新型コロナウイルス感染症の影響により、イベントが中止となる場合や、開催内容・日程等が一部変更となる場合がございます。最新の情報は主催者の発表情報をご確認ください。
データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
開催地/地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。
島根県安来市
安来市加納美術館
〒692-0623 安来市広瀬町布部345-27
Tel. 0854-36-0880 千葉潮
没後45年 加納莞蕾展
安来市出身の画家・加納莞蕾は、戦後にフィリピン戦犯除名嘆願運動をはじめ、平和を訴えて活動したことでも知られる。本展は、莞蕾の没後45周年を機に画業を振り返るととともに、莞蕾が行ってきた平和活動の軌跡も伝える内容となっている。従軍画家として中国に赴き制作した作品《風陵渡高地占領》(写真複製画)や、当時携行していた手帳等の資料も展示する。
[日程]4月16日〜7月10日
[会場]安来市加納美術館
広島県三次市
奥田元宋・小由女美術館
〒728-0023 三次市東酒屋町10453-6
Tel. 0824-65-0010 渡邉・吉川・松原
文化勲章受章記念 奥田小由女展─元宋作品とともに
奥田小由女は、2020年に人形作家(工芸)初の文化勲章を受章した。1984年に受章した日本画家の夫・奥田元宋と共に史上初の夫妻での文化勲章受章を記念し、小由女のレリーフの大作《天翔る賛歌》、元宋の襖絵《山霊重畳》など、館初公開を含む代表作を紹介。同じ原風景の中で、それぞれの芸術表現を追求し、高めあった夫婦の足跡をたどる。
[日程]4月29日〜6月14日
[会場]奥田元宋・小由女美術館
山口県山口市
山口情報芸術センター[YCAM]
〒753-0075 山口市中園町7-7
Tel. 083-901-2222 竹下暁子
石若駿+YCAM新作パフォーマンス公演
「Echoes for unknown egos ─発現しあう響きたち」
ジャンルを越えて国内外で活躍する打楽器奏者・石若駿とYCAMとのコラボレーションによる新作公演。自身と共演するというアイデアから出発した本作では、オリジナルの打楽器や石若のパフォーマンスを学習して自律的に演奏を行う人工知能(AI)などと石若が即興のセッションを繰り広げる。初日はソロ公演、2日目はサックス奏者・松丸契が参加。新作インスタレーションの公開など関連イベントも実施。
[日程]6月4日、5日
[会場]山口情報芸術センター[YCAM]
徳島県徳島市
徳島県立近代美術館
〒770-8070 徳島市八万町向寺山
Tel. 088-668-1088 友井伸一
https://art.bunmori.tokushima.jp/
特別展 カミのかたち Forms of KAMI
近代以降の美術作品に見られる「カミ」を探る特別展。所蔵コレクションから、日本神話やキリスト教などの宗教上で語られる「神」、時代を彩るアイドルや実在の恋人を含めた「女神」、アニミズムに通じるような自然への畏敬の念から生じる「カミ」の3テーマに沿った作品を展示し、目に見えない力が美術作品にどう表れているかを紹介する。
[日程]4月23日〜6月19日
[会場]徳島県立近代美術館
愛媛県久万高原町
町立久万美術館
〒791-1205 上浮穴郡久万高原町菅生2番耕地1442-7
Tel. 0892-21-2881 中島小巻
https://www.kumakogen.jp/site/muse/
SATO Kei: a Wonder
怪物 佐藤溪
放浪の詩人、画家として知られる佐藤溪(1918〜60)は1945年に復員後、二度にわたって全国各地を旅し、即興的に描いた哀切な詩情がにじむ水彩画、スケッチを遺している。本展では放浪する前に佐藤が描いた油彩画に注目し、中国大陸のイメージが投影されたような不思議な人物像や妖しい微笑をたたえた女性像など、放浪中の作品とは全く違う性質の作品から、知られざる佐藤の内奥に迫る。
[日程]5月28日〜9月11日
[会場]町立久万美術館