ジャンル別に、開催地、日程、事業名、事業内容の順に掲載しています。[会]は会場、[問]は問い合わせ先です。(は地域創造助成事業)
音楽・演劇・ダンス
福島県いわき市 7月26日
第15回たんけんアリオス
『すてきな三にんぐみ』
ホール開館時から開催しているバックステージツアー。舞台・照明・音響などの仕事を体験しながら、舞台上で実際に上演される芝居にも参加し、一緒に物語をつくり上げていく。今回のお芝居は、お馴染みの名作絵本を基に劇作家・演出家の大信ペリカンが構成・演出。磐城桜が丘高校演劇部員もキャストで参加する。
[会][問]いわき芸術文化交流館アリオス Tel. 0246-22-8111
さいたま市 7月26日
埼玉会館ファミリークラシック
夏休みオーケストランド!
東京交響楽団と飯森範親により毎夏開催している体験型コンサート。10年目の今年は、ショスタコーヴィチやシベリウスの名曲から、メロディーに乗ってオーケストラの楽器を紹介していく東響オリジナルの『ディズニーのメロディーによる管弦楽入門』など、バラエティに富んだプログラム。全日本学生音楽コンクールのヴァイオリン部門・小学生の部で第1位を獲得した河井勇人君と東響の共演も見どころ。
[会]埼玉会館
[問]埼玉県芸術文化振興財団 Tel. 048-858-5500
埼玉県富士見市 7月27日~8月2日
キラリふじみ・ワークショップ夏休みこども劇場『えんげきをつくろう』
小学3年生から6年生を対象とした演劇ワークショップ。俳優でワークショップ集団「演劇百貨店」メンバー・難波圭の指導で、子どもたちから生まれる自由な発想と豊かな感性を、「演劇」を使って形にしていく。1週間みっちりと学び、最終日にホールでミニ発表会が行われる。
[会][問]富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ Tel. 049-268-7788
東京都台東区 7月26日
夏休み子供音楽会2015~上野の森文化探検~
東京都交響楽団による恒例のコンサート。指揮・お話はブルガリアのロッセン・ゲルゴフ。当日は西洋美術館や東京都美術館など、上野公園の9つの文化施設と近隣エリアを「上野1dayパス」を使って1日中楽しめる。コンサート後にはバックステージツアー「夏休みスペシャル!」も実施される。
[会][問]東京文化会館 Tel. 03-3828-2111
横浜市 8月16日
夏休み みなとみらい わくわく遊音地 おやこオペラ教室2015
~こどものためのオペラ・ワークショップ~
ワークショップと鑑賞により、オペラの世界を楽しく体験できる。歴史や仕組みを学んだり、オペラの曲を歌ってみたりした後、大ホールのステージ上に席を特設し、間近で迫力あるオペラ歌手のパフォーマンスを鑑賞する。
[会][問]横浜みなとみらいホール Tel. 045-682-2000
横浜市 8月1日
オルガン 夏休み子どもスペシャル「オルガン旅行に出発進行!」
小ホールの舞台に設置されているパイプオルガンの魅力を紹介する。オルガニストに梅干野安未を迎えてのミニコンサートでは、カスタネットやタンバリンなどで一緒に演奏。終演後にはホールの舞台に上がって鍵盤に触れて音を鳴らしたり、パイプや楽器構造の模型で仕組みを学ぶ。
[会]神奈川県民ホール
[問]神奈川芸術文化財団 Tel. 045-633-3798
新潟県長岡市 7月26日
リリック子ども音楽館
0歳から大人まで楽しめるコンサート。午前の東京フィルハーモニー交響楽団による「海」をテーマにしたクラシックコンサートには、「リリック弦楽器ジュニア講座」受講生の子どもたちも出演。午後はタップダンスなどを取り入れたジャズのコンサートを開催。東京フィルのメンバーによる楽器触り体験も実施される。
[会]長岡リリックホール
[問]長岡市芸術文化振興財団 Tel. 0258-29-7715
長野県松本市 8月7日
THE鍵盤フェスタ!~あなたはどのケンバンがお好き?~
