ダンスシンポジウム2016
「ダンスの壺」
経験や年齢、性別にかかわらず誰もが気軽にダンスを楽しみ、踊ることの楽しさを地域で共有することを目的としたシンポジウム。5回目の今回は、ダンサー・振付家の砂連尾理をゲストに招き、地域のコミュニティにおけるダンスの実践事例やダンスのもつ可能性を多角的に紹介していく。また、参加型のワークショップも実施し、ダンスのもつ魅力を参加者に体験してもらう企画も行う。
[日程]3月27日
[会場・問い合わせ]札幌市教育文化会館
Tel. 011-271-5822(事業課) http://www.kyobun.org
フォーラム&ワークショップ
「音楽がヒラク未来~明日のワークショップを考える~」
ピアニスト・仲道郁代の企画構成により、ワークショップのもつ創造性、社会性に着目したパネルディスカッション、講演、ワークショップ形式のグループ・ディスカッションなどを2日間にわたって実施する。アトリウムコンサートも行われ、金子三勇士(ピアノ)、珍しいキノコ舞踊団(ダンス)が仲道と共演。
[登壇者]熊倉純子(東京藝術大学教授)、中村透(シュガーホール芸術監督)、苅宿俊文(青山学院大学教授)、小澤櫻作(上田市交流文化芸術センター音楽プロデューサー、北九州市芸術文化振興財団音楽事業アドバイザー)ほか
[日程]3月25日、26日
[会場]東京芸術劇場
[主催]アーツカウンシル東京(東京都歴史文化財団)
[問い合わせ]「音楽がヒラク未来」事務局
Tel. 03-6447-3827 https://ws.formzu.net/fgen/S90552497/
さいたまトリエンナーレ2016
プレイベント リレートーク第3回
「国際芸術祭の未来」
さいたまトリエンナーレ2016ディレクターの芹沢高志がモデレータを務めて行う全3回のトークイベント。3回目は、各地で展開される国際芸術祭のディレクターやマネージャーが一堂に集い、国際芸術祭の試み、今後の可能性や課題、連携について語り合う。
[ゲスト]南條史生(茨城県北芸術祭2016総合ディレクター、森美術館館長)、帆足亜紀(横浜トリエンナーレ組織委員会事務局プロジェクト・マネージャー)、港千尋(あいちトリエンナーレ2016芸術監督)
[日程]3月13日
[会場]JPタワー5F カンファレンスルームB
[問い合わせ]さいたまトリエンナーレ実行委員会(さいたま市文化振興課)
Tel. 048-829-1225 http://saitamatriennale.jp/
音楽で歴史あるまちの魅力を伝える
名古屋市千種区「やまのて音楽祭2016」
「やまのて音楽祭」は、名古屋市千種区城山・覚王山というさまざまな魅力を秘めた地域を舞台に「音楽のあるまちをつくろう」というコンセプトで、地域の魅力を発信するまちづくりを目的に2003年から開催しているイベントです。
2000年、城山・覚王山地域の魅力づくりを目的に、千種区役所まちづくり推進室が呼びかけ、地元自治会や商店街や寺社の関係者、地域に興味をもって活動している会や大学の研究者などさまざまな立場の人たちが参加して「城山・覚王山地区魅力アップ事業実行委員会」を設立。音楽祭だけでなく地域のマップ作成や歴史的建築物の一般公開など幅広い活動が行われてきましたが、10年4月、市政方針の変化に伴う実行委員会の休止により、新たに市民の手で「ちくさ文化の里づくりの会」を設立、引き続き音楽祭を開催することとなりました。
「設立は行政主体で、まちづくりコンサルタントを入れるだけの予算が組まれていましたが、徐々に減額されていくなかで始まった音楽祭も、行政からの助成は当初から入場料無料の企画分だけでしたので、予算的な自立が最初からありましたし、それらの事務局業務を、行政側ではなく実行委員側で管理するようになっていた点が、スムーズな移行に繋がったと思います。音楽祭の実行委員も毎年少しずつ顔ぶれが変わっていますが、ボランティアで協力していただける方々の存在と、現在の会合の拠点となる生協文化会館などの施設が地元にある点、広報などの面で区役所との協力体制が続いていることなどが、継続できている要因だと思います」(ちくさ・文化の里づくりの会事務局・高木康光さん)
通算で14回目の開催となる今回も実行委員会が主催する「主催企画」と地域の店舗や演奏者が主催して行う「参加企画」の2本立ての構成。寺院や病院、カフェなど14会場で、クラシックや邦楽コンサート、インド音楽と声明のコラボレーション、出演者を公募した「ふれあいコンサート」など、15企画17プログラムが開催されます。
●名古屋市
[会期]3月21日~5月22日
[会場]千種区内各所
[問い合わせ]ちくさ・文化の里づくりの会
「やまのて音楽祭2016実行委員会」
Tel. 080-4062-8016 http://www.siroyamadagaya.com/yamanote/2016/index.htm