東京・赤坂の地域創造事務局を会場に「ステージラボ/公立ホール・劇場マネージャーコース」(10月16日(月)~18日(水))と「文化政策幹部セミナー」(10月16日(月)、17日(火))を同時開催します。今年度は「2020年後の協働の芸術文化活動」を両コースのテーマとします。
2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会に向けて文化プログラムへの関心が高まっています。「文化プログラムの実施に向けた文化庁の基本構想」(平成27年7月)では、地方公共団体をはじめ文化団体や公共ホール、アーティスト、NPO等が主体的に文化に参画するための枠組みづくりの契機として、文化プログラムを位置づけています。またいくつかの地方公共団体では、地域の文化活動を促進する目的でアーツカウンシルを設立する動きが活発化しています。今回はこのような長期的視野を備えた枠組みづくりや制度設計を踏まえた考察をしていく一方で、私たちの生活の中にあるさまざまな創造活動や文化的な営みにも目を向けていきます。多彩な講師陣と共に、自治体としての視点、公共ホールとしての視点を行き来しながら、多様な人々の文化への参画のあり方を複眼的に構想します。
募集締切:8月6日(日)必着
◎ステージラボ/公立ホール・劇場マネージャーコース
[コーディネーター]藤野一夫(神戸大学大学院国際文化学研究科教授)
[内容]ホール等の運営に活かすことのできる地域文化プログラムや地域との関わり方などについてのレクチャーやグループワークを実施。
◎文化政策幹部セミナー
[コーディネーター]伊藤裕夫(文化政策研究者)
[内容]文化政策的な視点から、芸術文化が地域にもたらす創造的な成果等を考察するレクチャーやグループワークを実施。
●平成29年度「ステージラボ 公立ホール・劇場 マネージャーコース」「文化政策幹部セミナー」参加申し込み方法
地域創造レター7月号同封の募集要領で概要詳細をご覧いただけます。また参加申し込みは当財団ウェブサイト内の「様式箱」→「ステージラボ」・「文化政策幹部セミナー」よりメールにてお申し込みください。
http://www.jafra.or.jp/j/guide/box/
[申し込み・問い合わせ]
芸術環境部 戸舘・江坂・梅田・宇野
Tel. 03-5573-4124