演出家や俳優(以下、派遣アーティスト)を公共ホールに最大3回派遣し、公共ホールとともに演劇の手法を使ったワークショップを企画・実施する「リージョナルシアター事業」の参加団体を募集します。
この事業では、主に学校等の施設を訪れて子どもたち等を対象にワークショップを行うアウトリーチや、ホール等で多様な参加者に応じたワークショップを実施します。地域のニーズやホールの目指す方向性に合わせてプログラムを自由に企画することができ、演劇の表現者と共にワークショップを行うことで、地域の課題に取り組むことが可能になります。また、公共ホール等の企画・制作能力の向上、ホールの活性化も期待できます。
これまでの事業では、小中学校の授業内でのアウトリーチや、市民を対象に表現することの楽しさを体験したり、地域の魅力を演劇の手法で再発見する公募型ワークショップ、行政職員や教員の研修として行うワークショップなど、多岐にわたるプログラムを実施しています。
各地域での事業実施前には、参加団体と派遣アーティストが一堂に会する研修会を実施します。過去の事例紹介やワークショップ体験、事業実施に向けた打ち合わせを行いながら、各地域の課題や展望を共有していきます。
演劇の手法を使った新しい取り組みへの挑戦や、派遣アーティストの新しい視点を活用したいというホールの皆様のご応募をお待ちしています。詳細は当財団ウェブサイトをご覧ください。
募集締切:8月26日(月)必着
●令和2年度「リージョナルシアター事業」
◎派遣アーティスト
多田淳之介(演出家、東京デスロック主宰)
田上豊(劇作家・演出家、田上パル主宰)
有門正太郎(演出家・俳優、有門正太郎プレゼンツ主宰)
福田修志(劇作家・演出家、F’s Company代表)
ごまのはえ(劇作家・演出家・俳優、ニットキャップシアター代表)
◎問い合わせ
芸術環境部 藤原・山本・勝田
Tel. 03-5573-4124
※実施要綱・申込書は、当財団ウェブサイト内の「様式箱」→「リージョナルシアター事業」からダウンロードできます。