一般社団法人 地域創造

平成25年度「地域創造大賞(総務大臣賞)」表彰式

●平成25年度地域創造大賞(総務大臣賞)表彰式

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左:関口昌一総務副大臣から表彰を受ける小山田久十和田市長(中)と十和田市現代美術館副館長で美術家の藤浩志氏
右:出席者記念撮影

 平成25年度「地域創造大賞(総務大臣賞)」の表彰式が、1月17日、東京・グランドアーク半蔵門において行われました。この賞は、地域創造設立10周年を記念して、地域における文化・芸術の振興による創造性豊かな地域づくりに特に功績のあった公立文化施設を顕彰する総務大臣賞として創設されたものです。これまでに72館が表彰され、その活動は広く全国に紹介されています。10回目の節目を迎えた今年度は、地域創造レター1月号で発表したとおり全国から7施設の受賞が決定し、関口昌一総務副大臣ご臨席の下、表彰式が行われました。
  主催者である財団法人地域創造梶田信一郎理事長の挨拶に続いて、多彩な取り組みが行われている受賞施設の活動について映像による紹介が行われました。表彰状・楯の授与に併せて、関口副大臣から新藤義孝総務大臣のお祝いの言葉とともに、「日本が元気になるためには、それぞれの地域が元気になることが必要です。総務省といたしましても、活力ある地域づくりを通じた新しい成長の実現をミッションに掲げておりますので、更なる地域の活性化の観点から、地域の発想を大切にした伝統・芸術・文化の振興、人づくりなどに積極的な支援を行ってまいります」(副大臣代読)との力強いエールが送られました。
  受賞施設を代表して、人口約5,000人の町で小さな美術館を通じて心豊かなまちづくりを推進してきた西川津奈木町長より、「都市との文化格差が課題となるなか、水俣市の隣町として文化創造による緑と彫刻のまちづくりを掲げて町民と共に取り組んでまいりました。これを励みに更に努力を重ねてまいります」と決意を込めた謝辞をいただきました。最後に、扇田昭彦審査委員長から、少ない予算で健闘されている小規模の市区町村の文化施設を評価する基本方針で審査に当たったこと、戦後建築の傑作と言われた施設を60年にわたって守り伝えながら創意工夫に溢れた運営を行っている神奈川県立音楽堂など、各受賞施設についての講評が行われました。
  今回の賞は、受賞された施設のみならず、それらの施設を支え、文化・芸術による地域づくりに参加していただいている地域の皆様のご協力に対する感謝を込めて贈られるものです。心よりお祝い申し上げますとともに、今後の更なるご活躍を期待しております。

 

●平成25(2013)年度地域創造大賞(総務大臣賞)受賞施設
◎十和田市現代美術館(青森県十和田市)
◎いわき芸術文化交流館アリオス(福島県いわき市)
◎世田谷区立世田谷文学館(東京都世田谷区)
◎神奈川県立音楽堂(神奈川県)
◎みのかも文化の森 美濃加茂市民ミュージアム(岐阜県美濃加茂市)
◎武豊町民会館(ゆめたろうプラザ)(愛知県武豊町)
◎つなぎ美術館(熊本県津奈木町)

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