公共ホール現代ダンス活性化事業(ダン活事業)では、事業実施団体の担当者に向けた研修会を、それぞれの地域で事業を実施する前年度に2回開催しています。平成24年度にダン活事業を実施する予定の8団体の担当者を対象とした研修会は、11月に1回目の研修会である「基礎知識編」を開催し、ワークショップ体験やディスカッションなどを通して、コンテンポラリーダンスへの理解を深めたり、ダン活事業をそれぞれの地域で実施する意義を再確認したりしました。
続く2回目の研修会は「アーティストプレゼン編」と題し、横浜赤レンガ倉庫1号館で1月11日(水)、12日(木)に開催し、平成23・24年度の登録アーティスト8組によるプレゼンテーションを行います。
この事業では、コンテンポラリーダンスのアーティストとコーディネーターをそれぞれの地域へ1週間程度派遣し、実施団体の担当者と共同で企画した地域交流プログラム(学校や福祉施設等でのアウトリーチ、ホール内での公募制ワークショップ)と公演を実施します。このプレゼンテーションは、即興での踊りの披露やワークショップのデモンストレーションなど、毎年、アーティストごとに異なるバラエティーに富んだ内容となっており、「100人いたら100通りの踊りがある」、「どんな動きもダンスになる」と言われるコンテンポラリーダンスの魅力とそのアーティストを知る絶好の機会となっています。
このプレゼンテーションは、平成24年度にダン活事業を実施する予定の団体が地域への派遣を希望するアーティストを選考するために、2回目の研修会のプログラムの一部として実施するものですが、今後、ダン活事業の実施を検討されている団体のご担当者などの見学も受け付けています。ご興味のある方は担当までお問合せください(なお、見学はプレゼンテーションのみとさせていただきますのでご了承ください)。
「公共ホール現代ダンス活性化事業」第2回全体研修会&公開プレゼンテーション概要
[日程]平成24年1月11日(水)15:15~/12日(木)10:30~
[会場]横浜赤レンガ倉庫1号館 2階スペース(横浜市中区新港1-1)
[内容]各アーティスト30分程度のダンスのデモンストレーションやワークショップ体験など。
1月11日:新井英夫、岩淵多喜子、田村一行、坂本公成+森裕子(Monochrome Circus)
1月12日:遠田誠、鈴木ユキオ、山田せつ子、ほうほう堂(新鋪美佳+福留麻里)
●公共ホール現代ダンス活性化事業に関する問い合わせ
芸術環境部 栗林・関本
Tel. 03-5573-4055・4077
dankatsu@jafra.or.jp