一般社団法人 地域創造

アーツセンター情報

札幌市

札幌市民交流プラザ

〒060-0001 札幌市中央区北1条西1丁目
Tel. 011-271-1000
https://www.sapporo-community-plaza.jp/

◎2018年10月7日オープン

オフィスや放送局などの民間施設を含む施設「さっぽろ創世スクエア」の一部としてオープン。大規模なオペラやバレエなどさまざまな公演が可能な札幌文化芸術劇場「hitaru」、市民やアーティストが発表や交流の場として利用できる札幌文化芸術交流センター「SCARTS」、仕事や暮らしに役立つ図書を集め、カフェを併設する「札幌市図書・情報館」の3つから成る複合施設。3つの機能が連携して相乗効果を生むことにより、多くの人が交流する場となることを目指している。
こけら落とし公演(オペラ『アイーダ』)で華やかに開館を祝うとともに、開館後1年間のオープニングシリーズ期間は、芸術文化団体を対象とした公募企画事業など多様な事業を実施するなど、市内芸術文化活動の振興を図る。

[オープニング事業]グランドオペラ共同制作 ヴェルディ作曲 オペラ『アイーダ』
[施設概要]札幌文化芸術劇場 hitaru(2,302席)、クリエイティブスタジオ(175席)、札幌文化芸術交流センター SCARTS、札幌市図書・情報館
[設置者]札幌市
[管理・運営者]公益財団法人札幌市芸術文化財団
[設計者]日建設計・北海道日建設計 共同企業体

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北海道東川町

東川町複合交流施設 せんとぴゅあⅡ

〒071-1426 上川郡東川町北町1-1-2
Tel. 0166-82-4245

◎2018年7月7日オープン

東川町の「写真文化」「家具デザイン文化」「大雪山文化」を通じた文化活動を中心に、国際交流や住民の自主的活動などの活性化を目的として、2016年に旧東川小学校の校舎を改修した「せんとぴゅあI(東川町文化芸術交流センター)」の旧校庭部分に新設された多目的施設。
施設内部は、旧文化交流館に入っていた図書機能を拡充し施設中央に配置。その周囲を大雪山に関する貴重な資料を収集公開する大雪山アーカイブス、町の写真文化を紹介する東川写真コレクション、家具に関連するデザイン文化を発信する家具デザインアーカイブスが囲み、各展示が同時に展開される大空間が広がる。
町ゆかりの木彫刻や木工クラフトなどの美術品のほか、地場産の「旭川家具」を取り入れた施設は、町の多様な文化芸術活動の発信拠点の役割をもつとともに、町の文化と自由にふれ、集まった人々が交流できる「まちの宝物ひろば」を目指す。

[オープニング事業]TAISETSUジャズフェスティバル東川
[施設概要]ほんの森、セミナー室、体験室、多目的室、ショップほか
[設置・管理・運営者]東川町
[設計者]小篠隆生・(株)ドーコン

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Topics 茅ヶ崎市の文化拠点がリニューアルオープン

 施設の老朽化や耐震性の不足等により大規模改修が行われた茅ヶ崎市民文化会館。改修に際しては利用団体である市民の声を聞きながら、全面的なバリアフリー化や小規模イベントも開催可能な練習室1(兼ミニホール)の新設、稼働式パネルを導入し展示室の分割利用が可能となるなど細やかな視点で改修が行われ、またホールの音響性能も向上し、より使いやすい施設に生まれ変わった。
 ホールには親子連れでも気兼ねなく鑑賞ができるようにと多目的室を設置。また館内には花屋カフェが入居。茅ヶ崎の農産物やエディブルフラワーを取り入れるなど、見た目もおしゃれで写真映えするメニューで、これまで来館したことがない層へのリーチにも力を入れている。
 開館までの期間は地元アーティストと協働し30年間親しまれてきた建物の廃材を活用したグッズ制作等の事業も展開。開館後の1週間は“リニューアルオープニング・ウィーク”と銘打ち、こけら落としの神奈川フィルハーモニー管弦楽団と茅ヶ崎ゆかりの指揮者・上野正博による無料コンサートをはじめ、バックステージツアーや演劇公演などさまざまなプログラムを実施。30年以上茅ヶ崎の文化芸術活動を支えてきた会館はリニューアルを経て、より一層快適に、今後も多様な市民に愛され、魅力あふれる施設を目指している。

茅ヶ崎市民文化会館
[開館]]1980年10月(2018年10月1日リニューアルオープン)
[所在地]〒253-0041 神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎1-11-1
Tel. 0467-85-1123
http://www.chigasaki-hall.jp/

 

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(C) シンフォトワーク

 

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