ホールが所有している3種類の鍵盤楽器(パイプオルガン、チェンバロ、ピアノ)の違いや魅力を、プロ奏者の演奏を交えながら楽しくレクチャー。ピアノを習っている子なら誰だれでも弾いたことがある名曲の演奏や、3種類の鍵盤楽器によるモーツァルトの『きらきら星変奏曲』のアンサンブルも。昼の子ども向け公演では、楽器を弾いてみることもできる。
[会][問]松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール) Tel. 0263-47-2004
愛知県長久手市ほか 8月9日~9月22日
2015ジョイントフェスティバル愛知
愛知県内の自治体や公共ホール、芸術団体の協働により、特に次代を担う子どもに視点を当て、国内外の優れた舞台芸術にふれる機会をつくることを目指して2013年にスタートした連携事業。今年は愛知児童・青少年舞台芸術協会合同公演として、佃典彦の書き下ろし『天地転動~富士はニッポンイチの山~』、イタリアのカンパニー「ラ・バラッカ─テストーニ・ラガッツィ」の『おうち』などを、愛知県内の各ホールで上演する。
[会][愛知県稲沢市、大府市、幸田町、武豊町、豊川市、長久手市、西尾市、扶桑町、名古屋市の各会場
[問]長久手市文化の家 Tel. 0561-61-3411
京都市 7月11日
ふれあおう!地域の子どもたち!大人たち~山科・醍醐地域に文化・芸術の力で世代間交流の場を~
文化・芸術体験を通して、地域間・世代間交流を図る。地元大学生による「創作おどり」や山科音頭の講習会、合唱ワークショップ、雅楽のワークショップなどを通して多世代の交流を図る。ワークショップ等を行う団体の多くは,会館が取り組むアウトリーチ活動実施団体。
[会][問]京都市東部文化会館 Tel. 075-502-1012
兵庫県伊丹市 7月23日~25日(演劇)、7月31日~8月2日(ダンス)
こどものための演劇・創作ダンスワークショップ
小学3~6年生を対象にしたワークショップ。演劇(講師:林慎一郎)ではさまざまな表現を体験しながら「新しい遊び」を開発、ダンス(講師:砂連尾理)では、ミュージシャンが作曲する曲に合わせて踊りを創作し、映像作家が撮影してプロモーションビデオにする。
[会][問]アイホール(伊丹市立演劇ホール) Tel. 072-782-2000
兵庫県川西市 7月22日~8月20日(小学生・一般)
みんなで踊ってみよう!2015夏
表現することの楽しさ、見られることの高揚感を味わうことをコンセプトに開催しているダンスワークショップ。講師は川西市民オペラなどの振付も手がける生駒里奈。小学生クラス(4~6年生)、一般(中学生~)、シニアクラスの3コースを設け、最後の3日間は全クラス合同で練習し、最終日にホールで成果を披露する。
みつなかホールほか
[会][問]川西市文化・スポーツ振興財団 Tel. 072-740-1117
北九州市 7月27日~30日
夏休み!子どもの劇場体験2015
演劇を共につくり上げる、またはプロの仕事にふれることで、子どもの頃から劇場や舞台芸術に親しんでもらうことを目的としたワークショップ。2つのコースを設定。「演劇体験」コースでは、地域の演劇人と短いお芝居づくりをして、最終日にミニ発表会を行う。「職場体験」コースでは、劇場で働くスタッフの仕事を学び、実際の公演中にフロント係にも挑戦する。ほかにも、劇場宿泊体験やナイトツアー、「子供のためのシェイクスピア『ロミオとジュリエット』」の鑑賞など、さまざまプログラムで劇場の素晴らしさを伝える。
[会][問]北九州芸術劇場 Tel. 093-562-2655
美術
北海道苫小牧市 7月4日~9月6日
こどもとおとなのミュージアム
地底旅行─地下資源をめぐる科学と美術の旅
天然ガスや原油の鉱床の形成など、1億年にわたる苫小牧の大地の生い立ちを地球科学的観点から学ぶとともに、大地に秘める力をテーマにした美術作品を通して、地球のダイナミズムや悠大な時間の流れについて考える。
