神奈川県小田原市
小田原三の丸ホール(小田原市民ホール)
〒250-0012 小田原市本町1-7-50
Tel. 0465-20-4152
https://ooo-hall.jp/
◎2021年9月5日オープン
59年間多くの市民に親しまれ2021年7月に閉館した小田原市民会館の歴史を受け継ぎ、新しい文化・芸術拠点としてオープン。お堀端通りと国道1号線の間、小田原市の東西を繋ぐ場所に位置し、「人と人を結ぶ、小田原と世界を結ぶ」という運営理念の下、「結」の書体でシンボルマークがデザインされている。愛称の「小田原三の丸ホール」は、多くの人に親しまれる施設になるよう、城下町として栄えた小田原らしい愛称として400件を超える公募の中から選ばれた。
1階のオープンロビーは、広々とした空間で休憩や待ち合わせに利用でき、2階・3階の大ホールホワイエからは小田原城の景色を眺めることができる。大ホール内壁面は小田原産の木を使い、職人の手作業で取り付けられたタイルは異素材を合わせることで、豊かな音色を届けるように設計されている。
[オープニング事業]野村萬斎×杉本博司 三番叟「神秘域」ほか
[施設概要]大ホール(1,105席)、小ホール(296席)、展示室、ギャラリー回廊、スタジオ、練習室3室
[設置者]小田原市
[管理・運営者]小田原市
[設計者]環境デザイン研究所(仙田満)
©株式会社エスエス 島尾 望
大阪府枚方市
枚方市総合文化芸術センター
〒573-1191 枚方市新町2-1-60
Tel. 072-845-4910
https://hirakata-arts.jp/
◎2021年8月30日オープン
老朽化した枚方市市民会館大ホールの代替施設として、京阪電車枚方市駅から徒歩5分のエリアに整備。文化芸術の拠点形成や広域的な交流拠点として充実させることで、駅周辺や地域全体の魅力向上や活性化を促進することを目指す。
メイン施設の大ホール・小ホール・イベントホールは、いずれも音響効果の高いレンガを壁面に採用することで優れた響きを生み出し、演劇や音楽、伝統芸能などさまざまな公演に対応。また館内全体にもレンガと上質な木材が用いられ、温かみと重量感のあるデザインとなっている。
今後は、これまで文化芸術にあまり関心がなかった人々も来館するような施設となるよう、事業を推進するとともに、子どもたちが等しく文化芸術にふれる機会を創出するなど、市民の文化芸術への興味や関心を育て、裾野を拡大していくための取り組みを進める。
[オープニング事業]大阪フィルハーモニー交響楽団特別公演ほか
[施設概要]大ホール(1,468席)、小ホール(325席)、イベントホール(200席)、美術ギャラリー、マルチスペース1・2、リハーサル室ほか
[設置者]枚方市
[管理・運営者]アートシティひらかた共同事業体
[設計者](株)日建設計
兵庫県姫路市
アクリエひめじ(姫路市文化コンベンションセンター)
〒670-0836 姫路市神屋町143-2
Tel. 079-263-8082
https://www.himeji-ccc.jp/
◎2021年9月1日オープン
JR姫路駅から徒歩約10分のエリアに、播磨地域の文化芸術・MICE推進の拠点として開館。音楽や舞台芸術をはじめ、講演会、学会など多彩な催事に対応することで、地域の「ものづくり力の強化」「地域ブランドの育成」「交流人口の増加」を促進する。
2,010席の大ホールは、舞台までの距離を感じさせない3層バルコニー形式で、アコースティックでの演奏時は音響反射板をセット可能。車椅子席(最大48席)や多目的鑑賞室を配置しており、ユニバーサルデザインにも配慮している。演劇をはじめ多目的に利用できる中ホールや市民利用に便利な小ホール、面積4,000㎡に及ぶ大空間の展示場なども備える。
今後は地域のさまざまなニーズに応えながら、MICEの拠点施設として、国際会議の誘致も進めていく。
[オープニング事業]野村萬斎×杉本博司「神秘域」
[施設概要]大ホール(2,010席)、中ホール(693席)、小ホール(164席)、メインスタジオ(リハーサル室)、スタジオ6室、屋内展示場(約4,000㎡)、会議室10室ほか
[設置者]姫路市
[管理・運営者]姫路市文化コンベンションセンター運営共同事業体
[設計者](株)日建設計