一般社団法人 地域創造

講座・シンポジウム・募集等

データの見方
情報は地域ブロック別に、開催地の北から順に掲載してあります。
開催地/finger.gif地域創造の助成事業
開催地の下は事業運営主体、住所、電話番号、担当者名の順に記載してあります。
太字部分が事業名で、以下、内容を紹介しています。

地域の伝承文化にふれる機会を提供
せんだい演劇工房10-BOX開箱10周年記念
「卸町芝能&古典芸能ふれあい祭」

 今年で開館10周年を迎えたせんだい演劇工房10-BOXが、能楽を中心とした古典芸能を紹介します。開館当初から東北の地に根付いた芸能がもつ演劇的な魅力を研究・紹介してきた10-BOXでは、郷土固有の豊かな伝承文化に普段ふれる機会が少ないことに対して危機感を抱くと同時に、その魅力を広く紹介し、楽しく実感してもらいたいと模索。そこで、伊達政宗も能と深い関わりをもつなど、仙台に能が根付いている歴史的背景があることから、10周年記念事業で古典芸能を取り上げます。
 当日はお祭りの出店のように並んだブースで、能体験をはじめ、装束の着付け、能面制作やお囃子のワークショップなどを多角的に楽しむことができる「古典芸能見本市」、石巻市雄勝町に600年以上伝わる雄勝法印神楽、仙台少年少女能楽団による舞と謡が登場。最後は、卸町公園で能楽・芝能『殺生石─白頭』が満月の下で舞われます。

 

●仙台市
[日程]9月1日
[会場]卸町公園、せんだい演劇工房10-BOX、能-BOXほか
[問い合わせ]せんだい演劇工房10-BOX
Tel. 022-782-7510
http://www.gekito.jp/

風土や先人の知恵を未来に繋ぐ
栃木県益子町「EARTH ART FESTA 土祭2012」

 益子焼で知られる栃木県益子町で、新月の9月16日から満月の30日までの15日間、窯業や農業の「土」など町の歴史や風土をテーマとしたフェスティバル「土祭(ひじさい)」が開催されます。
 土祭は、2006年に策定された町の「ましこ再生計画」の一環として官民協働のプロジェクトを立ち上げ、2009年にスタートしました。町民参加の企画運営チームも発足し、現在は約130人・28チームが企画運営を担うほか、町内外300人以上のボランティア「ヒジサポ」も加わって本番に向けて準備を進めています。
 2回目の今回は、益子駅前の本通りから歴史ある窯元が連なる道祖土地区にかけて、31の土祭企画と40の地域住民によるプロジェクトを予定。古民家や商店、空き店舗、神社などを会場に、益子ゆかりの作家による作品展示をはじめ、特設の土舞台での伝統芸能演奏会、土人形や光る泥団子ワークショップ、セミナーなどを開催。さらに、地元野菜の直売市場や農村カフェバーがオープンするなど、益子の生活に寄り添う多彩な企画が盛りだくさん。また、非電化の冷蔵庫づくりや間伐した竹によるテントの使用など、環境に配慮した暮らしの提案も。空き店舗が地域コミュニティ「ヒジノワ」としてギャラリーやカフェとして再生するなど、土祭をきっかけとした新たな展開も始まっています。

 

●栃木県益子町
[日程]9月16日~30日
[会場]益子町内各所
[問い合わせ]土祭事務局
Tel. 0285-72-8873
http://hijisai.jp/

10年分の感謝を込めて
~りゅーとぴあ・1コイン・コンサート10周年記念~
「全国1コイン・コンサート・グランプリ in NIIGATA」

 全国に先駆けてりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館が1コイン・コンサートを始めて10年。今では各地のホールで開催される定番プログラムとなっています。中でもそのクオリティの高さや観客動員数に定評のある三重県文化会館、兵庫県立芸術文化センターと連携し、各館担当者がお薦めするアーティスト4組がりゅーとぴあに集結して10周年記念コンサートを開催します。
 りゅーとぴあでは2002年、土日や夜のコンサートに来られない人にクラシック音楽を届けよう、有望な若手アーティストに演奏の機会を提供しようと、平日昼間に入場料500円の1時間コンサートを企画。今では市民にもすっかり定着し、看板事業とも言えるシリーズに。
 「始めた当時はまさかここまで広がるとは。10年分の感謝の気持ちをお伝えし、観客・出演者・職員が一緒になって楽しめる公演にしたいですね」(担当の中尾友彰さん)

 

●新潟市
[日程]9月13日
[出演]GONNA(和太鼓×マリンバ)、石橋栄実&佐藤明子(ソプラノ&ピアノ)、横坂源&北村朋幹(チェロ&ピアノ)、カルテット・スピリタス(サクソフォン四重奏)
[会場・問い合わせ]りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
Tel. 025-224-7000
http://www.ryutopia.or.jp/

カテゴリー