいけん美じゅつ場VIVA(茨城県取手市)
◎空間のエスプリ―国際的事例のビジュアルレポート
•ジャカルタの複合コレクティヴGUDSKUL(インドネシア)
◎体験レッスン―公立文化施設職員・文化政策担当者へのノウハウ伝授
•宮古市民文化会館に「人の繋がりを取り戻す」プログラムづくりを学ぶ(岩手県宮古市)
◎SCOPE―地域の注目事例レポート
•プロジェクトFUKUSHIMA!/「わらじまつり」「わらじ音頭」(福島県福島市)
•静岡市民文化会館「ラウドヒル計画」(静岡市)
◎座談会
•それぞれの20年
◎イラストSCOPE―伝統芸能・古典芸能・祭りなど伝承の取り組みのイラストレポート
•邦楽器糸の製造を支える原糸づくりと丸三ハシモト(滋賀県長浜市)
◎海外STUDY
•クリエイティブ・ヨーロッパ・プログラム
◎BOOK
『協働と共生のネットワーク インドネシア現代美術の民族誌』
地域創造発行物のご案内
文化・芸術を通じた地域づくりの事例を紹介する雑誌『地域創造』のバックナンバーや、地域創造レターで長年にわたって連載してきた制作基礎知識シリーズを中心にまとめたハンドブック『公立ホール・劇場職員のための制作基礎知識 増補版 2021年』などは、地域創造のホームページから入手が可能です。
*入手方法はこちらからご確認ください。 https://www.jafra.or.jp/library/nyushu/application/
『地域創造』第47号 特集:レジデンス再考/well-being(よりよく生きる)
『地域創造』第46号 特集:コロナ時代/暮らしとアート
『地域創造』第45号 特集:美術館リニューアル/パブリック・プログラムを考える
『公立ホール・劇場職員のための制作基礎知識 増補版 2021年』
雑誌『地域創造』、地域創造発行物に関する問い合わせ
芸術環境部 矢嶋
Tel. 03-5573-4093