福島県新地町
新地町文化交流センター「観海ホール」
〒979-2702 相馬郡新地町駅前1-3
Tel. 0244-32-1301
https://www.shinchi-town.jp
◎2020年8月1日オープン
東日本大震災による津波で甚大な被害を受けたJR新地駅周辺において、公共施設、商業施設、災害町営住宅等を整備した「観海タウン」の一施設としてオープン。295人の公募の中から選ばれた愛称「観海ホール」は、「海が見える」「広い視野」という意味があり、津波で流失してしまった福島県で最も古い共立学校「観海堂」の名前を残したいという願いから名付けられている。
施設は音楽イベントや演劇公演など多彩なイベントに対応可能な445席の多目的ホールや、ドラムが完備されている音楽スタジオ、会議室で構成されており、入り口から入ってすぐのロビーは、窓を開けることで隣接している観海堂公園へと直接出入りができるイベントスペースとしても利用が可能。
駅周辺施設の最大の特徴として、同エリアに整備されたエネルギーセンターから温水、冷水、電気が直接供給されており、環境と経済と文化が調和した持続可能なまちづくりの拠点を目指していく。
[施設概要]多目的ホール(445席)、音楽スタジオ(2室)、会議室、ラウンジ
[設置・管理・運営者]新地町
[設計者](株)佐藤総合計画
岡山県高梁市
高梁市成羽複合施設(たいこまるプラザ)
〒716-0111 高梁市成羽町下原606
Tel. 0866-21-1514
https://www.city.takahashi.lg.jp/site/kyouikuiinkai/nariwa-hukugo.html
◎2020年8月31日オープン
地域局・公民館・図書館・観光案内所・バス停留所の機能を集約し、多目的多機能ホールを併せ持つ複合施設として開館。名誉市民である伊藤謙介氏(京セラ(株)元代表取締役会長)から「文化ホールを建設し地域に貢献したい」と寄付の申し出があり、公共施設の再編整備と併せて整備された。
江戸時代に築かれた成羽藩の陣屋跡地に立地し、愛称は大名が陣屋の南方にそびえる山の中腹から時を知らせる太鼓を鳴らしていたとされ、地域住民の間でこの地が「たいこまる」と呼び親しまれてきたことにちなんで名付けられた。
コンサートや大規模会議などに対応した「伊藤記念ホール」やセミナーや講座など多目的に利用可能な市民活動室など多彩な設備を備え、開放的な構造による一体的な活用、隣接する成羽美術館との連携、効率的な行政サービスの実現を目指す。
[施設概要]地域局、公民館、観光案内所、公民館図書室、市民活動室3室、伊藤記念ホール(収容人員250人)、伊藤謙介顕彰室、会議室2室、シェアキッチン
[設置・管理・運営者]高梁市
[設計者](株)綜企画設計
愛媛県八幡浜市
八幡浜市民文化活動センター・八幡浜市美術館
〒796-0066 八幡浜市62-1
Tel. 0894-21-3335
http://www.city.yawatahama.ehime.jp/docs/2020051200028/
◎2020年8月29日グランドオープン
老朽化などの理由で2017年に閉館した八幡浜市民会館が、約1年半の工事期間を経て「八幡浜市民文化活動センター」として新たに開館した。
間口11m×奥行8.5mのステージや、映画上映も可能な400インチのスクリーンを備えるホールが2・3階フロアを占め、1階フロアには音楽練習室やスタジオ、そして展示室3室から成る八幡浜市美術館が入る。
基本理念として、①市民の文化活動の支援・活性化、②憩いの場の提供、③歴史的な町並みや市民図書館など周辺施設と連携して中心市街地の賑わいを創出することを掲げている。すでにホール、美術館ともに、貸館事業だけでなく継続的な自主事業の取り組みをスタートさせており、市の文化拠点として今後の発展に期待がかかる。
[オープニング事業]宮本益光の「オペラの楽しみ」八幡浜スペシャル ほか
[施設概要]ホール(342席)、音楽練習室4、スタジオ(約70m2)、会議室3(計88.52m2)、和室(茶室)、展示室3(計約390m2)、収蔵庫(86.8m2)
[設置・管理・運営者]八幡浜市
[設計者]新企画設計(株)