ステージラボは、公立文化施設等の職員を対象に、ワークショップ等体験型プログラムやグループディスカッションなど、講師と参加者の双方向コミュニケーションを重視したカリキュラムに取り組む、少人数ゼミ形式の実践的な研修事業です。
令和3年度は、穂の国とよはし芸術劇場PLAT(愛知県豊橋市)にて3コースを開催します。各コースの詳細は募集要領をご覧ください。皆様のご参加をお待ちしています。
募集締切:2021年11月25日(木)必着
◎ステージラボ豊橋セッション概要 [日程]2022年2月15日(火)~18日(金) ※公立ホール・劇場マネージャーコースのみ2月15日(火)~17日(木) [会場]穂の国とよはし芸術劇場PLAT(愛知県豊橋市西小田原町123) [コース]ホール入門コース、自主事業コース、公立ホール・劇場マネージャーコース [定員]各コース最大20名 [主催]一般財団法人地域創造、公益財団法人豊橋文化振興財団 [共催]豊橋市 [後援]愛知県 ※新型コロナウイルス感染症への対策を講じた上で実施いたします。 ※新型コロナウイルス感染症の影響により、開催内容等が変更となる場合がございます。 |
◎ホール入門コース
【コーディネーター】
小川智紀(認定NPO法人STスポット横浜 理事長)
【対象となる職員の目安】
公共ホール・劇場(開館準備のための組織を含む)において、業務経験年数1年半未満(開館準備のための組織は年数不問)の職員
【コース概要】
公共ホール・劇場にいながら、その様子を外から眺めることは難しいものです。芸術やアートという世界から離れ、人口37万人の都市・豊橋という場所で、コートの襟を立てて、一緒にまちを歩いてみませんか。日々の暮らしの中にある文化施設の意味を、仲間とじっくり考える機会にしましょう。
◎自主事業コース
【コーディネーター】
田上豊(劇作家・演出家、田上パル主宰、富士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督)
【対象となる職員の目安】
自主企画による事業を実施している公共ホール・劇場において業務経験年数が2〜3年程度の職員
【コース概要】
このコースでは、自主事業の中でも、教育・交流事業と創造事業に的を絞り、皆さんの地域で今後実施していくには何が必要か、またどんな視点に立つべきかを考察しながら、実践的なレクチャーおよびワークショップ形式で進めていきます。コロナ禍を踏まえ、地域性を加味し、時代に即した自主事業のあり方をラボに集ったメンバーと共有し、多角的に考えていきましょう。
◎公立ホール・劇場マネージャーコース
【コーディネーター】
会田大也(山口情報芸術センター[YCAM]アーティスティックディレクター)
【対象となる職員の目安】
公共ホール・劇場において管理職程度の職責をもつ職員
【コース概要】
このコースでは、公立ホールや劇場のマネージメントを行う方を対象に研修を行います。ホールや劇場には、利用者、表現者、設置者などさまざまなステークホルダーがいますが、それぞれの立場を勘案しながら、公立の施設・組織であることの社会的な責任を考えます。研修とはいえ、答えをお渡しする形はイメージしていません。結論はどこも出せていない課題に対して、一緒に考えていく内容になると思います。
PLATは、東三河地域の市民のための演劇・舞踊・音楽等の芸術文化の振興と芸術文化を活用した市民の交流と創造活動の活性化を図るため、2013年に豊橋駅徒歩3分の位置に開館した芸術文化交流施設です。出演者の熱気や緊張感、生の台詞が客席に自然に伝わることに配慮した親密感のある主ホール(778席)と、幅広い文化活動が可能な小劇場空間アートスペース(266席)のほか創造活動室や研修室を備え、市民が交流・活動する文化の“プラット”ホームとして幅広く活用されています。
豊橋市が文化振興指針に理念として掲げる“「文化がみえるまち」の実現”のもと、本格的な舞台公演の創造発信事業や鑑賞事業、「高校生と創る演劇」など市民参加型事業、ファシリテーター養成講座などの人材養成事業などを展開し、2017年度プロデュース公演『荒れ野』で第5回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞、2018年度地域創造大賞(総務大臣賞)を受賞。指定管理者は(公財)豊橋文化振興財団。
ステージラボ豊橋セッション参加申し込み方法
当財団ホームページから募集要領・申込書類をダウンロードし、必要事項をご記入の上、メールでお申し込みください。
https://www.jafra.or.jp/project/training/01.html#boshu
申し込み先:kensyu@jafra.or.jp
ステージラボに関する問い合わせ
芸術環境部 藤原・吉川・梅村
Tel. 03-5573-4183