地域創造では「実践的な公立美術館運営能力の向上」および「公立美術館の相互交流」を図るための出前型の研修事業を行っています。この研修事業では、地域の課題意識に沿ったカリキュラム編成を行い、地域創造の負担で講師を申請館へ派遣します。
本研修事業を令和2(2020)・3(2021)年度に地域創造と一緒に行う公立美術館を募集します。皆様のご応募をお待ちしております。
募集締切:2020年1月31日(金)必着
●対象となる公立美術館等
次の[1]の公立美術館が、[2]のいずれかの形態で参加することを要件とします。
[1]A地方公共団体が設置し、以下の団体が管理運営する公立美術館
ア 地方公共団体
イ 地方自治法第244条の2第3項の規定に
基づき指定管理者として指定を受け、公の施設の管理を行う法人その他の団体
B地方独立行政法人が設置し、管理運営する公立美術館
[2]参加する美術館の形態
・都道府県単位の複数の公立美術館
・都道府県内外のまとまった地域の複数の公立美術館
●対象となる職員
公立美術館の学芸員、一般事務職員、当該公立美術館を設置する地方公共団体の行政部局の職員等
●申請者
・都道府県単位の公立美術館の研修事業の場合は、当該都道府県立美術館
・都道府県内外のまとまった地域における研修事業の場合は、地域の中核的な公立美術館
●事業内容(原則)
【開催地】
申請をする公立美術館(以下、「申請美術館」)
【参加者数】
研修内容に則した参加者数を設定する。原則として20名以上の参加者により行う。
【開催回数・開催時間等】
令和2(2020)・3(2021)年度の2年間について、内容の異なる半日程度の研修事業を、申請美術館の希望する日程において、複数回行います。(例:有識者による講義、事例紹介、グループディスカッション、実践的なワークショップ等)申請書類等を参考に、公立美術館の課題意識に沿って、申請美術館と地域創造が共同してオーダーメイド型で策定します。
●申請美術館としての業務
各研修のテーマ設定、参加者募集にかかる事務、参加者名簿の作成、司会や受付などの人員確保を含む会場の設営、配布資料の印刷などの業務(なお、参加職員の旅費は派遣した公立美術館が負担)。
◎研修項目例
・文化政策のこれまでの流れと今後の方向
・公立美術館のミッション策定のあり方
・地域連携・地域に親しまれる企画のあり方
・効果的なプロモーション(広報)
・マーケティング・創客
・美術館と観光・インバウンド
・公立美術館同士または民間施設との連携
・公立美術館と他の行政分野との連携
・美術館経営のPDCAサイクル
・公立美術館の評価システムの具体例
・公立美術館のショップ・レストランの具体例
・公立美術館の組織や人を動かす手法
・その他、申請美術館が必要とする、公立美術館運営能力の向上に資するもの
●「美術館出前(オーダーメイド)型ゼミ」
申請方法
当財団ウェブサイトの「様式箱」→「ステージラボ・アートミュージアムラボ」→「美術館出前(オーダーメイド)型ゼミ」より、申請書をダウンロードし、必要事項を記入の上、お申し込みください。
◎問い合わせ
総務部 高野
Tel. 03-5573-4143