この事業は公立美術館等職員を対象とした研修です。ステージラボと同様、少人数形式によるセミナー、グループ討論やワークショップなど双方向の研修を通じて、公立美術館の現状や今後のあり方を議論し、芸術活動の環境づくりに取り組む人材の育成と、相互交流の促進を目指します。また、全国の先進的な取り組みで注目される公立美術館を会場とし、開催館が行う先進的事業の体験を通して、美術館を拠点とした地域交流型事業の新しい手法を学びます。
今年度は、12月7日～9日の3日間、埼玉県立近代美術館で開催します。コーディネーター、募集対象者、内容等は以下のとおりです。詳細は、財団ウェブサイトより募集要領をご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております。
［募集締切］平成23年9月30日（金）
［コーディネーター］建畠 晢（埼玉県立近代美術館館長）
［対象者］公立美術館等において、主に学芸業務を担当する職員の方
［定員］15～20人
［内容］美術館が地域社会といかに関係を構築するか、商店街との連携プロジェクトや他ジャンルとの横断的な企画の体験などを通して、皆さんと美術館の可能性について検討します。
●埼玉県立近代美術館
1982年に開館。モネやピカソ、藤田嗣治、横山大観ら巨匠の作品と、日本の近代美術をリードした埼玉ゆかりの美術家の作品を所蔵・公開。2006年「人々が集い、参加し、交流するための基地となります。」と定めたミッションに基づき、美術館友の会（Fam's）、美術館サポーターや彫刻ボランティア、SMF（サイタマ・ミューズ・フォーラム）など、芸術や地域活動に携わる支援者たちとのさまざまな協働を行うほか、県内のミュージアムを繋ぐ拠点館の役割も担っている。
●アートミュージアムラボ
◎申し込み方法
当財団ウェブサイト内の「様式箱」→「アートミュージアムラボ」より募集要領と応募書類をダウンロードし、必要事項を記入の上、メールまたはFAXにてお申し込みください。
https://www.jafra.or.jp/project/recruitment.html
◎問い合わせ
芸術環境部 津田・角南
Tel. 03-5573-4093