一般社団法人 地域創造

アーツセンター情報

データの見方
情報は所在地の北から順に掲載しています。●で表示してあるのはアーツセンターの所在地です。以下名称、住所、電話番号、公式サイトURLを記載しています。また、基礎データとして、設置者、運営者、ホール席数など施設概要を紹介しています。

●情報提供のお願い
地域創造では、地域の芸術環境づくりを積極的に推進するアーツセンター(ホール、美術館などの施設のほか、ソフトの運営主体も含みます)の情報を収集しています。特に、新規の計画やオープンなどのトピックスについては、この情報欄で掲載していく予定です。このページに掲載を希望する情報がございましたら、情報担当までご連絡ください。

●情報提供先
情報担当 山塙・中冨
Fax. 03-5573-4060
Tel. 03-5573-4093
letter@jafra.or.jp

●秋田県秋田市

秋田県立美術館
〒010-0001 秋田市中通1-4-2
Tel. 018-853-8686
http://common.pref.akita.lg.jp/artmuseum/

◎2013年9月28日オープン

秋田市の資産家・平野政吉のコレクションである藤田嗣治作品を中心に展観する美術館が移転・リニューアル。
館内には、旧美術館からの歴史を引き継ぐように、床や階段、天井、ライトなど各所に三角モチーフが配置され、2階ラウンジからは「水庭」越しに、パノラマのように広がる景色や千秋公園、旧美術館の三角屋根が眺望できる。
1937(昭和12)年に描かれた藤田の壁画《秋田の行事》は当時の秋田の祭りや年中行事、そして藤田が好んだ秋田の冬景色が、幅20.5m、高さ3.65mの大画面に展開されている。ほかにも、1930年代の色彩豊かな藤田の作品を数多く展示している。
今後は、美術館周辺の地域住民が一体となって美術館活動を応援するほか、県内各地のそれぞれの「秋田の行事」を考える試みを予定している。

[オープニング事業]壁画《秋田の行事》からのメッセージ─藤田嗣治の1930年代─展
[施設概要]ギャラリー1・2、大壁画ギャラリー、県民ギャラリー、レクチャールームほか
[設置者]秋田県
[管理・運営者]公益財団法人平野政吉美術財団
[設計者]安藤忠雄

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●千葉県市原市

市原湖畔美術館
〒290-0554 市原市不入75-1
Tel. 0436-98-1525
http://www.lsm-ichihara.jp

◎2013年8月3日オープン

市原市初の本格的美術館として、1995年開館の「市原市水と彫刻の丘」を全面的にリノベーションしてオープン。湖に囲まれた回遊性を生かした開かれた構造が特徴で、館内外にKOSUGE1-16やクワクボリョウタ、ヴィト・アコンチらの作品が恒久展示される。2014年春に開催予定の中房総国際芸術祭「いちはらアート×ミックス」の拠点施設。
今後は市民や来館者を巻き込んだ参加型のアートプロジェクトや、「いちはらアート×ミックス」開催へ向けて市や地域の活動団体と協力した企画を展開していく。また多くの里山や自然を残す市原の特性を生かし、別棟のレストランでは房総の食材を使用した料理が提供されるなど、屋外のロケーションや食文化も楽しめる“首都圏のオアシス”としての施設を目指し、アートを介して地域の魅力を全面に打ち出していく。

[オープニング事業]磯辺行久─環境・イメージ・表現─展
[施設概要]常設展示室、企画展示室1~3、多目的ホール、レストラン(別棟)ほか
[設置者]市原市
[管理・運営者](株)アートフロントギャラリー
[設計者]有設計室/川口有子+鄭仁愉

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●東京都八丈町

八丈町多目的ホール「おじゃれ」
〒100-1498 八丈島八丈町大賀郷2551-2
Tel. 04996-2-7071
http://www.town.hachijo.tokyo.jp/kakuka/kyouiku/ojare/index.html

◎2013年8月1日オープン

町庁舎の新築に合わせ、八丈島初の本格的な設備を擁する多目的ホールを併設。公募したホールの愛称「おじゃれ」は「いらっしゃい」という意味の島言葉。
島の溶岩地形をイメージしたダイナミックな造形のホールは、客席を設置した状態でのコンサートや演劇等の劇場利用や、平土間にして講演会、物産展等のイベントスペースとしてなどさまざまな利用形態に対応。また外に通じる扉を開放することにより、広場と一体の利用も可能。なお災害時の避難場所としても活用できるよう、ホール近くに厨房が設置されている。
今後は、町民による「八丈町多目的ホール運営委員会」を中心に、新たな「八丈島の文化」の発信拠点として、八丈の文化の個性をつくることを主眼に置いた事業を展開していく。

[オープニング事業]第44回團伊玖磨記念八丈島サマーコンサート
[施設概要]八丈町庁舎、多目的ホール「おじゃれ」(462席)、八丈町民ギャラリー、研修室、子ども家庭支援センター、シルバー人材センターほか
[設置・運営者]八丈町
[設計者]新居千秋都市建築設計

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