この事業は、公立美術館等の職員を対象とした少人数形式の実践的な研修です。グループディスカッションや体験型のセミナーを通して公立美術館の現状や今後のあり方について議論し、公立美術館を支える人材の相互交流の場となることを目指します。
今年度は、平成27年1月28日(水)~30日(金)の3日間、愛知芸術文化センターで開催します。「あいちトリエンナーレ」のキュレーターである拝戸雅彦氏をコーディネーターに迎え、「芸術祭と公立美術館の曖昧な関係」をテーマに、ビエンナーレやトリエンナーレの名を都市名に付けて街づくりや街おこしを主目的とする行政主体の芸術祭と、その会場としての参加を求められることもある公立美術館での活動はどう両立させていけるのか、講義やディスカッションを通して考えていきます。
今年度の概要は下記のとおりです。詳細は、当サイトの募集要領をご参照ください。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
募集締切:11月16日(日)必着
●アートミュージアムラボ概要[コーディネーター]
拝戸雅彦(愛知県国際芸術祭推進室主任主査)
[対象者]
公立美術館等において主に学芸業務を担当する職員の方、および地方公共団体において文化政策や芸術祭等を担当する職員の方。
[定員]15~20人
[申し込み方法]
当財団ウェブサイト内の「様式箱」より、募集要領と参加申込書をダウンロードし、メールでお申し込みください。
http://www.jafra.or.jp/j/guide/box/
あいちトリエンナーレについて
先端的な現代芸術を紹介するための国際芸術祭で、2010年8月に第1回が名古屋市内でスタート。13年に第2回を開催し、16年には第3回が予定されている。
愛知芸術文化センターや名古屋市美術館といった公立文化施設はもちろんのこと、まちなかの商店街や使われなくなった建物等も会場として展開。さらに第2回では、名古屋市以外に岡崎市も会場として加わるなど、今後は県内各地での広がりが期待される。
◎問い合わせ
芸術環境部 山塙・下川
Tel. 03-5573-4093
kensyu*jafra.or.jp(*を@に換えてご利用ください)