一般社団法人 地域創造

アーツセンター情報

データの見方
情報は所在地の北から順に掲載しています。●で表示してあるのはアーツセンターの所在地です。以下名称、住所、電話番号、公式サイトURLを記載しています。また、基礎データとして、設置者、運営者、ホール席数など施設概要を紹介しています。

●情報協力のお願い
地域創造では、地域の芸術環境づくりを積極的に推進するアーツセンター(ホール、美術館などの施設のほか、ソフトの運営主体も含みます)の情報を収集しています。特に、新規の計画やオープンなどのトピックスについては、この情報欄で掲載していく予定です。このページに掲載を希望する情報がございましたら、情報担当までご連絡ください。

●情報提供先
情報担当 宇野・小川
Fax. 03-5573-4060
Tel. 03-5573-4066
letter*jafra.or.jp(*を@に変えてご利用下さい)

●宮城県塩竈市

塩竈市杉村惇美術館
〒985-0052 塩竈市本町8-1
Tel. 022-362-2555
http://sugimurajun.shiomo.jp

◎2014年11月23日オープン

塩竈ゆかりの洋画家・杉村惇の顕彰を主な目的として、市公民館本町分室(1950年築)を改装し、昨年11月に開館。一部に塩竈石を使用した建物は、高さ9.7mの木骨編板構造の逆さ懸垂曲線で大空間を構成している大講堂をはじめ、市有形文化財に指定された貴重な文化資源で、和洋が融合する落ち着いた雰囲気をもつ。杉村の作家性、杉村の「塩竈時代」における作品の調査研究やエピソードの収集、作品の保存・展示を行うほか、建物の建築的価値や可能性を最大限に引き出すことを念頭に、また親しみやすい市民利用の場として、年数回の企画展、子どもや地域住民向けのワークショップ、音楽イベントなど多彩なプログラムを展開。多種多様な価値観や視点が共生し、刺激しあい、新しい芸術領域を創造する生涯学習の拠点を目指す。

[オープニング事業]第1回特別展「杉村惇の世界~静謐な黒の世界」
[施設概要]常設展示室(172.25㎡)、企画展示室(133.96㎡)、大講堂(422.33㎡)、講習室、日本間、カフェ、サロンほか
[設置・管理・運営者]塩竈市
[設計者]リノベーション設計:(株)鈴木弘人設計事務所+東北芸術工科大学

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●秋田県八郎潟町

八郎潟町えきまえ交流館「はちパル」
〒018-1614 南秋田郡八郎潟町字中田67番地4
Tel. 018-827-5600
http://www.town.hachirogata.akita.jp

◎2015年5月1日オープン

県と市町村が協働で地域課題の解決に取り組み、明るい未来を切り開くため創設された「秋田県市町村未来づくり協働プログラム」により、八郎潟駅前から徒歩1分の好立地に整備された複合施設。施設内は集いとにぎわいの場を提供するため、ホールやギャラリースペースのある交流ゾーン、ボランティアスタッフや子どもも集える開放された図書館ゾーン、授乳室や読み聞かせコーナー、調理室などをもつ子育てゾーンで構成され、スタジオには充実した音響設備や楽器を備える。図書館で朗読会などを行うほか、カフェでの手づくりパンや地元の食材を使った料理の提供、月1回地元の野菜や加工品、雑貨品等を販売する「おもしろ市場」の開催など、住民活動を支えるだけでなく、町外からの人々も広く交流できる拠点を目指す。

[オープニング事業]願人踊公演、八郎潟中学校吹奏楽部記念演奏会ほか
[施設概要]交流ホール(221.68㎡)、ギャラリー、図書館、多目的ルーム、子育て支援センター、スタジオほか
[設置・管理・運営者]八郎潟町
[設計者](株)渡辺佐文建築設計事務所

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●富山県富山市

富山市ガラス美術館
〒930-0062 富山市西町5-1
Tel. 076-461-3100
http://www.toyama-glass-art-museum.jp

◎2015年8月22日オープン

富山市が約30年にわたって進めてきたまちづくり施策「ガラスの街とやま」の集大成として、図書館などを併設する複合施設「TOYAMAキラリ」内にオープンした美術館。キラリの設計は富山市の政策参与でもある隈研吾。外観は御影石、ガラス、アルミによる異素材を組み合わせ、立山連峰をイメージ。内部は五層のフロアが空に向かって斜めに突き抜ける空間が特徴で、6階にある美術館のシンボル「グラス・アート・ガーデン」は、米国の現代ガラス作家デイル・チフーリの作品で、ガラス美術の魅力や楽しさを体感できる幻想的な空間になっている。今後は現代ガラス芸術作品の展示を中心として、常設展やさまざまな企画展を通して、ガラス作家の育成、富山ゆかりの作家の作品を展示するなど、ガラス芸術作品を身近に感じられる施設を目指して事業を展開していく。

[オープニング事業]開館記念展「アイ・ガット・グラス!アイ・ガット・ライフ!情熱の現代ガラス芸術」
[施設概要]グラス・アート・ガーデン(657.93㎡)、展示室1~4(1,025.52㎡)、ギャラリー1・2(140.29/68.88㎡)ほか
[設置・管理・運営者]富山市
[設計者]RIA・隈研吾・三四五設計共同体

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