一般社団法人 地域創造

地域創造理事長 新年の挨拶

希望に満ちた年になりますように

平成25(2013)年1月1日
財団法人地域創造

 

「人と人の絆」を大切に
創造性豊かな地域づくりを応援してまいります。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

2013年1月~3月 地域創造事業スケジュール
当財団では年度末まで、全国各地でさまざまな事業を展開しております。

1月
●公共ホール音楽活性化市町村連携モデル事業(岐阜県山県市/10日~12日)
●公共ホール現代ダンス活性化事業(埼玉県和光市/14日~20日、静岡県川根本町/22日~28日)
●平成24年度地域創造大賞(総務大臣賞)表彰式(東京都・グランドアーク半蔵門/18日)
●邦楽地域活性化事業 ガラコンサート(千葉市・千葉市美浜文化ホール/19日)
●公共ホール音楽活性化事業(愛知県豊川市/24日~26日、埼玉県川越市/25日~27日)
●ステージラボ兵庫セッション(兵庫県・兵庫県立芸術文化センター/29日~2月1日)

2月
●公共ホール音楽活性化事業(東京都東久留米市/ 7日~9日)
●公共ホール音楽活性化市町村連携モデル事業(岐阜県揖斐川町/ 7日~9日)
●公共ホール現代ダンス活性化事業(埼玉県東松山市/17日~23日、大阪府箕面市/18日~24日)
●第13回地域伝統芸能まつり(東京都・NHKホール/23日・24日)

3月
●公共ホール音楽活性化アウトリーチ・フォーラム事業 ガラコンサート(鹿児島県・宝山ホール/2日)
●公共ホール現代ダンス活性化事業(兵庫県新温泉町/5日~11日)
●アートミュージアムラボ(静岡県・静岡県立美術館/6日~8日)
●公共ホール音楽活性化事業(神奈川県小田原市/13日・14日、23日)
●雑誌「地域創造」第33号発行(25日)

~新年のご挨拶~
財団法人地域創造理事長 梶田信一郎

 都道府県知事・市町村長の皆様に、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 昨年中は当財団の事業にご支援・ご協力をいただき、関係者の皆様には心から御礼申し上げます。
また、今も東日本大震災の被災者支援、復興に尽力されている皆様には心からの敬意を表します。

  私が理事長に就任して9カ月余りになります。この間、アーティストとふれあい活き活きとしている子どもたちなどと出会い、当財団の事業の重要性を肌で感じております。当財団では、アウトリーチという先進的な手法を用い、クラシック音楽のアーティストを学校などに派遣する「公共ホール音楽活性化事業」を1998年にスタートし、その後、同様の手法による事業を現代ダンス、演劇、邦楽でも実施し、これまで延べ750を超える団体において行ってまいりました。当財団の役割は、地方公共団体の共同組織として、新しいモデル的事業を提示し、皆様のご理解により普及を図っていくことだと考えています。これからも地域の声に耳を傾け、事業の充実、普及のために尽力してまいりたいと思っております。

  当財団のもう一つの重要な役割は、地域の文化・芸術環境づくりを担う人材の育成です。公立文化施設の活性化のためには、昨年6月に施行された、いわゆる劇場法にも示されているように、専門的能力を有する人材の養成・確保や職員の資質の向上が不可欠です。当財団では、設立以来、文化政策担当職員や劇場・ホール等の事業担当者などを対象とした研修・交流事業に力を入れてまいりました。今後も、地域の人材の育成に一層のご協力ができればと考えています。

  当財団では、地域における文化・芸術の役割を理解していただくため、これまで様々な調査研究を行ってまいりましたが、昨年、「文化・芸術を活用した地域活性化に関する調査研究」の報告書を取りまとめております。この報告書は、全国各地の多くの事例を検証し、提言を行ったものですが、文化・芸術は、安心・安全、福祉、教育、観光・商工、地域の環境、地域・コミュニティなど、幅広い分野に大きな効果をもたらすことが明らかにされております。各地方公共団体におかれては、この報告書を活用され、文化・芸術の力を活用した元気な地域づくりに、是非チャレンジしてみていただければと思います。

  文化・芸術の振興による創造性豊かな地域づくりのために最大限の努力をしてまいりたいと考えておりますので、引き続き皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2013年1月

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