東京都青梅市
ネッツたまぐーセンター(青梅市文化交流センター)
〒198-0081 青梅市上町374
Tel. 0428-20-7150
https://www.city.ome.tokyo.jp/site/ome-tky/3161.html
◎2019年4月13日オープン
老朽化した公共施設の再編モデルのひとつとして、用途の類似した4つの交流施設を複合化し、青梅市民会館跡地に開館。生涯学習機能のほか、簡易出張所業務を担う青梅市民センターと子育て支援機能を集約し、市民が日常的に使える交流拠点を目指す。
地上4階・地下1階の建物には、多様な用途に対応できる平土間形式の多目的ホールや防音設備を整えた文化活動室、会議室、和室、屋上テラスなど機能や広さの異なる施設が揃うほか、展示交流スペースと呼ばれるフリースペースが各階に設けられ、幅広いジャンルの文化活動に対応できる。
これらの施設を、全世代の市民が集う「あそびば」として自由な発想で利用してもらうため、「あそびばコーディネーター」と呼ばれるスタッフが利用者の意見を取り込みながら、講座の企画や施設の雰囲気づくりを行い、市民に寄り添った運営を行っている。
[オープニング事業]「おいでよ!みんなのあそびばへ」
[施設概要]多目的ホール(271席)、文化活動室、バンドルーム、アートルームほか
[設置・管理・運営者]青梅市
[設計者](株)相和技術研究所
堺市
フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)
〒590-0061 堺市堺区翁橋町2-1-1
Tel. 072-228-0440
https://www.fenice-sacay.jp/
◎2019年10月1日グランドオープン
老朽化した堺市民会館の後継施設として建設。芸術文化の創造・交流・発信の拠点施設であり、同地域における中枢文化施設としての役割を担う。
愛称のフェニーチェ(イタリア語で「不死鳥」の意)は、堺市が大坂夏の陣や第二次世界大戦などによって数度焦土と化したが、不死鳥のごとく復活したこと、また、堺が国際貿易都市としてイタリア・ベニスのごとしと称されていたことから、公募により決定。
南大阪最大となる2,000席の大ホールは、音楽系を中心にオペラや演劇、集会などにも対応可能な多目的ホール。文化交流室はA・B・Cの3室一体利用が可能で、文化講座や会議のほか、展示室としても利用可能。
今後は鑑賞事業や創造・発表事業など優れた舞台芸術や多彩な公演を実施していく予定。
[オープニング事業]クラシック、ダンス、文楽、落語など約60公演
[施設概要]大ホール(2,000席)、小ホール(312席)、大・小スタジオ、文化交流室、多目的室、交流・創作ガレリアほか
[設置者]堺市
[管理・運営者]公益財団法人堺市文化振興財団
[設計者]柳澤孝彦+TAK建築研究所・MORIデザイン建築事務所設計共同体
大阪府東大阪市
東大阪市文化創造館
〒577-0034 東大阪市御厨南2-3-4
Tel. 06-4307-5772
https://higashiosaka.hall-info.jp/
◎2019年9月1日オープン
施設の老朽化に伴い2015年6月に閉館した市民会館と、2014年12月に閉館した旧文化会館の機能を集約、民間企業の力や専門性を活かしたものとするためPFI事業により施設を整備。市民が芸術を鑑賞するだけの施設ではなく、市民が文化芸術と出会い・生み出し・育てられる文化芸術の創造発信拠点として開館した。
地上5階・地下1階建ての施設には、音響品質に優れている1500席の大ホールや300席の小ホールのほか、音楽、演劇・ダンス、会議・研修、アートなどの目的で一般利用できる創造支援系諸室を20室設ける。1階には、市民がお薦めの本を持ち寄り本棚を埋めていく「まちライブラリー」を設置、本を読みながら飲食を楽しめるようカフェを併設するなど、市民の学習・交流・憩いの場を提供する。
[オープニング事業]東大阪市文化創造館開館記念 関西フィルハーモニー管弦楽団特別演奏会
[施設概要]大ホール(1,500席)、小ホール(300席)、多目的室、音楽スタジオ、創造支援室、和室、キッズルーム、街角広場、まちライブラリー、カフェほか
[設置者]東大阪市
[管理・運営者]PFI東大阪文化創造館(株)
[設計者](株)佐藤総合計画