一般社団法人 地域創造

平成29年度 事業紹介・事業スケジュール

平成29年度地域創造事業紹介

 一般財団法人地域創造の平成29年度の事業計画が決定しました。今年度も文化・芸術の振興による創造性豊かな地域づくりを図るため、以下のような事業を実施してまいります。今後ともより一層のご支援・ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

●研修交流事業
 公立ホール・劇場の職員や自治体の文化担当職員の方々を対象とした研修事業「ステージラボ」を、今年度は7月に高知県立美術館、来年2月に横浜みなとみらいホールという多彩な取り組みを行っている2つの施設を会場に実施します。公立美術館の職員等を対象としたオーダーメイド型の「公立美術館地域展開型研修事業」は、札幌芸術の森美術館と熊本県立美術館を会場に各館数回ずつ実施します。
  また、市町村長および文化行政担当幹部職員を対象とした「市町村長セミナー」(4月・千葉市、5月・大津市)、「文化政策幹部セミナー」(今年秋を予定)を実施し、地域における文化・芸術活動についての理解を深めていただきます。
  演劇の手法を使ったワークショッププログラムを行う「リージョナルシアター事業」は、8団体で実施し、それぞれの地域の課題に取り組みます。

●公共ホール等活性化支援事業
 「公共ホール音楽活性化事業」(通称:おんかつ)は、今年度は18団体で実施します。おんかつ経験館が自主的に取り組む企画を支援する「おんかつ支援事業」には18団体、「文化庁連携事業」には7団体が参加します。また、普及啓発プログラムでは、都道府県が県内の市町村と連携し、アウトリーチ事業を普及することを目的に開催している「アウトリーチフォーラム」については、2か年度事業の2年目を迎える愛知県で市町村公演を、1年目の鹿児島県でシンポジウムを実施するほか、政令市がアウトリーチ事業に関する課題に取り組む「アウトリーチセミナー事業」を新潟市で実施します。
  「公共ホール現代ダンス活性化事業」(通称:ダン活)は、今年度から新たにリニューアルしたプログラム[Aプログラム(地域交流プログラム)、Bプログラム(市民参加作品創作プログラム)、Cプログラム(公演プログラム)]を14団体で実施します。また、ダン活経験館が自主的に取り組む企画を支援する「ダン活支援事業」には4団体が参加します。
  複数の公共ホールが共同・連携して演劇作品の上演を行う「公共ホール演劇ネットワーク事業」は、7月から9月にかけて6団体で実施します。
  「邦楽地域活性化事業」は熊本県で開催。県内3市で地域交流プログラムを展開します。
  公立美術館活性化事業のうち「公立美術館共同巡回展開催助成事業」では、2か年プログラムの「日本画山脈 再生と革新~逆襲の最前線」展が4月より新見市、唐津市、呉市、八幡浜市、単年度プログラムの「三百六十度の世界 松本哲男展」が7月より北茨城市、天童市、高崎市を巡回します。
  助成プログラムのうち、「地域の文化・芸術活動助成事業」では、創造・連携・研修など4つのプログラムで、計128事業、156団体に対し助成します。
  また、「地域伝統芸能等保存事業」では、地方フェスティバル事業、映像記録保存事業、保存・継承活動支援事業の3事業で、計34団体に対し助成します。

●調査研究事業
 平成29年度は、「公立文化施設に係る管理運営体制の状況について(仮)」を実施します。アンケート調査による事例収集、現地調査のほか、専門家からの意見聴取等を行い、その成果を取りまとめます。

●地域創造フェスティバル/地域伝統芸能まつり
 今年の「地域創造フェスティバル」は、東京芸術劇場で8月に開催します。おんかつ支援、ダン活の登録アーティストによるプレゼンテーションのほか、シンポジウムやセミナーを開催します。
  また、今年で18回目を迎える「地域伝統芸能まつり」は2月にNHKホールで開催します。日本各地で脈々と受け継がれている地域伝統芸能と古典芸能を一堂に会して紹介する貴重な機会です。
  研修交流事業および公共ホール等活性化支援事業につきましては、下記のスケジュールもご参照ください。また各事業の詳細は、適宜、地域創造レター「財団のお知らせ」および当財団ウェブサイトで告知しますので、併せてご活用ください。

 

平成29年度 一般財団法人地域創造事業スケジュール
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