宮城県女川町
女川町生涯学習センター
〒986-2265 牡鹿郡女川町女川1-1-1
Tel. 0225-53-2295
https://www.town.onagawa.miyagi.jp/
◎2018年10月1日オープン
東日本大震災の津波によって全壊の被害を受けた女川町役場庁舎の新築に合わせ、保健センター、子育て支援センターとの複合施設としてオープン。庁舎は高台にある住宅街とJR女川駅や新しい複合商業施設シーパルピア女川の間に位置し、商業施設・観光施設とともにコンパクトな市街地を形成する拠点施設として大きな役割を担う。
生涯学習センター内にあるホールは講演やコンサートなど多目的に利用できるエンドステージ型の多機能イベントホール。客席は女川町では初めて導入された可動式で、イベントに合わせて席数を調整できるほか、平土間による利用も可能となっている。
開架3万冊・児童書1万冊・閉架4万冊から成る図書室も併設されており、まちの文化振興の拠点、子育ての拠点としての活用が期待される。
[オープニング事業]こけら落とし公演「東北弁落語六華亭遊花」ほか
[施設概要]ホール(412席)、楽屋、研修室1・2、図書室ほか
[設置・管理者]女川町
[設計者](株)梓設計
群馬県高崎市
高崎芸術劇場
〒370-0841 高崎市栄町9-1
Tel. 027-321-7300
http://takasaki-foundation.or.jp/theatre/
◎2019年9月20日オープン
「音楽のあるまち高崎」の拠点を担ってきた群馬音楽センターの歴史と精神を継承・進化させ、高崎駅東口エリアの再開発地域に整備された大型文化施設。敷地内には今後、商業施設や交流スペースをもつビジネスゾー ン、子ども図書館の整備が計画され、「集客都市機能」「業務核都市機能」の拠点となることが期待されている。
オーケストラやオペラ、ポップスなどの大型公演に対応し、国内最大級の舞台面積と舞台間口の広さをもつ大劇場や、リサイタルや室内楽に適した音楽ホールをはじめ、可動式の舞台・観客席でライブから演劇、能など幅広い公演が可能なスタジオシアター、大劇場の主舞台と同じ広さをもつリハーサルホールなどを備え、「鑑賞と創造」の双方に快適な施設を目指す。
今後は上質な鑑賞事業を実現するとともに、劇場を拠点とする群馬交響楽団の創造性の高い活動も期待されている。
[オープニング事業]高崎芸術劇場開館記念演奏会「歓喜の歌」
[施設概要]大劇場(2,027席)、スタジオシアター(最大568席)、音楽ホール(412席)、創造スペース
[設置者]高崎市
[管理・運営者](公財)高崎財団
[設計者](株)佐藤総合計画
東京都渋谷区
東京都渋谷公園通りギャラリー
〒150-0041 渋谷区神南1-19-8 渋谷区立勤労福祉会館1F
Tel. 03-5422-3151
◎2020年2月8日グランドオープン
海外からの観光客も含め多くの人でにぎわう渋谷公園通り沿いにあった芸術発信拠点「トーキョーワンダーサイト渋谷」跡地に暫定的に開業していたアートギ ャラリーが、2年間の改修を経てグランドオープン。
パラリンピック開催を契機に、あらゆる人が芸術文化を享受できる社会基盤を構築し、文化面でも世界で最もバリアフリーな都市を目指す東京都が、アートを通したダイバーシティの理解促進や共生社会の実現を目指して、アール・ブリュット等の振興拠点として整備した。施設は2つの展示室を備え、人通りの多い公園通り側に面したガラス張りの交流スペースでは、ライブ・コンサートやパフォーマ ンス、アーティスト・トークなどのほか、関連書籍の閲覧も可能。
事業運営は東京都現代美術館が担い、アール・ブリュットを中心に年間4本程度の展覧会を開催していく予定。
[オープニング事業]グランドオープン記念事業展覧会「あしたのおどろき」
[施設概要]展示室1・2(231.90 ㎡)、交流スペース(67.06㎡)ほか
[設置者]東京都
[管理・運営者](公財)東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 文化共生課