国内外の重要な劇場・フェスティバル・芸術文化団体から数百人の関係者が集い、公演や交流プログラムを通じて、舞台芸術の創造・普及・活性化のための情報を交換し、ネットワークを広げるプラットフォーム「TPAM(ティーパム)─国際舞台芸術ミーティング in 横浜」が2月に横浜市内各所で開催されます。
参加者自身がテーマを設定して少人数(約10~30名)/30分のミーティングを主催できる交流プログラム「グループ・ミーティング」では、劇場やアーティスト団体、助成団体、公立文化機関の活動紹介だけでなく、関係者同士で共有したい課題など多様なテーマでミーティングが行われます。また、ゲストを招いて舞台芸術と社会を繋ぐさまざまなトピックをテーマにしたシンポジウムやトークも実施します。
公演プログラム「TPAMディレクション」では、サウンドアーティストとして国際的に注目を集めるサムソン・ヤン(楊嘉輝、香港)による「非殺傷音響兵器」を用いたパフォーマンス『カノン』、今年「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」展で高く評価された映画作家ホー・ツーニェン(何子彦、シンガポール)の映像インスタレーション『2匹または3匹のトラ』に東南アジアの影絵人形劇の要素が導入された最終形『一頭あるいは数頭のトラ』、音楽・美術・パフォーマンスを横断する活動を展開する梅田哲也(日本)が劇場スタッフと共に劇場の機構そのものを「上演/演奏」するコンサート/パフォーマンス『インターンシップ』、その他ヴィジュアルアーティスト、作家、DJ、バンド、リサーチャーなどの異分野の才能による舞台芸術へのコンセプチュアルな、ユーモラスな、あるいは深遠な取り組みを中心にご紹介します。
そのほか、新人の作品から国際的に評価されるプロジェクトまで多様な公演が集まる公募プログラム「TPAMフリンジ」も開催。未だ見ぬ才能を発見するチャンスです。参加登録はウェブサイト(http://www.tpam.or.jp)からお申し込みください。
「TPAM─国際舞台芸術ミーティング in 横浜2018」開催のお知らせ
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