平成27・28年度「公共ホール現代ダンス活性化事業(ダン活)」
登録アーティストのご紹介(50音順)
●青木尚哉(あおき・なおや)
16歳よりダンスを始め、ジャズダンス、クラシックバレエ、モダンダンスの基礎を学ぶ。加えてボディーワークを学び、身体の構造に対する知を深め、自身のメソッド、「コンタクト×バランス」「ポイントワーク」を開発。ダンサーとして日本のダンスをリードする振付家に多数起用されるほか、教師、振付家としての評価も高い。2004年に設立されたNoismの当初メンバーで、退団までに国内外のツアーのほぼ全てに出演した。
●伊藤キム(いとう・きむ)
1987年舞踏家・古川あんずに師事。1995年ダンスカンパニー「伊藤キム+輝く未来」を結成。1996年フランス・バニョレ国際振付賞を受賞。2001年第1回朝日舞台芸術賞寺山修司賞、2008年横浜文化賞奨励賞を受賞。2005年バックパックを背負って半年間の世界一周の旅に出る。2011年「輝く未来」を解散。中高生向けのワークショップ・振付、おやじが踊って給仕する「おやじカフェ」のプロデュースなども行う。京都造形芸術大学客員教授。
●北尾亘(きたお・わたる)
クラシックバレエからストリートダンスまで幅広くダンスに触れる。大学にて木佐貫邦子に師事。木佐貫や近藤良平の作品に出演するほか、役者としても活動。2009年ダンスカンパニー「Baobab」を立ち上げ、全作品の振付・構成・演出を行う。また、個人の活動としてソロ作品の創作や演劇作品への振付など活動は多岐にわたる。コンドルズ振付コンペティション2010準グランプリ受賞、トヨタコレオグラフィーアワード2012「オーディエンス賞」を受賞。
●田畑真希(たばた・まき)
3歳からクラシックバレエを始める。高校生の頃、トゥシューズを履いて踊ることに疑問を感じ、さらなる表現を追及するため桐朋学園短期大学演劇科に入学。演技、日舞、狂言、アクロバット等様々な表現を学ぶ。紆余曲折を経て再びダンスの世界へ。2007年より振付家としての活動を始め、横浜ダンスコレクションR2009にて「未来に羽ばたく横浜賞」「マスダンザ賞」をダブル受賞。自身の主宰カンパニー「タバマ企画」を立ち上げ、国内外で精力的に活動中。
●田村一行(たむら・いっこう)
1998年大駱駝艦に入艦。舞踏家・俳優である麿赤兒に師事。緻密な振付で構成する作品は、新たな舞踏の可能性を示し注目されている。2008年、文化庁新進芸術家海外留学制度により、フランスのジョセフ・ナジのもとへ留学。舞踏の特性を活かしたワークショップは幅広く好評を博している。演劇作品などへの客演も多数。第34回舞踊批評家協会賞新人賞受賞。
●東野祥子(ひがしの・ようこ)
10歳でダンスを始め、現在はダンスカンパニー「BABY-Q」の振付家、ダンサーとして国内外で活躍。またソロ活動としても即興アーティストとのセッションを様々なシーンで展開する。トヨタコレオグラフィーアワード2004にて「次代を担う振付家賞」など受賞歴多数。また、ダンスワークショップなどにて人材育成や学校教育プログラムでの指導も行っている。近年、「HE?XION!TAPES」を立ち上げ、洋服のデザインやCDのリリースやイベント企画など、ジャンルレスに活動を行う。全日本ダンストラック協会会長。