一般社団法人 地域創造

令和4・5年度「公共ホール創造ネットワークモデル事業」がスタート

 地域創造では、今年度から公共ホール創造ネットワークモデル事業に取り組んでいます。
 この事業は、これまで実施してきた「公共ホール音楽活性化アウトリーチフォーラム事業」と「公共ホール演劇ネットワーク事業」での取り組みを踏まえて、発展的で多様な企画づくりを行える事業として新たに立ち上げた事業です。公共ホール職員の企画・制作能力の向上と広域的な連携強化を図ることを目的として、都道府県等が主体となって、クラシック音楽、現代ダンスまたは演劇の複数ジャンルのアーティストを市町村に派遣して地域交流プログラムを実施するとともに、都道府県および市町村等の公共ホールが共同・連携して複数ジャンルを組み合わせた新たな作品を制作して公演を実施するものです。
 この事業では、地域創造のノウハウを取り込みつつ、参加各館のノウハウを活かした地域独自の事業を企画することが可能です。また、事業の企画・制作段階から市町村等のホールが関与することで、都道府県内でのノウハウの共有が可能です。さらに複数ジャンルの組み合わせによる化学反応も期待されます。
 令和4・5年度は、神奈川県(公益財団法人神奈川芸術文化財団)を中心に神奈川県内の市町村が参加してモデル事業がスタートしました。
 1年目となる今年度は、KAAT神奈川芸術劇場芸術監督の長塚圭史さん監修のもと、ダンサー・振付家の柿崎麻莉子さんを中心にダンサーや俳優がアシスタントとして参加。小学4~6年生を対象としたアウトリーチプログラムづくりを行い、9月には参加4市(相模原市、小田原市、茅ヶ崎市、厚木市)のホール担当者とプログラムのブラッシュアップに向けた意見交換を行いました。
 各市でのアウトリーチは12月からスタートします。どのようなアウトリーチになるか楽しみです。事業の様子につきましては、改めてレター等でお知らせする予定です。

 

「公共ホール創造ネットワークモデル事業」に関する問い合わせ

芸術環境部 栗林・前田
Tel. 03-5573-4055・4076

 

 

 

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