一般社団法人 地域創造

講座・シンポジウム・募集等

データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
●開催地/finger.gif地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。

ピッコロ演劇学校・舞台技術学校 平成25年度生募集

「演劇学校」は、初心者から学べる本科、経験者を対象としたより実践的な研究科の2コースで、1年間本物の舞台空間・設備で学ぶ。別役実、岩松了、平田オリザらが特別講師を務める。
「舞台技術学校」は舞台美術・音響・照明の分野で、実践的な技術やスタッフワークを1年間基礎から学ぶ。

[募集人数]演劇学校本科:40人、演劇学校研究科:20人/舞台技術学校:30人
[応募締切]演劇学校:4月11日/舞台技術学校:4月12日
[問い合わせ]兵庫県立尼崎青少年創造劇場ピッコロシアター
Tel. 06-6426-1940

被災から2年ぶりの再開
MUZA リニューアルオープン・コンサート

 東日本大震災で甚大な被害を受けたミューザ川崎シンフォニーホールが復旧工事を終え、4月1日にリニューアルオープンを迎えます。2011年3月11日、翌日の公演を控え、パイプオルガンのリハーサルが行われている時に地震は発生しました。幸いにも負傷者は出ませんでしたが、天井仕上げ材と軽量鉄骨天井下地などが落下し、すぐさま使用不可能に。それから約半年後に復旧工事に着手しましたが、工期は約15カ月間に及びました。
 ソフト面では目前に控えていた公演は中止となりましたが、1カ月後には市内の他会場にて代替公演を実施。その後も市内を中心に近隣の横浜市や東京、埼玉の会場を手配し、公演の中止を最小限に抑えながら精力的に事業を継続してきました。
 この代替公演により、ミューザでは自然と市内全域への意識が高まり、ホールの存在を広く知ってもらうきっかけになったといいます。なかでも夏のイベントとして開催している「フェスタ・サマーミューザ KAWASAKI」では、前年よりプログラム数が減っても来場者は4,000人も上回るなど、着実にその成果を上げることに繋がりました。「現場で市民の声を直接聞くことができましたが、そのなかでミューザに対する期待を感じ、市が掲げる『音楽のまち かわさき』でのミューザの役割を改めて意識するようになりました」と広報の長野夏織さん。再開後もホール外での活動は継続していくとのことです。
 4月7日のリニューアルコンサートでは、川崎市フランチャイズオーケストラである東京交響楽団が音楽監督ユベール・スダーンを指揮に迎え、ブルックナー「交響曲第9番」、「テ・デウム」を披露。また復旧工事や音響測定の状況などを写真や映像で伝えるパネル展「再開へのあゆみ」(3月18日~4月7日)も開催中です。

 

●川崎市 4月7日
[出演]ユベール・スダーン、サビーナ・フォン・ヴァルター、白井光子、チャールズ・キム、パトリック・シンパー、東響コーラス、東京交響楽団
[会場・問い合わせ]ミューザ川崎シンフォニーホール Tel. 044-520-0100
http://www.kawasaki-sym-hall.jp/

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