[会][問]苫小牧市美術博物館 Tel. 0144-35-2550
茨城県笠間市 7月18日~9月6日
親子で見る「やきもの植物園」
土から生まれた草・木・花
親子で陶芸に親しんでもらおうと昨年からスタートした夏休み展覧会。2回目の今年は、技法も表現形式もさまざまな植物をモチーフにした作品を、描画・彫刻などで表面に表したもの、器の形そのものに反映させたものと2つの章に分けて紹介する。期間中は絵皿コンテストや植物にちなんださまざまなワークショップを実施するほか、同時期に当館で「全国こども陶芸展」も開催される。
[会][問]茨城県陶芸美術館 Tel. 0296-70-0011
群馬県高崎市 6月28日~9月27日
たかさき発! 鉄道とアートの旅
ウルトラハッピーな夏休み
高崎は、交通の要衝として、SLのまちとして、鉄道と深い絆で結ばれている。「1日1鉄」を合言葉にユニークな鉄道写真を撮り続ける中井精也、交通系ICカードを基に鉄道の旅を“光の軌跡”として見せる廣瀬通孝、絵画と動画を重ねて静と動を行き来するヤマガミユキヒロ、ダンボールを素材にダイナミックな造形を展開する岡村剛一郎の作品を展示し、鉄道と心の旅を楽む。
[会][問]高崎市美術館 Tel. 027-324-6125
神奈川県茅ヶ崎市 7月19日~8月30日
夏の福袋「正しいらくがき」展
毎夏さまざまなテーマで開催している企画展シリーズ。今年は新進気鋭のアーティスト・やんツー(yang02)と菅野創が昨年の札幌国際芸術祭で発表し話題を呼んだ、気温や音など周辺環境の変化により動作するドローイングマシン《SEMI-SENSELESS DRAWING MODULES》が本展のために改良され登場。地元の小学生・高校生を招き、札幌でマシンが描いた絵を共同で模写する公開ワークショップを実施し、そこで描かれた絵を今度はマシンが模写する試みも行われる。
[会][問]茅ヶ崎市美術館 Tel. 0467-88-1177
石川県輪島市 7月4日~9月6日
漆とおばけの世界~まっくらやみから、うるわしや~
漆器の世界から見た妖怪文化を紹介。造形が妖怪と化したコミカルなものから、蒔絵などの漆芸技法を駆使した精密な妖怪画が施されたものまで、怪しくもユーモラスな漆器を通して、古くから語り継がれてきた妖怪文化の世界にふれる。
[会][問]石川県輪島漆芸美術館 Tel. 0768-22-9788
岐阜県大垣市 7月18日~9月23日
「plaplax イマジネイチャー」展
メディアアートユニット「plaplax(プラプラックス)」による体験型展覧会。木や水、石、虫など自然の中で遊んだ懐かしい記憶や風景から採集された素材とコンピュータや映像装置を組み合わせたインタラクティブな作品により、心象自然(イマジネイチャー)の世界を旅する。センターのプラネタリウムを使ったplaplaxのワークショップなども開催。
[会]大垣市スイトピアセンターアートギャラリー
[問]大垣市文化事業団 Tel. 0584-82-2310
愛知県一宮市 7月22日~8月30日
こどもミュージアム2015
「こんにちは!節子さん」
所蔵する洋画家・三岸節子作品の魅力や美術の面白さ、すごさを体験してもらおうと毎夏テーマを設けて開催している展覧会。「みるみる道具箱」(クラフトキット)、「クイズ&スタンプラリー」(鑑賞)、「こどものアトリエ」(ワークショップ)の3つのプロジェクトを用意。美術家の山口百子を招き、「色」をテーマにさまざまなワークショップで創作を体験する。
[会][問]一宮市三岸節子記念美術館 Tel. 0586-63-2892
山口県山口市 7月18日~9月27日
Think Things─
「もの」と「あそび」の生態系(エコシステム)
