福島県会津美里町
会津美里町役場本庁舎兼複合文化施設(じげんプラザ)
〒969-6292 大沼郡会津美里町字新布才地1
Tel.0242-55-1122
https://www.town.aizumisato.fukushima.jp/030/index.html
◎2019年5月7日オープン
2005年に会津高田町、会津本郷町、新鶴村が合併して誕生した会津美里町は、本庁舎機能を旧町村庁舎に分散して行政サービスを提供していたが、高田庁舎並びに旧会津美里町公民館の老朽化や耐震性不足などで安全性を確保できないことから、機能を集約化した総合庁舎としてオープン。
積雪対策として落雪型の切妻屋根が特徴的な建物は、西側が庁舎機能、通路で繋がる東側が公民館や町で初めての図書館、コンサートや講演会などさまざまなニーズに対応した平土間式の「じげんホール」などを有した複合文化施設エリアとなっており、「美里のひろば、私のひろば」を基本理念に、町民がいつでも集え、運営にも参加できるまちづくりの新たな拠点、またいつでも音楽や読書を楽しむことができる文化創造拠点として大きな役割を担う。
[オープニング事業]「出張!なんでも鑑定団in会津美里」ほか
[施設概要]多目的ホール(349席)、音楽室、研修室、会議室、図書館ほか
[設置・管理・運営者]会津美里町
[設計者](株)清水公夫研究所
石川県野々市市
にぎわいの里ののいち カミーノ
〒921-8815 野々市市本町2-1-20
Tel.076-248-0521(公民館)
https://www.city.nonoichi.lg.jp/site/camino/
◎2019年4月1日オープン
多くの文化的・歴史的資源を有する市中央地区の都市再生整備の一環として、市立図書館と中央・野々市公民館の跡地を活用し、公民館と市民連携拠点、民間商業施設の3つの機能を一体化した複合施設としてオープン。スペイン語で「道」を意味する愛称は、かつて交通の要衝として栄えた旧北国街道の近傍に位置することに由来する。
公民館や市民協働のまちづくりの拠点となる市民活動センターをもつ公共棟は、1階から3階までの吹き抜けで、「にぎわい街道」と呼ばれる回遊導線が各階の部屋や空間を繋ぎ、館全体の活気を生み出す構造となっている。民間棟「1の1NONOICHI」は、市内外の物産品を扱うショップやカフェ、シェアオフィスなど多彩な機能をもち、幅広い世代の市民が集うコミュニティ拠点として、エリア一帯のにぎわい創出を目指している。
[オープニング事業]オープニングイベント(カミーノ寄席、カミーノJAZZLIVEほか)
[施設概要]ホール(300名)、多目的室1・2、市民活動交流サロン、図書コーナーほか
[設置者]野々市市
[管理・運営者]野々市市、野々市市観光物産協会
[設計者](株)梓設計
高知県土佐市
土佐市複合文化施設つなーで
〒781-1102 土佐市高岡町乙3451-1
Tel.088-852-2111
http://www.city.tosa.lg.jp/tsuna-de/
◎2020年2月22日オープン
市民図書館・ホール・中央公民館の老朽化に伴い施設を集約し、「生涯学習と創造を支援し地域の福祉と活力を支える新拠点」を基本理念として開館した複合文化施設。
建物は地上3階・地下1階建て(M2階あり)で、市民図書館、ホール・貸館などの地域交流センター、観光交流センターから成り、さまざまな市民ユースに対応。ホールは1階席を壁面に収納することで平場のイベントスペースとしても活用でき、また1階席を収納した際もM2階席と2階席を使用できるため、舞台・イベントスペース・客席を多目的に使用可能。「つなーでラウンジ」「ほそ道ギャラリー」「より道ギャラリー」など広い共用空間を活用し、ホールと一体化した展示会なども開催可能となっている。
今後は市民の文化芸術活動を促進し、地域のプラットホームとなることを目指す。
[オープニング事業]開館記念餅投げほか
[施設概要]ホール(632席)、大会議室(約310m2)、図書館、多目的室7室(約10〜110m2)、工作室(約65m2)ほか
[設置・管理・運営者]土佐市
[設計者]マルアーキテクチャ・聖建築研究所設計共同企業体