ラ・フォル・ジュルネ2017が開幕
1995年にフランス西部の港町ナントで誕生したクラシック音楽祭。2005年から東京、10年には新潟や滋賀など日本国内でも多数開催されて、ゴールデンウィークの風物詩となっている。今回はテーマを「ラ・ダンス 舞曲の祭典」とし、ダンスと音楽の密接な関係をたどる。東京では民俗舞曲に触発された国民楽派の傑作、19世紀から20世紀初頭またルネサンス時代のバレエ音楽、ジャズやラテン音楽などウラル・フィルハーモニー管弦楽団、テディ・パパヴラミ(Vn)、マルク・ラフォレ(Pf)ら40団体・約1,900名(無料公演含む)のアーティストを迎え、3日間に122公演を開催。親子でも楽しめるプログラムも多数有り。新潟では燕喜館や能楽堂でも開催。ジュリアン・マルティノー・トリオ(三重奏)やアルタンゲレル・デルゲルマー(馬頭琴)らが出演する。滋賀では、マーチングや吹奏楽の全国大会常連校をはじめとする高校生が登場。書道と音楽のコラボレーション企画や好評の「湖上公演」(ミシガン船)が今年も開催される。
[開催地(主会場)・日程・問い合わせ]
・東京(東京国際フォーラムほか)5月4日~6日
Tel. 03-5221-9100
http://www.lfj.jp/lfj_2017/
・新潟市(りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館ほか)
4月28日~30日
Tel. 025-226-2563
http://lfjn.jp/
・滋賀県大津市(滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールほか)
4月28日~30日
Tel. 077-523-7136
http://lfjb2017.biwako-hall.or.jp/
神奈川県の3施設で「オープンシアター2017」開催
神奈川芸術文化財団が運営する3つの施設で同時開催される体験プログラム。神奈川県民ホールでは松山バレエ団による『くるみ割り人形』スペシャルハイライトやオルガン公演、KAAT神奈川芸術劇場では中スタジオを中心に平面や彫刻作品を展示する「詩情の森 語りかたられる空間」とトーク、パフォーマンス、ワークショップなど、神奈川県立音楽堂では「音楽堂で音・体験♪建築・探検!」として、日本を代表する近代建築(前川國男設計)でもある音楽堂の建物を探るスタンプラリーなどが行われ、いつもと違う劇場・ホールの魅力にふれることができる。
[日程]公演、ワークショップ等:5月27日、28日/展覧会:4月30日~5月28日
[会場・問い合わせ]
・神奈川県民ホール
Tel. 045-662-5901
・KAAT神奈川芸術劇場
Tel. 045-633-6500
・神奈川県立音楽堂
Tel. 045-263-2567
http://www.kanagawa-arts.or.jp/open2017/