アートや舞台作品、ワークショップをつくるために、YCAMが独自に開発してきたさまざまなツールを紹介する体験型の展覧会。展覧会そのものを「実験と創造の場」ととらえ、来場者自身が研究開発のサイクルに参加する仕組みづくりを目指す。YCAMのソフトウエアやハードウエアを使用したイベントや子ども向けワークショップを通して、来場者によって生み出されたオリジナルの「あそび」やツールを、館内のホワイエやスタジオに設置する。
[会][問]山口情報芸術センター[YCAM] Tel. 083-901-2222
福岡市 6月16日~8月23日
夏休みこども美術館2015
「きるものをみる」
子ども向けの展示やギャラリーツアーなどの活動を通じて作品への理解を深め、美術の楽しさ、面白さを知ってもらう。鑑賞プログラム「こどもギャラリー」では、所蔵作品に表れるスーツや着物、帽子、ジュエリーなどさまざまな“きるもの”を見つける。美術館で働く人にインタビューをして、その人たちの意見を反映した制服をつくるワークショップなども開催。
[会][問]福岡市美術館 Tel. 092-714-6051
総合
東京都豊島区 7月21日~8月29日
としまアート夏まつり2015
子どもも大人も一緒にアートを楽しめるイベントとして、毎夏開催。メインの「子どもに見せたい舞台」シリーズは、糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)の作・演出、井手茂太の振付による「アンデルセン童話集」(8月8日~16日)。ほかにも、エンデの『モモ』を取り上げた「よみしばい」、中野成樹演出による“劇的”おばけ屋敷、短編アニメーションを旧校舎(にしすがも創造舎)壁面に映す「夜空の校庭上映会」など、さまざまなプログラムが行われる。
[会]あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)、にしすがも創造舎ほか
[問]としま文化創造プロジェクト実行委員会(にしすがも創造舎内) Tel. 03-5961-5200
大阪府大阪狭山市 8月22日
SAYAKAキッズフェスタ2015
昨年、ホール開館20周年の記念催事として開催。2年目となる今年もホール館内外の施設をフルに使用し、人形劇団クラルテ公演をはじめ、市内在住のブーメラン世界チャンピオンによる紙ブーメラン講習、色画用紙で動物をつくったり牛乳パックでサイコロキューブパズルなどをつくるワークショップ、ボルダリング体験など、さまざまなプログラムを用意。
[会][問]大阪狭山市文化会館SAYAKAホール Tel. 072-365-8700
TOPICS
年々進化する夏の展覧会
和歌山県立近代美術館「なつやすみの美術館5 つぶやき おはなし ものがたり」
1963年、和歌山城内に開館した和歌山県立美術館を前身とし、94年に現在の和歌山城公園に隣接する地に新美術館としてオープンした和歌山県立近代美術館。2011年からは夏休みを利用して子どもたちが美術にふれるきっかけをつくり、作品の見方を学ぶ「なつやすみの美術館」を企画してきました。
これまで「みること、うつすこと」「かたちと色のABC」「美術の時間」「生きている!」をテーマに作品を展示、これから教職員を目指す和歌山大学の学生などと連携したワークシートの作成や鑑賞ツアー、ワークショップ、手を動かして作品を見る大人も参加可能な「こどもギャラリートーク」などを実施。5回目となる今年は、「つぶやき おはなし ものがたり」と題して、県立図書館でのワークショップを実施するなどジャンルを越えたプログラムを行います。
時計などの使い古したものをアクリル樹脂で卵形に固めた中西夏之の作品《コンパクトオブジェ》を出発点に、中に入っているモチーフを手がかりにして展示室の他の作品へと想像を広げる展示は、恒例となった学校教員との連携ワークシートを使うことでさらに楽しめるよう工夫されています。
和歌山県和歌山市 7月14日~8月30日
和歌山県立近代美術館 Tel. 073-436-8690
http://www.momaw.jp/