公共ホール邦楽活性化事業は、平成21(2009)年度から都道府県を対象に実施した「邦楽地域活性化事業」を、市町村対象に変更し刷新した事業です。令和元(2019)年度からの2年間はモデル事業として、計6市町で事業を実施しています(うち1団体は新型コロナウイルス感染拡大防止のため本番中止)。令和3年度からは実施団体を公募し、事業を本格始動します。
制度の変更に伴い、地域交流プログラム(アクティビティ)4回、ホールプログラム1回の実施を基本とします。アクティビティの対象は学校に限定せず、アイデア次第で地域のさまざまな場所に邦楽を届けることが可能となります。ホールプログラムは、有料コンサートと公募型ワークショップのどちらかを選択でき、地域に合ったプログラムを実施できます。
演奏家は、これまでの邦楽地域活性化事業に参加経験のある多彩な演奏家の中から、希望の演奏家またはジャンルを選択いただきます。演奏家の情報をまとめたアーティストプロフィールをご覧になりたい方は右記担当までお問い合わせください。
経験豊富なコーディネーターや演奏家を公共ホールに派遣し、共同で企画を進めることで、地域において邦楽事業を担う人材育成にも繋がります。邦楽を通じた創造性豊かな地域づくりにぜひこの事業をご活用ください。
募集締切:2020年9月25日(月)必着
◎対象団体
①市町村(政令指定都市を含む)
②市町村の公共ホールの指定管理者など
③文化・芸術活動の振興に資する目的で設立された公益財団法人等で市町村が出資しているもの
◎事業内容
[地域交流プログラム(アクティビティ)]計4回
演奏家が学校や福祉施設等を訪れ、ミニコンサートや参加体験型のワークショップなどを行います。
[ホールプログラム]1回
公共ホール等で、コンサートまたは公募型ワークショップを実施します。コンサートは有料公演とし、入場料収入は実施団体に帰属します。
[全体研修会の実施について]
当事業を担当する職員に参加いただき、当事業の基本的な考え方や邦楽分野の企画・制作の進め方を学ぶとともに、コーディネーター等を交えた企画相談を行うことができます。
◎経費負担
①演奏家派遣に係る経費
②コーディネーター派遣に係る経費
③地域交流プログラム負担金(楽器運搬費など)
※詳細は実施要綱等をご確認ください。
●各事業の実施要綱・申込書は当財団ホームページ内からダウンロードできます。
「公共ホール邦楽活性化事業」
https://www.jafra.or.jp/project/music/04.html
「公共ホール邦楽活性化事業」に関する問い合わせ
芸術環境部 永田
Tel.03-5573-4076