一般財団法人地域創造(東京・赤坂)を会場に、「ステージラボ 公立ホール・劇場 マネージャーコース」(10月6日(火)~8日(木):3日間)と「文化政策幹部セミナー」(10月6日(火)、7日(水):2日間)を同時開催します。
各プログラムの概要および参加申込方法等詳細については、地域創造レター7月号に同封の募集要領をご覧ください。皆様の積極的なご参加をお待ちしています。
募集締切:7月26日(日)必着
ステージラボ 公立ホール・劇場 マネージャーコース
このコースは、主に公立ホール・劇場等において、管理職程度の職責をもつ職員(館長、事務局長、事業課長等)の方を対象に、地域における公立文化施設のあるべき姿や事業、運営を考える研修です。
コーディネーターには杉並区立杉並芸術会館「座・高円寺」館長の桑谷哲男氏を迎え、日本の公立ホール・劇場あるいは地域劇場は、コミュニティシアターとしての役割を果たしているのであろうか。その新しい役割とはどのようなものなのか。これからの地域劇場のあるべき姿を求めて、多様な視点から再考します。
全国の公立ホール・劇場で正論とされている考え方のすべてに、今一度“なぜ”と問い、検証し、「公立ホール・劇場は地域に対して何ができるのか」、また「指定管理者制度はこのままでいいのか」、「経営体制は改革する必要がないのか」等々と、多くの課題について真摯に議論をしたいと思います。どのような未来にも対応できるスタンダードな公立ホール・劇場論のヒントを探り、今年度の「公立ホール・劇場 マネージャーコース」が、継承と革新すべきものについての意見交換の場となり、公立ホール・劇場を見直す機会にしたいと思います。
文化政策幹部セミナー
主に地方公共団体において、地域の文化行政を担当されている幹部職員の方を対象に、文化・芸術行政の振興による地域社会の一層の発展を図るための政策立案能力を高めることを目的とした研修です。
コーディネーターには、静岡文化芸術大学文化政策学部教授の片山泰輔氏を迎え、自治体の基幹政策としての文化政策の確立について考えます。
現代社会において文化や芸術は、社会・経済発展の重要な基盤、都市や地域のアイデンティティの源であるとともに、人々の基本的な人権でもあります。文化への投資によって地域社会における有形・無形の資本蓄積がなされることで、付加価値の高い産業や魅力的なまちづくりが実現し、都市や地域の持続的な発展が可能になります。これからの日本社会において、文化や芸術は都市や地域社会の持続的な発展の大きな鍵を握ります。そのため、このセミナーでは文化政策原論となる理論フレームを踏まえた上で、2020年東京オリンピックを視野に入れた第4次の「文化芸術の振興に関する基本的方針」をはじめとする環境変化の中での地方公共団体の文化政策のあり方を検討します。
平成27年度「ステージラボ 公立ホール・劇場 マネージャーコース」&「文化政策幹部セミナー」参加申し込み方法
詳細は当財団ウェブサイト内の「様式箱」→「ステージラボ」・「文化政策幹部セミナー」より、メールにてお申し込み。
http://www.jafra.or.jp/j/guide/box/
申し込み・問い合わせ
芸術環境部 宇野・清宮
Tel. 03-5573-4066・4068
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