令和5・6年度の公共ホール音楽活性化事業(おんかつ)にて全国に派遣される7組のアーティストを紹介します。現在、令和5年度の実施団体を募集中ですので、こちらの若き演奏家と共に地域にクラシック音楽を届けたい公共ホールの皆さまは、ぜひ「おんかつ」にご応募ください。
募集締切:2022年9月22日(木)必着
閑喜 弦介(かんき げんすけ)[ギター]
3歳で父からギターの手ほどきを受けて以来今日に至るまで、クラシックをはじめジャズや編曲を手がけ、各方面からその卓越したセンスと技術に称賛を浴びている。ギター音楽大賞コンクールをはじめ、日本国内外で数々の受賞を経て、2014年よりパリエコールノルマル音楽院にて研鑽を積み、演奏家ディプロムを満場一致の首席で取得。2018年にはリール高等音楽院にてジュディカエル・ペロワの下でフランス国家演奏家資格を取得。その後、パリ地方音楽院JAZZ科を満場一致の首席で卒業。現在は日本に活動の場を移し、引き続き活動の幅を広げている。
今田 篤(いまだ あつし) [ピアノ]
掛川市出身。2018年第10回浜松国際ピアノコンクール第4位及び2016年世界三大コンクールの一つであるエリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー・ブリュッセル)にてファイナリスト入賞。これまでにマリン・オールソップ指揮ベルギー国立管弦楽団等海外及び国内のオーケストラと多数共演。リサイタルを日本国内及びフランス、ベルギー、ドイツ、ブラジル、アゼルバイジャン、英国にて行う。現在東京藝術大学音楽学部ピアノ科非常勤講師。
水谷 桃子(みずたに ももこ)[ピアノ]
ピティナ特級準金賞、東京音楽コンクール第2位、浜松国際ピアノアカデミーコンクール第4位、松方ホール音楽賞等受賞。NY・ドロシーマッケンジーアワード優勝。15歳の時に中村紘子氏の推薦で初リサイタルを行う。これまでに著名な指揮者の下、日フィル、東フィル、札幌響、新日フィル、兵庫PAC管、大阪フィル、日本センチュリー響、東京ニューシティー管、大阪響等と共演。J.ローズ氏の招きでIKIF音楽祭にてNYリサイタルデビュー。東京藝術大学を経て、同大学院修了。現在、昭和音大ピアノアカデミー在籍。
上田 純子(うえだ じゅんこ) [ソプラノ]
国立音楽大学卒業。同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所修了。Wales International Academy of voice(U.K)修士課程修了。第38回イタリア声楽コンコルソ ソプラノ特賞。第8回 東京音楽コンクール 声楽部門第1位。第14回世界オペラ歌唱コンクール「新しい声2011」アジア代表。平成24年度文化庁派遣芸術家在外研究員として渡英。またイタリア・トリエステヴェルディ歌劇場、ボローニャ市立歌劇場でそれぞれ研鑽を積む。これまでに、円光寺雅彦、小林研一郎など著名指揮者のもと、東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団など国内主要オーケストラと共演。二期会会員。
西村 悟(にしむら さとし) [テノール]
千葉県出身。日本大学芸術学部音楽学科卒業、東京藝術大学大学院オペラ科修了。イタリア声楽コンソルソミラノ大賞、日本音楽コンクール第1位及び聴衆賞受賞。オペラでは新国立劇場をはじめ日生劇場、びわ湖ホール等にて主要役で出演。またコンサートでも国内外のオーケストラと共演。NHKニューイヤーオペラコンサートや題名のない音楽会等メディア出演多数。千葉市芸術文化新人賞、五島記念文化賞オペラ新人賞、出光音楽賞受賞。藤原歌劇団団員。
カメハ[パーカッションアンサンブル]
永野雅晴、永野仁美による夫婦打楽器デュオ。共に東京藝術大学大学院修了。それぞれオーケストラやアンサンブルなど幅広く活動しており、デュオとしては保育園・幼稚園から小中高、また特別支援学校や高齢者施設などへ出向いてのアウトリーチ活動を積極的に行っている。カメハとして、現代音楽コンクール「競楽」本選出場、Percussive Ar ts WebContest第2位。
Modétro Saxophone Ensemble(モデトロサクソフォンアンサンブル)[サクソフォン四重奏]
「Modétro」は、「modern(現代風)」と「rétro(古風)」を合わせた造語。バロックから現代を網羅し、その魅力をサクソフォンで伝えたい、という意である。アウトリーチでは優れたコミュニケーション能力を発揮し子どもたちに音楽の魅力を伝え、コンサートでは多岐にわたるレパートリーと小気味良い話で会場を沸かせ、聴衆と共に時空を遊ぶサクソフォン・カルテットである。2021年ファーストアルバム『Realize』をリリース。
公共ホール音楽活性化事業に関する問い合わせ
芸術環境部 永田・仕田
Tel. 03-5573-4064