平成25・26年度「公共ホール現代ダンス活性化事業(ダン活)」
登録アーティストのご紹介(50音順、ソロ・デュオの順)
●田畑真希(たばた・まき)
3歳からクラシックバレエを始める。高校生の頃、トゥシューズを履いて踊ることに疑問を感じ、さらなる表現を追求するため桐朋学園短期大学演劇科に入学。演技、日舞、狂言、アクロバット等さまざまな表現を学ぶ。紆余曲折を経て再びダンスの世界へ。2007年より振付家としての活動を始め、横浜ダンスコレクションR2009にて「未来に羽ばたく横浜賞」「マスダンザ賞」をダブル受賞。自身の主宰カンパニー「タバマ企画」を立ち上げ、国内外で精力的に活動中。
●田村一行(たむら・いっこう)
1998年大駱駝艦に入艦。舞踏家・俳優である麿赤兒に師事。緻密な振付で構成する作品は、新たな舞踏の可能性を示し注目されている。2008年、文化庁新進芸術家海外留学制度により、フランスのジョセフ・ナジのもとへ留学。舞踏の特性を生かしたワークショップは幅広く好評を博している。演劇作品などへの客演も多数。第34回舞踊批評家協会賞新人賞受賞。
●矢内原美邦(やないはら・みくに)
ニブロール主宰。日常の身ぶりをモチーフに現代の空虚さや危うさをドライに提示するその独特の振付は国内外での評価も高い。2009年日本ダンスフォーラム大賞受賞。演劇、劇作にも挑戦し、『前向き!タイモン』で第56回岸田國士戯曲賞を受賞。またアート作品の制作・展示をoff-Nibroll名義で活動し、世界各地の美術展にも招聘されている。
●山賀ざくろ(やまが・ざくろ)
幼少からからだを動かすのが好きで、高校在学中は器械体操部に所属。ダンスを始めたのは25歳の時で、わりと遅めのスタート。2002年、43歳にしてJCDN「踊りに行くぜ!!」で突如全国デビュー。一歩一歩を確実に、マイペースな長距離ダンサー。そのいい具合に力の抜けたダンスは、老若男女、世代を問わず魅了する。
●赤丸急上昇[赤松美智代(あかまつ・みちよ)+丸山陽子(まるやま・ようこ)]
2005年に赤丸急上昇結成。みかんの国のコンテンポラリーダンサー。お面を被って結婚式や宴の席にも出没。漫画みたいなダンスを身体を使い切って踊る肉体派。これまでに国内外10都市以上で作品を上演してきた。その他、車いすダンスへの振付や、知的障害者施設での楽しいダンスプロジェクトを行うなど、日々活動中。愛媛大学非常勤講師。
●勝部ちこ(かつべ・ちこ)+鹿島聖子(かしま・しょうこ)
二人は、コンタクト・インプロヴィゼーショングループC.I.co.(しーあいしーおー)を主宰する。「ふれあう事から始まるダンス」として、国内外各地でのワークショップや公演、国際フェスティバルの開催等を行ってきている。保育園、小学校、大学、公共ホール、企業の研修・採用試験の面接WSなどでも活動を行い、CIをベースに「コミュニケーション」「身体」「社会性」について研究を続けている。
●坂本公成(さかもと・こうせい)+森裕子(もり・ゆうこ)
[Monochrome Circus]
京都のダンスカンパニーMonochrome Circusを率いる二人は、日本でのコンタクト・インプロヴィゼーション指導の第一人者でもある。「掌編ダンス集」と銘打った大小の作品群をはじめとする多くのレパートリー作品を、国内のみならずヨーロッパをはじめアジア、アメリカなど世界各地で上演しているほか、「瀬戸内国際芸術祭2010」での『直島劇場』などサイトスペシフィックな作品も創作。