演劇の表現者(演出家、以下派遣アーティスト)を公共ホールに最大3回派遣し、演劇の手法を使ったワークショップを実施する「リージョナルシアター事業」は、平成28年度から新しい派遣アーティストを迎え、スタートします。
事業の内容は、今までと同様、子どもたちに向けた学校でのアウトリーチやホールでの公募型ワークショップ、教員や行政職員を対象としたワークショップなど、公共ホールが地域のニーズに合わせたプログラムを自由に企画できます。
今年度実施された事業では、小学校でのアウトリーチ、公募で参加した方々が戯曲から発表までを行う演劇体験、さらには劇場職員と教職員が一緒になってワークショッププログラムをつくる過程をサポートするなど、プログラムも多岐にわたりました。
この事業では、事業を実施する前に参加団体と派遣アーティストが一堂に会して研修会を実施します。さまざまな地域の特性を共有することで、自分の地域が客観的に見え、新しい発見となり、地元の文化をより深く知る機会にもなります。参加したホールの担当者からは劇場の役割を再認識したという感想もありました。
演劇の新しい取り組みへの挑戦や派遣アーティストからの新しい視点を活用したいというホールの皆様のご応募をお待ちしております。詳細は地域創造レター4月号同封の実施要綱をご覧ください。
募集締切:5月20日(水)必着
●リージョナルシアター派遣アーティスト
・多田淳之介(演出家・俳優、東京デスロック主宰)
・田上豊(劇作家・演出家、田上パル主宰)
・有門正太郎(演出家・俳優、有門正太郎プレゼンツ代表)
・福田修志(劇作家・演出家、F's Company代表)
・ごまのはえ(劇作家・演出家・俳優、ニットキャップシアター代表)
◎リージョナルシアター事業に関する問い合わせ
芸術環境部 江口・大垣
Tel. 03-5573-4076
※参加申込書は、当財団のウェブサイト内の「様式箱」→「リージョナルシアター事業」からダウンロードできます。
https://www.jafra.or.jp/project/theater/02.html