ステージラボは、公立文化施設等の職員を対象とした、少人数ゼミ形式の実践的な研修事業です。ワークショップ等の体験型プログラムやグループ討論など、講師と参加者の双方向のコミュニケーションを重視したカリキュラムに集中して取り組む、充実した内容です。
今年度は、栃木県総合文化センターで開催します。東日本大震災の影響により、今年度唯一のステージラボ開催となります。概要は以下のとおりです。詳細は、同封の募集要領でご覧いただけるほか、当財団ウェブサイトからもダウンロードが可能です。
皆様のご参加をお待ちしております。
［日程］2012年2月21日（火）～24日（金）
［会場］栃木県総合文化センター（栃木県宇都宮市本町1-8）
［募集締切］11月25日（金）
◎ホール入門コース（定員20人程度）
［コーディネーター］草加叔也（有限会社空間創造研究所代表取締役）
［対象者］公共ホール・劇場で、業務経験1年半未満の職員の方
［コース特色］劇場やホールが数多くある都市もあれば、公立のホールが唯一文化芸術の息吹を感じられる地域もあります。私たちは“公設の施設”として、それぞれの地域に必要な「事業」「運営」「組織」のあり方を改めて考えるきっかけにしたいと考えます。
◎自主事業Ⅰ（音楽）コース（定員20人程度）
［コーディネーター］児玉真（財団法人地域創造プロデューサー／いわき芸術文化交流館アリオスチーフプロデューサー）
［対象者］自主事業を実施している公共ホール・劇場で、業務経験が2～3年程度の職員の方
［コース特色］公共ホールの課題と思えることから、2つを一緒に考えます。ひとつは広報をどう考えるか、もうひとつは親の世代からの要望が多い幼児向けのプログラム。アウトリーチ手法をホール事業にも活かすことを考えていきます。
◎自主事業Ⅱ（ダンス）コース（定員20人程度）
［コーディネーター］佐東範一（NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク（JCDN）代表）
［対象者］自主事業を実施している公共ホール・劇場で、業務経験が2～3年程度の職員の方
［コース特色］言葉が生まれる前から、人間は身体表現によって意思伝達を行ってきました。ダンスを鑑賞するだけのものではなく、人と人のコミュニケーションの媒介として考えると、公共ホールにとって多くの可能性が生まれてきます。
●ステージラボ栃木セッション申し込み方法
当財団ウェブサイト内の「様式箱」→「ステージラボ」より募集要領と応募書類をダウンロードし、必要事項をご記入の上、メールまたはFAXにてお申し込みください。
https://www.jafra.or.jp/project/training/01.html#boshu
◎お申し込み・問い合わせ先
芸術環境部 村山・池田・角南
Tel. 03-5573-4068
kensyu@jafra.or.jp