一般社団法人 地域創造

地域創造理事長 新年の挨拶

希望に満ちた新年になりますように

平成26(2014)年1月1日
財団法人地域創造

 

地域の皆様とともに
創造性豊かな地域づくりを目指してまいります。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2014年1月~3月 地域創造事業スケジュール
当財団では年度末まで、全国各地でさまざまな事業を展開しております。

1月
●公共ホール音楽活性化事業
三重県亀山市/16日~17日・26日
愛媛県今治市/16日~18日
和歌山県橋本市/23日~25日
兵庫県多可町/24日~26日
岐阜県大垣市/30日~2月1日
●平成25年度地域創造大賞(総務大臣賞)表彰式(東京都・グランドアーク半蔵門/17日)

2月
●ステージラボ 長崎セッション(長崎市・長崎ブリックホール/18日~21日)
●第14回地域伝統芸能まつり(東京都・NHKホール/22日・23日)
●公共ホール現代ダンス活性化事業
兵庫県多可町/24日~3月2日

3月
●公共ホール音楽活性化政令指定都市モデル事業ガラコンサート(新潟市・新潟市秋葉区文化会館/16日)
●雑誌『地域創造』第35号発行(25日)

 

~新年のご挨拶~
財団法人地域創造理事長 梶田信一郎

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。昨年中は当財団の事業にご支援・ご協力をいただき、都道府県知事、市町村長及び関係者の皆様には心から御礼申し上げます。

 地域創造は、本年9月に設立20周年を迎えます。この間、全国の地方団体等により設立された当財団は、「文化・芸術の振興による創造性豊かな地域づくり」を目的として、地方団体の方々、公立文化施設の方々、地域の文化・芸術の担い手の方々と手を携えて活動して参りました。長年にわたる皆様のご理解・ご協力に心から感謝申し上げます。

 当財団では、設立以来、地域における文化・芸術活動を担う人材の育成、公立文化施設の活性化の支援、地域伝統芸能の保存・継承の支援、地域の文化・芸術環境づくりに関する情報発信・調査研究の4つの柱で事業を実施して参りました。特に、人材の育成については、地方団体の共同組織として質の高い実践的な体験型研修を実施し、ステージラボ等の研修への参加者数は約4,400人に上っております。また、公共ホール音楽活性化事業等において、アーティストを学校・福祉施設等に派遣するアウトリーチの普及にも取り組んできました。クラシック音楽からスタートし、現代ダンス、演劇、邦楽とジャンルを広げ、これまでに延べ750団体において、約2,300回のアウトリーチが実施されてきました。こうした事業の積み重ねにより、「地域創造」の「アウトリーチ」も全国的に普及してきたように思います。

 地域創造設立以来約20年が経過し、地方の文化・芸術に関する環境も大きく変わりつつあります。財政状況等取り巻く状況には厳しいものがありますが、文化芸術振興基本法や劇場法といった法律が制定されるなど、文化・芸術や劇場・ホール等の役割の重要性等について広く認識されるようになってまいりました。また、これまで以上に、まちづくりや教育、福祉、観光・商工など幅広い分野において文化・芸術のもつ力を活用していくようになってくると思われます。当財団としても、こうした文化・芸術の役割等を再認識し、地方の文化・芸術環境の変化等に対応して、地域のご要望を伺いながら、事業の充実を図って参りたいと思っております。

 すでにご案内の通り、公益法人制度の改革に伴い、地方団体関係者等から成る評議員会及び理事会の昨年6月の決定により、「財団法人地域創造」は、本年4月1日をもって「一般財団法人地域創造」に移行することとしております。組織も新たに20年の節目を迎えますが、先に述べた4つの柱の事業を中心に、財団創設当時の精神を忘れず、地域が自ら考えていく創造性豊かで元気な地域づくりを応援して参ります。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2014年1月

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